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2010年01月29日

また思考がヒートアップしそうな伝統工芸品を思う状況、その時着物は動いた、か?

各地には、必ずしも事業ベースに乗っているとは言えない伝統工芸が沢山あります。


モノを残していくという作業がある一方で、形の無い技術であるコトを残していく保存活動。

それにまつわる愛着や、郷土のものを守りたいという情熱で受け継がれています。



毎日新聞や西日本新聞の報道で取り上げられたのは「後継者のいない伝統工芸品」。

福岡県などで、後継者の途絶えた伝統工芸品が指定解除になったという話題でした。


宮崎県でも日向焼や日向紬は生産が途絶えていますが、それ自体は指定を解除せずに

後継者が現れるのを待つために、情報発信を続けていくということでした。


今後、このように指定解除の動きが広がる可能性も否めません。

各都道府県のサイトにはそれらの一覧が掲載されていますから、一度ご覧になってみて下さい。

染織に関するものも多く、郷土学習の際に教わったものもあり、良い見直しになります。


しかし一方で、県指定クラスの伝統工芸品に経済的な支援はありません。

情熱を持ってしても、日々の暮らしとの天秤ばかりは余人の想像の及ぶところでは

なく、ほとんどの場合が何も出来ずその風化を見守るばかり。



ありとあらゆる業種が衰退していく上で、その理由の上位に挙げられる「生活の多様化」。

必要でないと判断されたものや、日常使いから外れ、いつしか忘れ去られていったモノ達。


引き戸が少なくなり、ドアノブが現れて、着物の袖口を引っ掛けて傷めることが増えたように、

暮らしの基本がモノにもたらす影響は計り知れません。


そして何より、地域のモノを地域の人が知らない。

これは決定的な危機だと感じています。

例えば、うちで取り扱っている木綿にしても、それが生産されている地域からの注文も多々。

一様に「手に入れる場所が無い」ということを伺います。


また、たまたま会話をする生産もとに住まわれている方(非着物関係)に至っては、よほど

メジャーなモノで無い限り、ご存じないケースがこれもほとんどです。

九州では大島紬・久留米絣・博多織は名前が通っているものと言えるでしょう。


生産総量では、確かに名前が津々浦々に浸透してしかるべきだと感じるそれらですが、

それ以外にも(染織)工芸品は数多存在しています。


保存会を設置して、技術の伝承を守る地域も多いのですが、一様に事業ベースということを

考えると非常に難しいといえるでしょう。



ある意味、呉服業という業種は、日本各地の染織工芸をバックアップする機能を持ちますが、

そのステイタスのみが一人歩きして、伝統工芸品指定や無形文化財指定が商品の単価を

不当に押し上げることに繋がってきました。残念ですが、現にそれは変わっていません。


生産者の出し値は変わらないのに、流通・小売で押し上げられる。

その「膨らまし」のダシにされることが伝統工芸の望ましい姿なのか。

売れる数が減る一方で、その分の穴埋めに走り単価を吊り上げる動きもチラチラ見えています。


そのあたりのカラクリが如実に現れているのがネット通販。


従来の動き

・通常の流通経路を通る間に小売価格が膨らんでいく


インターネット拡大とほぼ比例している動き

・バッタルートに流れたものが極端に安く売られる

・問屋業が小売を始める(問屋在籍者が独立し、少量を安価に仕入れる)

