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2006年05月25日

ナベサダとRHファクターの新譜4

302264b9.JPG【『ワン・フォー・ユー』 / 渡辺貞夫】
 
 昨年10月、「BONA & SADAO」と題されたライヴを収録したアルバムです。このリチャード・ボナと貞夫さんのコンビによる演奏では、私が今まで接した彼らのアルバムからでもライヴからでも感じられた印象そのままの、温かい、幸せな空間に触れることができました。こんな世界を表出できるミュージシャンって、稀有だと思います。

 ただ、日本人ジャズに対して高い評価を下さない方々もいます。曰く、「スケールが小さい。」「いざ海外勢にセメント・マッチでやられると、……かわいそうになった。」等々…。たしかに、ナベサダとボナとの初共演アルバムである『SADAO 2000』では、ボナの音楽性の方が貞夫さんより前面に出てしまっていましたがね。さらに、渡辺貞夫のプレー自体にも、リズムのノリ・キレの悪さ、トーンの不安定さはあります。「世界の〜」というキャッチ・コピーがついたナベサダでさえそうなのですから、そういった意味では、上記の評価はその通りともいえます。もっと付け加えれば、何かを突き抜けた、新しい音楽が生み出されているテンションも感じられませんし。

 でも、やっばりここで展開されている温かい世界に浸ると、幸せな気持ちが充満することもまた事実です。元SAX吹きとして、おじいさんになって、こんな風にもSAXを吹くことができたなら…。

【『ディストラクションズ』 / RHファクター】

 昨年8月、「東京JAZZ」で何かいい感じのトランペット・ソロを繰り広げていたロイ・ハーグローヴ。その彼の率いるヒップホップ系プロジェクトであるRHファクターの新譜がこれです。まあ、ここに新しいジャズへのヒントが隠されているかもしれません。

 実は以前、RHファクター処女アルバムをショップの視聴コーナーで聴いたときは、いいんだけど、もの足りず、ぴーんとこなくて、結局購入しませんでした(どういった点がそうだったのかはよく覚えてはいませんが。)。でも、今回の『ディストラクションズ』は、冒頭からいい感じと引きつけるものがありました。黒い、お洒落なサウンドは、こんな曲を自分も作ってみたいと思わせるものです。

 でも、処女作と今作での違いはどこにあるのでしょうか? まあ、想像によるところもあるのですが、今作でも共演しているディアンジェロ。以前、ロイは逆に彼の『ヴゥードゥー』というアルバムに参加していましたが、そこでのロイの存在感はそれほど大きくないように感じました。しかし、今作ではディアンジェロのナンバーでもロイは大きな存在感を示していました。とすると、鍵はロイ自身の成長によるところにありそうです。

 しかし、曲単体で見てみても、アルバム全体としても、もっとより発展し、どこかにつれさらわれてしまうような展開性に欠けるのが残念かな。

2006年05月23日

一足お先に「原点回帰」【#19/22日/高田馬場・CLUB PHASE/石井里佳出演『silent music』】



まいったなぁ、こういうのは夏予定のみちよライブまでに取っておきたかったんだけどなぁ・・・(^^;

でもいいもん。久々の『立ち』ではっちゃけることができた。午前中の体育の授業でやったドッジボールの筋肉痛を忘れるくらいに。


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2006年05月23日

“天使”降臨の地に“歌姫”降臨【#18/21日/四ツ谷・四谷天窓/Tiny sun出演『天窓歌姫 第四十五話』】



つい最近知ったのだが、四ツ谷って“路上の天使”こと川嶋あいが上京して初めて路上ライブを行った場所なんだね。

偶然かどうか知らないが、四谷天窓では“歌姫”が降臨する宴が行われるという。それが「天窓歌姫」シリーズ。今回はその第45回目を観戦。


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2006年05月18日

東京ドームで巨人vsソフトBを生観戦2

73ca5cf3.JPG【5/17 セ・パ交流戦 巨人4-0ソフトB 2回戦 於:東京ドーム】

 私がプロ野球で応援しているチーム同士が対戦するカードです。昔から巨人ファンの私で、今もそれは変わりませんが、ここのところ、それ以上にソフトバンクを応援するようになっています。実際、2000年の日本シリーズ、このON対決として話題になった決戦で、私は長嶋率いる巨人ではなく王率いるダイエー(当時)に声援を送りましたからね。まあ、それには王監督の存在が大きいでしょう。私の小・中学時代の最大のヒーローは王選手でしたから。さらに、今年は違いますが、最近の巨人の野球自体がつまらなくなってしまっていたこともあったと思います。緻密さに欠け、球界の盟主としての紳士然とした立ち居振る舞いも失われ…。

 ですから、この日は、2階席最上段の3塁側、つまりビジター側(ソフトバンク側)で生観戦することにしました。とはいっても、ほぼ中央よりともいえる場所なので、両ファンが混在しています。また、そのことだけから来るものではないと思いますが、サッカーほど明確なホーム、ビジターの違いは感じられません。相手に対してのブーイングもないしね。

 しかし、試合自体はソフトバンクは全くいいところなく敗戦。逆に巨人側からすれば快勝だったと言えるでしょう。西村-林と巨人の若い投手の前にソフトバンク打線は沈黙…。う〜む、ソフトバンクの若手も奮起してほしい! 魅せたのは、ホームで捕殺した松中のプレーくらいで、さらに彼は2安打と奮闘しているだけにね。

 なお、ちょっと面白かったのが、巨人の星が代打に立ったとき。彼の名がアナウンスされ、間髪を容れずに『巨人の星』の主題歌が流れ、ドームがどっと沸きました。流れたタイミングが絶妙だったんだよね。また、巨人にダメ押しの4点目が入った直後でもあり、ドーム全体に余裕、ゆとりができたこともあるのでしょう。