先日買った鯛丸ごと一尾の使いきりシリーズとしては最終編です。お値段の事をここで私が言うのは日記の意図とは違ってしまうのですが、記録として書きますと、天然物は養殖に比べて確かに値段的にはお高いです。が、それも水揚げやその日の市場の相場にも寄りますので、比較的買い求め安いと感じる時もあります。今回の鯛でしたら2kgくらいあったと思いますけど¥1000です。これを大人が二人で二日間でたっぷり堪能しながら頂いて一人¥250/日です。大人二人分の夕食のメインの魚が¥500で三品です。鯛は捨てる所が無い魚といわれていますので、どのような料理にしても美味しく頂けます。多分直ぐに大変だと感じる方が多いと
思いますが、料理の腕よりも如何に楽しもうとするかです。そう言えば、最近NKKの料理番組をラジオで聞いていて、年配のお婆ちゃん先生がゆったりと説明をしながら料理を進めていく様子が凄く心地よいのです。癒される口調なんですよね。声のトーンがとってもいいんです。で、紹介している料理は、今風というでもなくその先生の勧めたい料理というテーマなのか・・・。最近私の料理は「挑戦していない」と先日激励のコメントを頂きましたが、作っても食べても癒されるという料理がいいなぁー。などと思ったりしています。最近の料理がつまらなくなったという方もいらっしゃるでしょうけど、なんかラジオを聴くようになって今はそう思っています。
さて、レモン焼ですが、我が家では鯖(さば)や鰆(さわら)で作るのが定番でしたが、あれらは青い魚を目先を変えてあっさり食べる方法としては、レモン汁をかけて焼くというところまででした。Shigeさんのスペインのご友人のお母様が作られるこのお料理がずっと目標でしたが(参照)、この度遂に作ることができました(Shigeさんお先です^^)。塩も胡椒も使わない、鯛の持っている味にレモンだけです。下ごしらえしてレモンをよくしみ込ませた上で焼くだけですが、焼き上がりの直前にナッツとにんにくのすり潰したものを焼き汁と合わせたソースを掛けて仕上げ焼きをします。このナッツの風味と甘味が酸味の効いた鯛をまろやかな味に決めると思います。おもてなしには勿論、切り分けて少し頂くだけでも幸せな気持ちになります。本当に美味しくできました。Shigeさんは、自宅オーブンの能力との格闘をしばし楽しんでいらっしゃるようです。私はそれを見ていて(読んでて)次は絶対に制覇するだろうと思っています。両家ともなかなかこの取り組みが進まないのは、市場との兼ね合いとも言えます。きっかけをつかんで邁進しましょう!あの、家はまだ半身ですから、何時か丸ごとの鯛で食べられるようなお祝い事を楽しみに狙っています。
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材料(鯛頭なし骨つき半身分)
鯛・・半身
玉葱・・半分
じゃが芋・・大1個
レモン・・1個
オリーブオイル・・大さじ1
白ワイン・・30cc
水15cc
アーモンド(プードルかダイス)・・10g
松の実・・10g
にんにく・・10g
作り方
- 玉葱を1cmの櫛型に切り揃え、皮を剥いたじゃが芋は3mmの輪切りにする。
- 鯛の皮目に斜めに中骨まで包丁を斜めに入れて4本レモンを挟む切り込みを入れる。
- レモンを5mmの厚めに切って半月にし、種を取り出し鯛の切り目に挟み込む。
- オーブンの天板か耐熱の皿に玉葱とじゃが芋のスライスをバラバラに散し、オリーブオイルを振り掛け鯛を乗せる。
- 残りのレモンを鯛にまんべんなく絞りかけて10分ほど置いて味を馴染ませる。
- オーブンを200度に予熱し、鯛に混ぜ合わせた白ワインと水を振り掛けて焼き始める。
- 全体で25分焼きますが、15分後と20分後に焼き汁をスプーンで掬いながら鯛に回し掛けます。(15分よりも早くオーブンを開けても焼き汁があまり出ていませんので早く開け過ぎないこと)
- 焼いている間に擂鉢(すりばち)でアーモンドと松の実、にんにくをすり潰しておく。
- 20分後、皿の底に溜まった焼き汁を魚をうまく押さえながら擂鉢に移し、よく混ぜ、このソースを鯛に回し掛けてオーブンに戻す。
- 同じ温度で5分仕上げ焼きをして出来上がり♪
べスーゴ・アル・オルノの料理風景 by Shige
《Cooking Besugo al horno part 1》
《Cooking Besugo al horno part 2》