・小売業が流通を省く


適正価格の設定ということ自体が形骸化しているのには、このような状況があります。


いずれが生産を守る方々にベストな形態でしょう。

もちろん、大量現金購入や少なくても確実に現金払いをするパターンもあるにはありますので、

上記の項目をもって即判断とはなりません。



一応、流通の波に乗っている商品群でも現状維持すら難しくなっている現況。

直接販売や、地域の物産コーナーでの紹介や販売に頼るのみの工芸品や、まったく事業化の

目途が立たない(立たなくなった)品々は、この先残していくことが出来るのでしょうか。


それらが残らないとは思っていません。

ですが、残らないものが増えるだろうとは、思っています。


残し、継承していくべきか否かは個々のパターンによりますし、個々では論じません。

しかし、残すことが出来る可能性の模索は、どの品についても共通する光ですから、

なるべく皆さんと一緒に話していきたいと願います。


僕自身、知らなかった郷土のものは数多くありました。

そしてそれらが途絶しているものもあると判明したのは、そう昔のことではありません。

何が出来るか、本当なら背負わなくても何ら生きていく上で支障の無いことかも知れません。

しかし知ってしまった以上、考え、探り、動かねばと思っています。


モノだけではなく、そこにコトがあるから。



一般に認められた工芸品に対してだけ思いを致すわけでもない一方で、僕が抱く葛藤も

ただの感傷なのかもしれません。


未来はそんなに暗くない、と思って生きれば楽なもの。

ただそれが思考停止に過ぎなくなることが怖い。



結局は各人が持てる能力と裁量で、手の届く範囲をカバーするほか無いわけです。


着物に関して言えば、「着て出歩く」。このことが誰にでも可能な応援です。

それは断言できます。

他者の視覚から入って、影響を与える情報である以上、軽視できない手段であるはず。


様々な理由をつけて着ない呉服業者がいるのであれば、その真逆の行為である「着る」ことは、

ロジック的にも着物を現状維持・回復・衰退の遅延に効果があるはずです。

だって彼らが、一体着物産業をどうしてきたっていうんでしょうか。


と、ここまで書くと危険水域になってしまいますが、あえて書いておきます。

今まで何度も何度も議論の題材になって、それを訴えたユーザーの気持ちに「諦め」や「軽侮」

の気持ちを生んできた掲示板などをご覧になった方も多いと思われます。

全く着ない、着る気が無い着物ニートはもう何ともフォローしようがありませんが、それでご飯を

食べようと思っている人にはせめて「お願い」したいくらいです。



話は戻って「地域に根ざす伝統産業」のこと。

ここにもロジックが一つ。


果たして、その産業は今も「地域に根ざしているか」。


これは、地元の方が地元のものを知らないということに通じています。


まずは周りを見回していただきたいのです。

皆さんのお住まいの地域のものを愛することが出来たならば、それはその土地の環境であったり

風土であったり、歴史や文化、人に愛着を持つことに繋がるかもしれません。


三重県民ならば伊勢木綿や松坂木綿を着ることが、デフォルトであっても良いと思うのです。

そこに至らないまでも、それらを使用した製品を使って欲しいと思います。


そうした環境の中から、新たな工芸品も、或いは食なども生まれてくるのではないかと、

そんなことを日々思い続けているところです。



自分で書いていて暑苦しいのは承知しています、が。

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木綿着物!染織こだまS  児玉健作



宛ての無い私信

着物を着始めたころから僕を知っている皆さん、僕の進んでいる方向ってどうなんでしょう?

最近迷走しているような気もしてまして。

出来る範囲でできることをと言いつつも、それも単なる独善に過ぎないのではないか、

また自然淘汰に逆らっているだけではないのか、責任の無い独り言ではないのか。


悩まない、迷わない人だけが成し遂げられる世界というのもある気がしますし。

悩まず、迷わないことによって発生する軋轢もあると思うんです。


肩の力を抜こうとする一方で、自然体で全力を出せるような気がしません。

ある程度追い込んでやらないと出ない知恵もあります。


人は楽で気持ちの良い方向に向かいます。

これは、ある意味本能的なものですので、抗うことは困難でもあります。


着物が楽で気持ちよいものだと思える人は幸いです。それは僕自身も含めて。

この快楽原則を超えて、かつ問題をも包含できる思想ってあるのでしょうか。


この思考の迷路が続くと、ブログ書けなくなってしまうんですよね・・・。



2009年09月30日

明日で1周年♪基礎代謝のお話し・・・

TFCも明日でオープン1周年を迎えます!!
明日は【1周年記念大抽選会】としまして、来館者全員に空クジなしの抽選をしていただき、商品ゲットを狙っていただければと思っています!!

↑地域の情報発信スペースとして、たくさんの方にご利用いただいています。
ご自分のお店を宣伝したい、イベントのポスターを貼ってほしいという方、お電話にてお問い合わせいただければ、対応いたします。

尚、10月は【1周年感謝月間】としまして、いろんな1周年にちなんだイベントを企画しております。
お楽しみにして下さいっ!!さて、今日は基礎代謝の話をしたいと思います。

先月の末にTFC恒例の2ヶ月に一度の測定会を行いましたっ!!



ほぼ9割の方々は納得のいく成果が出ていたように思います。



月末の月曜日に測定会を行い、翌日の火曜日から説明とカウンセリングを実施しました! その中で一番お客様から多く聞けた意見はこんな感じでした・・・『体重はそんなに落ちてないけど周りの友達に痩せたねぇ~って言われるです。』 このように体重が落ちてないのになぜに痩せて見えるのでしょうか?



