縄文・弥生・古墳時代は海辺に近い丘陵地として多くの貝塚や前方後円墳が築かれました。
今までに118ヶ所に及ぶ貝塚や遺跡が発見され、その中でも堀之内貝塚・曽谷貝塚・姥山貝塚は国史跡に指定されています。
奈良時代になると国府台に下総国府が置かれ、その周辺には国分僧寺や国分尼寺が建立されました。
現在の市川市北西部地域は下総国における政治と文化の中心地だったのです。
また、真間に手児奈という絶世の美女がいたという伝説も伝えられています。
手児奈は日本最古の歌集である万葉集にも歌われた美女で、多くの男性に慕われつつも誰に心を添わせることもなく真間の入江に身を投げてしまったという伝説のヒロインなのです。
この市川市の歴史的な背景や長閑な環境・風土が好まれ、数多くの文化人が住んでいたっていうのもチョットだけ有名な話です。
ところが、最近になってJR市川駅南口の街並みが少し変わってきています。
あの鉄筋不足で世間を騒がせた「I-linkタウンいちかわ」が遂に完成したのです。
「I-linkタウンいちかわ」は分譲棟(45階建)と賃貸棟(37階建)のツインタワー構成で、小岩側が分譲、そして本八幡側が賃貸となっています。
建物内には老人ホーム・保育施設・図書館・行政サービスセンターなどが併設されていて、JR市川駅と2つのタワーはペデストリアンデッキで結ばれ、雨に濡れることもなく往来が可能なんだそうです。
自分の知っている街や景色が時代の流れと共にどんどん変わっていってしまう。
市川・本八幡エリアはガキの頃からの遊び場だったんで、何だかチョット切ないような寂しいような…。
松戸方面からは東京外郭環状道路の建設も進められています。
写真は京葉道路の市川ICに掲げられた看板です。↑
東京外郭環状道路は東京都心から半径約15kmの地域を環状に結ぶ道路で、都心から放射状に延びる各高速道路や主要国道を繋ぐことによって都心方向に集中する交通を分散して都心の交通渋滞解消や首都圏全体の交通の流れをスムーズにするというものです。
市川市では用地買収問題がまだ解決していないようですが、将来的には東京都世田谷区(東名高速)〜千葉県市川市(湾岸道路)までの約67kmを開通させるつもりでいます。
もし開通すれば、都内を通らずして東名や中央に入ることが可能となりますが…。
まあ便利は便利なんでしょうけど、マジ交通渋滞の解消になるのかな?
「やっぱ、これって無意味だったぢゃん!」
って、言わなくて済むよう願っています。
無駄遣いはよくありません。
何しろ莫大なお金が掛かってるんで…。
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