西宮の木綿展交流会は2名追加で7名となりました。引き続きご参加お待ちしております☆


さて、本日は「川越唐桟」を初おろししました。

足し布をして長さを確保し、しっかりと水通しを施した単衣の男物に仕立ててあります。



染織こだまの木綿着物の取扱ラインナップには、川越唐桟「川唐(かわとう)」はありません。


と言いますのも、数年前に所要で埼玉まで足を運んだ際、川唐の取扱いの

可能性について調べるため、織元であった西村さんを訪ねたことがありました。


人気のある織物ですし、商品に対する好奇心もあり、お会いすることが叶いましたが、

その時点で既に生産が終わっており、長年連れ添って、ともに川唐を世の中に送り出して

きた奥様も、他界されているとの由。懐かしむように、少しさびしげな、ご主人の言葉。


確かに、そのとき西村さんの倉庫と、各小売屋さんの店頭在庫にまだ川唐はありました。


しかし、川唐を取り扱う小売店さんの中でも川越に居を置く2軒のお店は、神田さんを

はじめとして、川越唐桟というものをとても大切にしていらっしゃいました。


生産が終わり、残りわずかになった川唐。

後からやってきたよその土地の者が、いかに人気があり、売れるからと言って手を出す

べきではないと判断し、一点だけ、自分のためのものを求めて、西村さんを後にしました。


しばらく、店の棚で眠っていましたが、ふと思い立ち、この程仕立てることになりました。

さらりとしながら、温かみのあって肌になじむ織味。

同様の織のものは、まだ全国に何か所かあるのですが、感慨もあって気持ちが入ります。


あれからしばらく時が経ち、今は「新・川越唐桟」として、別の機で生産されている分と、

手織りで継続されている分が現役で流通しています。


木綿の着物も、まだまだ追いかけていくには広く深い世界。

いつか、木綿着物なら染織こだまだという域に行ってみたい、せめて日本でベスト20位に

入って、再生産可能な商品としての「普段着の着物」を商ってみたいものです。


先は長いですが、時間は待ってくれません。頑張ります。



これで川越の川唐オフにも行けるな。酒・ウナギ・芋。楽しみです。

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はすのやにっき-川越唐桟

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