それは・・・ 体脂肪が落ちているからです。また同時に筋肉量が増加し、体のパーツパーツのラインにメリハリがついているから締まって見えます!! 良くこのような話しを耳にします。



筋肉が脂肪に変わる・・・



脂肪が筋肉に変わる・・・



実はこの両方とも実際には起こりません。



しかし、次のようなことは身体の中では起こっています。 脂肪が落ちたからといって筋肉がつくことはありませんが、筋肉が増えると代謝が良くなるのでそれにより、今までよりも体脂肪が燃焼しやすくなり、結果、体脂肪率も下がるというようになります。




筋肉は重いのでトレーニングをすると一時的には体重が増える方もいます。 その後、徐々に体脂肪が落ちていき、結果体重も下がっていきます。



見た目ではかなり痩せたなぁ~って思う方でも、実際に体重を聞くとそこまでの下がりではないんです。それは筋肉がついて基礎代謝が上がり、体脂肪がしっかりと落とせた証拠です。



基礎代謝量~人間が一日中寝てても消費するエネルギー量~が上がれば運動してない時の体内のエネルギー消費率も上がります。 太りにくい身体はこのようにして形成されていきます。



TFCではこの基礎代謝促進トレーニングをご案内していきます!



TFCオフィシャルホームページ
http://www.tfc-fitness.com

2009年04月28日

ガビーン!(皆様にお願い)

クスノキから作る天然樟脳(しょうのう)。


日本で福岡県みやま市で唯一生産。


NHKのこんな中継をご覧になった方は、

ぜひ教えていただけませんでしょうか?


・時間帯

・表現方法(唯一という文言があったか)

・その他わかる情報


可能な範囲で結構ですので。


コメント欄に書いていただくか

hasunoya☆gmail.com ☆→@へ

↑こちらにメールを下さいませ。

 

おそらく27日(月曜)の朝、列島中継か何かだったと思います。

(僕はそれを見ていません。伝聞だけでは抗議もできない。)



テレビの持つ情報発信力がおそろしいのは、

皆様重々ご承知だと思います。


全国ニュースで上記のようなことを報道されてしま

うと、数年にわたり樟脳生産に励んできた地元メ

ーカー、守り育てていこうとした地元の人間、広く

発信しようとした我々としては涙の出そうな話です。


何卒、よろしくお願いいたします。




宮崎県日向市で生産しています・・・

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2009年01月09日

続・地元紙コラム!その内容が「着物」

新聞コラム欄で着物の話題が取り上げられること

自体が大変画期的なことでったなぁ、と振り返り


さて、過日話題にしておりました、宮日新聞(地元紙)のコラム欄

で触れられていた「着物文化」について。

(宮日というのは、宮崎日日新聞のことで、信濃毎日新聞社を

「信毎」と略すのと同じようなものです。)


実は翌日、当ブログでそのことを書いていた裏で、その新聞の読

者欄に投稿をしていました。


そして9日の今日、それが投稿欄「窓」に掲載されています。


これが読者にどう受け止められるかは、わかりません。

が、ほんの些細なことでも主張できる場を与えていただいたことに

感謝しています。


以下、原文(投稿後は端々に校正が入っています)


1月4日付のくろしお欄「揺れる着物文化」を拝読しました。
サラリーマンから家業の着物店に入り約2年、普段に着物を

着るようになり7年程。
呉服屋の子だからではなく、いち着物好きとして楽しんでいます。

 昨年は当紙で読み応えのある『和のいろは』連載、窓欄も

着物の話題が増え、「着る派」として大いに共感し、励まされ

てきました。


一方で呉服業界へは「呉服屋が着物を着ない」「晴れ着偏

重」という疑問が。
前者については自身も使用しない物を販売することの不思議。
後者は、呉服の衰退要因には日常着としての着物を顧みて

こなかった経緯があると考えるため。


 近年、木綿やリサイクル品によって着物の間口は再び広が

りました。
数百円から数万円までの商品を何度も何度も着倒して楽しむ。
それは老若男女を問いませんし、世代間の交流をも生み出し

ています。

身近にあって着用する楽しみを堂々と発信できること、これこ

そが今の着物のニューウェーブだと信じます。



1月5日付の「はすのやにっき」記事

地元紙コラム!その内容が「着物」


宮崎日日新聞 1月4日付

「揺れる着物文化」 リンク (ウェブ版)




これからも、何らかの形で情報発信を続けていきたいと思います。

宮崎でも「ふだんぎ着物」の灯がともりますように。




投稿タイトル(宮日が付ける)「着物で世代間交流楽しんで」(笑)

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2008年11月29日

議員の資質(宮崎市ネタ)

