
今思うと、ある程度自分の判断で動くようになった高校生の頃から、僕の生き方はすべて、すんなりうま
くいかない方が、結果的にうまくいっていることが多いと思います。
逆にすんなりうまくいってしまうと、絶対長続きせず、途中でぶっこわれてしまいます。
高校生活も最初はフラフラ。真剣に勉強に励むことができるようになったのは2年生の途中から。でも
なぜかその頃に仲間になった連中とは、今でも良き友人として続いています。
大学受験もことごとく失敗し、まったく志望していなかった学校・学部でしたが、受験生の時から必要に
迫られて勉強していたことや、大学のゼミで勉強したことは、結果的に今でも大いに役立っています。
就職した会社でも、最初メインの営業部に入れず、サブ的な営業部にいましたが、その間に仕事の仕組み
や商品知識を身に付けた結果、3年後メインの営業部に配属された時、同期入社の連中よりもはるかに良
い仕事ができるようになっていました。辞めてから早くも4年が経ちましたが、なぜかその会社の社長と
は今でも時々会ったり、意見交換をさせて頂いています。
こうした傾向は、僕の場合、恋愛にも言えるんです。
今まで自分でも真剣に付き合ったと思えるのは1人だけ。大学3年の途中から3年ほど付き合っていた彼
女だけです。その人に、僕は最初、何とも思っていませんでした。彼女の方が「面白い人」だと言って
くっ付いてきて、最初は面倒くさくて仕方がなかったんです。それでも「適当に付き合うのは悪いな」と
思っているうちに、気付いたら僕の方が熱を上げていました。
その後、何人かすんなり付き合いかけた女性もいましたが、長続きしませんでした。31でサラリーマン
を辞めてからは恋愛どころではありませんでした。
Be−yaはまだまだビジネスとしては全然うまくいってませんが、なぜか続いている上に、なぜか発展
しています。店長とは最初まさか長い付き合いになるとは思っていませんでした。彼は本来なら、今ごろ
は警察官になっているはずだったんです。が、なぜか今Be−yaにいて、僕にボロカスに言われながら
も続いています。
今、大切に思っている女性も、僕は最初何とも思っていませんでした。僕が熱を上げてからも、一般的に
言ったらとっくにフラれていてもおかしくないなと思うこともありました。
でもなぜか、お互い気持ちを話し合う機会を経て、ちょっとずつですが、以前とは「何か」が変わってき
ている感じがします。
こうしてみると、僕の場合、すんなりうまくいかないことの方に「何か」があるのかもしれません。
店長がよく言っています。「社長には無難とかトントン拍子という言葉は当てはまりませんね」
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