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2006年07月29日

ウェザー・リポートの真実5

5ac1ef6b.JPG 昨日、『ウェザー・リポートの真実』(山下邦彦・編)という博物誌を購入しました。税込みで5,250円と決して安い買い物ではなかったのですがね。

 これは、『キーボードマガジン』で昨年連載されていたものが土台になっています。実は、この雑誌をこの連載を読むために購入したこともありました。このときから単行本化されればいいなぁ〜って、結構強く思っていたのですが、それが大幅に加筆・修正されて刊行されるとなれば、もう買うしかありません。

 職場近くの結構大きめの書店2店には置いてありませんでした。う〜ん、値段からしても一般的な書籍ではないのでしょうかね。しかし、あまり期待せずに入った、ちっちゃな楽器店にはありましたよ。お〜! って感じでしたね。

 まだ目を通した程度ですが、ザビヌルの人生あり、マイルス・デイビスやウェザー・リポートなどとの裏舞台を覗き見でき、そして直筆楽譜などを駆使しての楽曲分析が充実。まあ、楽曲分析のところは、彼の著による『楕円とガイコツ』もあわせて読んでおいたほうがいいかもしれません(読みやすいとは言えませんがね。これも結構厚い本だし。)が、とにかく読み応えと見応えがある、まさに博物誌ってところでしょう。

 やはり私にとっては、特にマイルスとのかかわりに関心があります。その意味から、《イン・ア・サイレント・ウェイ》や《ファラオズ・ダンス》の直筆楽譜など、そしてそれらの作品背景は刺激的でした。また、マイルスがらみではありませんが、《バードランド》の直筆楽譜も興味深かったね。

 この書籍、これからじっくりと読んでいきたいと思います。そして、それが私の音楽制作・鑑賞を豊かにするものになれば! そう思います。あと、8/12、ブルーノート東京で接する予定のザビヌルのステージもますます楽しみになりました。

2006年07月25日

音楽の女祭り=『Breach!!』

Breach!!』、これは石井里佳が所属するレーベルでもある。

7月30日、川崎のクラブチッタでのイベントが、僕の初参戦となる。

テストが終わった今日、めったにしない『予習』をしておこう。


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タグ:石井里佳

2006年07月16日

(擬似!?)セレブな一日4

9c06f08a.JPG 昨日は上京した某D氏と、芸術に触れたり、クルーズでティータイムを過ごす(なんちゃって)セレブな一日を過ごしました。

【7/15 ルーヴル美術館展 於:東京芸大大学美術館】
 今回は、特に目を引く作品はありませんでしたが、通称《アルルのヴィーナス》の造形美はさすがでした。しかし、特設スクリーンにて立体視で公開された映像を見てみると、より官能的に計算された造形美を誇る《ミロのヴィーナス》の方をぜひ生で見たい! と思わされました。

【7/15 大友直人/東京so. 於:東京芸術劇場】
 「シンフォニー モデルナ」で東京湾クルーズをノーブルに堪能した我々は、セレブな一日の締めとして、船の名前にちなんで(!?)、クラシック音楽を聴きに行くことに。

・交響組曲「野人」/渡辺浦人
・キメラ(初演)/ディロレンゾ
・ファイヤー・ダンス(アンコール)/ディロレンゾ
(休憩)
・バレエ音楽「春の祭典」/ストラヴィンスキー

 なお、《キメラ》は金管5重奏とオーケストラのための協奏曲で、センターシティ・ブラス・クインテットが参加しています。さらに、アンコールは彼らだけで行っています。

 さて、この演奏会、特に問題のある演奏を展開したわけではありません。センターシティ・ブラス・クインテットも、特にアンコール曲では手馴れた快演を聴かせ、大友&東京so.のコンビも、特に《春の祭典》では曲の素晴らしさを我々にあらためて感じさせてくれました。そうです、健闘しているといってよいでしょう。しかし、それ以上のものではなかったことも事実です。今回のサッカーW杯における日本代表が世界を驚かせるのには至らなかったのと同様でしょうか。日本のFIFA世界ランキングは49位に暴落しましたが、まだそんな実力ってことです。一流に向けて、さらに精進していかないとね。

【追伸】
 今日、私の廃れている(?)老舗のホムペが40,000ヒットを達成しました。どうもありがとうございます。今現在、新興であるこのブログしか更新できていないような現状で、失礼にならないように何とか! と思ってはいるのですが…。
 

2006年07月14日

勘違いロード・第三章〜『確信犯』と『天然』のあいだ〜【#29/13日/恵比寿・天窓.switch/az"出演ライブ】


今回の追跡基準は、『az”』。ギター&ボーカルのアッコさんとピアノ&コーラスのトモコさんの二人組。

テーマは、『asとの勘違いから生まれた出会い』を結実させることにある。

それまでのリサーチによれば、『ダブルボケ』らしいことと、例のアルバム『うたいびとのきせき』の収録曲『中華料理〜幸せの素〜』だけである。

フライヤーがえらい可愛く作られていた。

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2006年07月06日

ブラボー! コバケン5

49c8178a.JPG【7/5 小林研一郎/ハンガリー国立po. 於:サントリーホール】

 これ、もしかしたら私が首都圏で接したオーケストラ演奏会の中では出色のものだったのでは!

 7月5日、仕事で東京に来ていた友人S氏と夕方会うことになっていました。その際何か企画を! ということでこの演奏会がいいと思ったのですが、Loppi等でチケットを購入しようとしても完売との表示が…、う〜む。しかし、いい演奏会になりそうな予感がしていた私は、何か諦めることができず、雨が降りしきるこの日、サントリーホールに行ってみました。そうしたら、S席とA席にまだ余裕があり、当日券を販売するとのこと。お〜、早速S氏とサントリーホール前で待ち合わせをすることにしました。

・ガランタ舞曲/コダーイ
・ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18(pf:ゾルタン・コチシュ)/ラフマニノフ
(休憩)
・交響曲第4番ヘ短調Op.36/チャイコフスキー
【アンコール】
・ハンガリー舞曲第1番&第5番/ブラームス

 結局2階席(Cブロック)のやや後ろに陣取りました。そのためか、コダーイではちょっと音が遠く、ラフマニノフでは混濁して聴こえました(トゥッティの箇所でのピアノが弱く感じました。表現もかな。だからでしょうか、コチシュに対してかな? 約1名がブーイングしていたような。)。しかし、一番期待していたチャイコフスキーでは違った! 音響的な不足はほとんど感じませんでした(まあ、管セクションで、もうちょっと弱奏の方が良かった箇所も若干なかったわけではありませんが。)。表現面では、輪をかけて情熱溢れる指揮ぶりで、情感いっぱいの歌わせ方・響きに心を熱くしました。各奏者たちも気合が入っていたようです。まあ、第3楽章だけはもう少しリズミックな方が良かったですが、終楽章、圧倒的なアッチェレランドでこの曲が締めくくられようとしている中、私は最後の和音が鳴り終わらないうちに拍手しそうになってしまう程の満足感を得ていました。

 さらに、コバケンのウイットに富んだオケ紹介からアンコールにかけての演出により、この日の演奏会がさらに印象深いものとなりました。ふっと温かな余韻が付いたというのかな。とにかく、このチャイコからアンコールにかけての演奏で、この日の演奏会は私が出会った中でもベストを争うクラシック・コンサートとなりました。S氏も、自身が体験した中でも一番と言っていましたしね。最後はスタンディング・オベーションでコバケンらを讃えました。

 会場を出ると雨はすっかり上がっていました。爽やかな風が心地良かったなぁ〜。