宮崎市政関連ネタです。興味の無い方はスルー願います。


宮崎市では「コミュニティ税創出」「橘通り公園化」という、

全国的にも珍しく市民の関心を集める問題があります。


いずれも「誰が」「何のために」を知るための情報源が、

一般報道や市民のブログ、大型掲示板以外に少ない

現状が見受けられます。


その中で大きな当事者である市役所を除き、最も市民の

「声」を聞くべき、そして最も市民へ情報を発信すべきポジ

ションにあるはずの存在が市議会議員です。


ところが、


彼ら46人の情報発信力、その内24時間いつでも自由に

閲覧出来るツール、すなわちインターネットを情報発信に

活用している方は非常に稀です。


ざっと見渡して9名が自サイトを公開し、一定の更新頻度

を維持しているのがその内3名。

先述しました市民の知りたい「問題」について、解説したり

持論を展開している人間にいたっては1人いるかいないか。

橘通り公園化問題に関してはほぼ絶無と言って差し支え

ないでしょう。

(間違っていたら、是非ご指摘お願いします)


市当局や市長が橘通り公園化を既定のものとして、実現

に向かって動いているのは間違いないと見ていますが、

そこに関して市民はSNSで、大型掲示板で、放送局への

意見で、新聞の投書で意見を述べ交換しています。


その一方で、市民の付託を受けた代表であるはずの市議

会議員からの情報発信の物足りなさは度が過ぎています。


選挙の時に、任期中の実績をとって付けたように主張したり、

その時のみホームページを開設してみたり、更新したり。


いや、そういうことではなくて、日頃から市民は「知りたい」

のですよ。


ここをチラとでも覗いた市議や関係者が居たら、

情報発信にいかに取り組んでいるか教えて下さい。

現状で県議会議員のほうが、情報をいっぱい出しているって

おかしくないですか?



ちなみに[宮崎市議会 会議録 ]から、誰が何を言ったか

ある程度閲覧することが可能です。


しかし、「よそゆき」ではない生の声を、思いを知った上で

自分の意思を選挙に反映させたいと思っています。



存在感の薄すぎる宮崎市議会議員の皆さん、ネチズンは

自己主張できるまともな人を真剣に選んで投票するって、

知ってますか?




声が大きいだけで当選するのはおかしいよね。

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児玉健作


2008年09月10日

街の中の様子[宮崎ネタ]

本日、橘百貨店と山形屋をコアとした中心市街地の

合同売り出し「赤札市(赤幕市+黄札市)」が行われ

いるということで、久々に足を運びました。

(※余談ですがうちの立地は10号線沿いの橘通4丁目ですが、「中心」

  市街地という意識は無くその恩恵にあずかった記憶は無いです)


お目当ては山形屋で開催中のイタリア展、の食料品。

お陰さまで良い買い物が出来ました。


前宣伝では空前絶後と見えた赤札市ですが、通常の

セール期間と比べて少し寂しかったような人出でした。


ですが、宮崎の目抜き通りである橘通りは、なかなかの

賑わい。(もっとも、人通りではなく車が多かった感じ。)


橘通りといえば、今秋に一部公園化(二車線化)実験が

予定されていますが、以前公共交通機関で勤めていた

人間に言わせますと杜撰に見えます。


恒常的な措置として、片側3車線のうち1車線を自転車

専用道およびバスベイにするということですが、およそ

現実味がありません。


単純な想像で構いませんが、

「バス・トラック等の振動・騒音・排気ガスの近くでカフェ」

「バスベイの箇所では自転車が歩道に戻ってくる」

安心・安全な街の賑わい創出には無理があるような・・・。


ついでに言いますと、実証実験は暑くも無く寒くもない

11月のお休みの日です。(※3日と16日)


当該区間、日祝は平日に比べてバスのダイヤがおおよそ

20%ほど減少します。

かつ、事業用車両(運送トラック)も少ないし業務等でそこ

を通る車両も減りますので、車線減の影響は少なくなります。


このような条件で、これから毎日の生活に密接に関わる

計画を左右するというのは、いかがなものかと。


1人の県議会議員も指摘するとおり、平日の雨や寒い時に

同様の実験を行うことが必要なのではないでしょうか。


ただでさえこのようなアンケート結果 が呈されていると

いうのに、不可思議なほどの我田引水ぶり。



説得力のある説明。


これ無くして行政の施策は成り立たないと思うのですが。



市議会議員の情報発信が見えにくいのも、気になります。

「あいつらにはなーんも期待出来ん。」

って言われないようにしていただきたいものです。



   ― しばらく後に、続きます。




うちとて、努力はしているのだが

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