taiko

「ド〜ン!!」
お腹に響く太鼓の音とともに、「曽於市総合大学開講式」が、財部きらめきセンターでありました。
生涯学習の推進を進める曽於市では、119講座の学習が6月から始まります。



私の担当するパソコン講座も、7月から開始することになっていますが、今年は、どんな方とお会いできるのか今からワクワクです。

それに先立って、今年は、落語家桂小金治さんの講演がありました。82歳という高齢にもかかわらず、あのパワーはいったいどこからくるんでしょうか。

その、講演の中で心に残ったこと。

戦前の貧しい魚屋の長男として生まれ、悪いことをすると父親に厳しく叱られた。その時の母親の言葉。

泣きながら小金治「なんでお父さんは、あんなに怒るの? ぼくが嫌いだから?」

母親「お前に、いい子になってもらいたいからだよ。お前が大好きだから、あんなに怒るんだよ。」

厳しい父親に叱られた時の母親のフォローがあって、やっぱり自分が悪いんだと気付かされたと小金治さんはおっしゃってました。


それからある日・・・

ハーモニカが欲しくて欲しくて「お父さん、ハーモニカ買って!」と頼んだそうです。

父親 「そんなもんいらん! 草笛があるじゃないか。」と・・・・父親は庭にある草を取り、上手に吹いて見せたそうです。 でも、小金治に急に吹けるわけがありません。いくら吹いても上手に吹けない。

小金治 「父ちゃん、吹けないよ」

父親 「一度や二度で吹けるわけない。そんなことでハーモニカなど吹けるわけがない。悔しかったら吹けるようになってみろ。まだまだ努力が足らん。」

それで、小金治は来る日も来る日も、練習したそうです。 とある日、「ピー」と音がしてなるようになった。 でも、まだ上手には吹けない。

小金治 「うまく吹けないよ。」

父親 「あのな、人並みの努力では人並みのことしか出来ないんだ。出来るやつは努力の上に辛抱という棒を立てるんだよ。それで初めて人よりうまくなるんだ。」

それから小金治さんは、毎日毎日練習を重ね、うまく吹けるようになったそうです。

小金治 「父ちゃん、吹けるようになったよ。」

喜び勇んで報告すると、父親は涙を流しながら

「頑張ったな。おまえは吹けるようになると思ってたよ。」といってすでに買ってあったハーモニカを取り出しプレゼントしたそうです。

小金治さんは、自分を信じていてくれていたんだという喜びと、やれば出来るんだという自信をこのハーモニカと草笛で学んだそうです。

なんでも簡単に手に入る最近の世の中、身にしみるお話で、会場もハンカチを手にする人が多かったです。私の目にも・・・・(ナイショ!)

そして、父親のお陰でこんなに上手に吹けるようになりましたと、すばらしい草笛とハーモニカの音色を披露されました。

こんなお話をされたかと思うと、とぼけて「今、どこまで話しましたっけ!
最近、年を取ったら物忘れがひどくてねえ!」

そして、しっかりと続きを話されて、さすが落語家、笑っり泣いたりのすばらしい講演会でした。

長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださった方ありがとう

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