何か、今月は偶然ですが、更新曜日が定まってしまいましたね。ほんとに偶然ですがね。
さて、ゲルギエフの新譜です。今回はショスタコーヴィチの交響曲。特に《交響曲第15番》は、私が一昨年サントリーホールで同指揮者同オーケストラによる演奏を聴いているだけに、ある意味楽しみにしていたCDです。あのときの演奏は、決して悪くはなかったものの、ムラヴィンスキーの名演CDを耳にしてしまっていたので…(ここ参照)。
早速この新譜、聴いてみましたが、ひとつひとつのフレーズがじっくりと丁寧に扱われています。諧謔さなど微塵もなくね。それが、例えば《交響曲第1番》では、ショスタコーヴィチ19歳時の作品とは俄かには信じられないほどの年輪を感じさせる仕上がりにつながっているように思います。しかし、両曲通じて、充実した演奏が展開はされているのですが、反面ある意味同色系の連続にも感じられるときもあり、もっと強烈な何かを求めたくなるときも。
まあ、とはいえ期待を裏切るCDではなく、今年の「オール・ロシアン・プログラム!」と銘打たれた来日コンサートも楽しみです! 私はその中のショスタコーヴィチが演奏されるものに行く予定ですし(本当は翌日に演奏されるストラヴィンスキーの《春の祭典》も是非聴きたいのですが、仕事で…。)。


