「セクハラ」とひとくくりにして言うけど、私みたいにいきなり強姦されるケースもあれば、嫌いな人に肩をポンと叩かれたセクハラもある

私は「セクハラ」という言葉が好きになれない 流行語のような使い方をされ、範囲も広すぎる
ただ、PTSDや、その後の精神治療が必要になったり、心に傷が残ったらそれは「犯罪」だ
犯罪なら裁判という手がある こちらに間違いが無いならば勝てる 少しの慰謝料はもらえる
それもいい弁護士といい裁判官に巡り会えれば…の話 合う合わないの話 これが現実

だけど裁判が終わっても、心や体の傷は治らない お金で傷は治らない
正しかったかどうかが証明されるだけのことでで、病気は治らない
裁判が終われば、終始味方についていてくれた弁護士もさっと消える
いきなりひとりぼっちで放り出される その後の生活も就職も何の保証もないまま結審する
放り出された後は、ひとりで自分との戦いが待っている
女性の性被害者のための自助グループなど地方には存在しない

私は裁判でどちらが正しいかを争ったけれど、不思議と裁判中も今も被告を憎いとは私も思えない
憎さよりも自分を持て余している方が強い
事件を忘れることも出来ず、それまで評価を受けて仕事をしてきた自分を忘れることも出来ず、病気であることの現実を受け入れなければならず、何よりもこれが生活のすべてに悪影響を及ぼしていること
あの事件が、悪の頑強であったこと でも時間は遡れない

忘れることなど一生かかっても決して出来ないのだから、私は絶対忘れないでいようと思う
病気になって初めて解ったこともたくさんあるのだから、それも受け入れていこうと思う
そんなふうに前向きに思える部分は一部あっても、生活は変えられない
「生涯労働不能」という現実は、かつての自分のように「自分の働いたお金で好きなものを買う」という普通の生活からも切り離されてしまった
この年で、国からの年金だけを頼りに生きている それが途絶えたら生活保護だ
生きることにさえ夢を見いだせない 何かを欲しいと思うことさえ罪に思える
それでも、生かされているのだから生きるしかないのだろう

今ハラスメント被害で心を病んでしまってる方、ひとりぼっちじゃないからね
受けてしまった傷はずっと消えない 無理して忘れようとなんてしなくていい
ただ、苦しかったと吐きだしてください
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吐きだすだけでも違うと思うの ひとりで誰にも言えずにいるよりずっといいと思うの

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大阪のカウンセリングサークルワイズ悩み相談「心ざわざわ」岡本理香です