カレーですよ621、で行って以来(笑)寄り付きもしなかった六本木。
何しろ用がありません。で、なんかね、肌に合わないんだよなあ、ここら辺。
あ、ラオス大使館に行ったときは来ましたねえ。どこにもよりませんでした(笑)
チャンスは意外なところからやってくる物です。
カレーですよ。

おうちでコンピュータのディスプレイに浮かぶ、カレーと、海と、建物の写真と格闘していると電話の方にメールが届きました。
阿佐ヶ谷の「カルカッタカフェ」のじょーさんです。おや?なんだろう。
「ニルヴァーナのランチご一緒しませんか?」
おお〜〜!デートのお誘い(違うらしい(笑))いきます!いきますよお!
とても久しぶりでしたが、やっぱりちょっとときめくこのお店。

「nirvana NEW YORK」は1980年代(、、、だったかなあ?)にマンハッタンにあった、当時のスノッブがこぞって通ったという、たしかソーホーの廃墟のビルの上階にあった伝説的インディアンキュイジンレストランです。
当時の確かブルータスかなんかのコラムに出ていたかなんかで、ちょっといいなあ、と思ってて。
幼なじみの画家がそこらへんにアトリエを構えているので、遊びに行ってそこで食事をして、自画像を描いてもらいたい!、なんてことを考えてた頃があったんです。
ともかく、待ち合わせをして出発です。

やっぱりちょっと並びますが、待てる範囲の時間だったですね、今回は。
相変わらずきちんとした接客です。
席まできちんと案内されて、いすを引いてくれます。
白いクロスに白いお皿、銀色の重いスプーンとフォーク。こういうの、年に何回あるかしら、、、
とはいえブッフェです。自分でとりにいかねばなりません。

まずはこんな感じ。
バターチキンカレー
>一口食べて、とても感心してしまいます。大変洗練されている。あくまで滑らかで、スパイスのワイルドな感じやざらつきなぞ微塵もない。甘さより酸う味が勝っている、おいしくてとても上品なバターチキンカレーです。甘さと酸う味のバランスが素晴らしい。ともすると甘くなりがちなこの手の種類のカレー。酸う味とのバランスでさらりとさりげなく成立させています。上手だなあ。

マッシュルームのカレー
>これも独特の味わいです。こちらは香ばしい、ちょっと骨太な味わい。でもやっぱり洗練されていますね。変な出っ張りへっこみのないスムースな味わい。おいしいです。

キーマカレー
>ここのキーマは挽肉ではない感じです。粗くみじんにした肉の食感がボリュームを引き出します。キーマだけどお肉を食べている感が強い、おいしいひと皿です。マトンだと思うのですが、、、クセがないので一瞬なんのお肉だか判断がつかない。これまたスマートな仕上がり。

サラダはきちんとみずみずしい、おいしい野菜のグリーンサラダ。ドレッシングだって夢に出そうなお味(笑)
ご飯はさすがに高級ブッフェ。バスモティライスを使っています。それもピカピカでつるつるに炊きあがっており、なのにパラッパラ。いや、すごいね.
写真上にカルカッタカフェファンにはおなじみのNP登場(笑)かわいらしく同席してくれました。
ナンはテーブルにサーブされます。
このナンがねえ、またおいしいんだ。

全粒粉を使っているのだと思います。茶色っぽくて香ばしい、素朴なナン。
なのにこれが本当においしいんだよね。醗酵だけじゃない、粉だけじゃない、トータルとしてニルヴァーナのナン、になっている感じです。
粉もの、それほど想いが強くないボクではありますが、これには打ちのめされますね。
ジャガイモのポリヤル
>今日のソテーはジャガイモポリヤル。クミンが甘く香って穏やかな塩加減でおいしいですねえ。

チキンティッカ
>ばっかウマ!です。いやあ、本当においしい。ランチのブッフェテーブルにこれが乗っかっているというのは驚くべき事態です。うますぎです。肉の質も焼き加減もマリネの味も、最高ですね。まいりました。うまいよ、これ!正直追加のフィッシュティッカとタンドリーサラダをたのまなくても、このチキンティッカがあれば生きてゆける、、、そう思いました(けど、やっぱり頼んでよかった!そちら2つもやっぱりおいしい!)
カットレット
>ジャガイモかな。クロケット(コロッケ)風です。が、これ一つとってもバカにできない。ちゃんと隅々まで、すべての食べ物にてが入ってます。これは小小雨の聞かせ方が絶妙で、呼称って日常的に使うのだけど、うまく使うとこんなにパフォーマンスを発揮するスパイスはないんじゃないか、と思い知る、おいしい物でした。
そうこう言っているうちに、わずかなエクストラチャージ(300円と200円、だったかな)で追加注文できる2皿がやってきました。気分はお大臣、です。いやだって、デートだし(違うらしい(笑))

カジキマグロの串焼きと野菜のマリネ
>フィッシュケバブですね。これも上手だなあ。火の入れ加減とお魚のみのふわふわな仕上がりと。感激しますね。なんとおいしいんだろう。添えてある野菜のマリネ(きのこ、ですね、今日は)ががまた、これ一つで一品料理たり得る!と思わせる完成度。

野菜の串焼きと野菜のマリネ
>意外や、マリネしていないようで、上品な薄味。野菜の本来の味が焼かれたために凝縮されて、というがあります。野菜の甘さを引き出す素直なうす塩。これまたうまい。タマネギを食べたじょーさんが「あまーい!」と悲鳴を上げていました。
焦げ目の付き方から、これはタンドールではなくグリルで焼いた物なのかな?とおもいました。
もしくは串で焦げ目をつけているのか。おいしいですねえ。

デザートはこんな感じ。
これ以外にももう少し種類があって、大変充実していますね。
「らしい」インディアンスィーツ、がないのはちと残念。
でもマンゴームースおいしかったなあ。

タピオカミルクももっちもちで甘さ控えめでどんどんいけちゃう感じで恐ろしい。こんなに食べたあとなのに、、、
インドカレー、インドの料理と言うと、スパイスがとんがって、ホールのスパイスがぼこぼこ浮いていて、ワイルドでスパイシーで、というイメージの方もいると思うのですが(ボクはそういうのが好きです)ここの料理全般、西洋料理の洗練と同じニュアンスを持った、完成度の高いものです。
それゆえ、インド料理に馴れていない人など連れてきても、まったく抵抗なく、楽しく食事ができると思います。
この味に不満がある、という人は概して「インドジャンキー」だったりするのではないでしょうか。
インテリア、エクステリアは見るべき物があるよい物だし、サービスだってきちんとしています。
味は洗練を極めています。
2000円のランチが高いか安いかは別にして、この味とこのサービスをこの場所で受けられての2000円は安いと思います。
価値がありますね。
皆さんもデートのときに(違うらしい(笑))ぜひ選択肢に入れてみてください。
〜〜 地図(はぴいさんの東京カレーマップより)は >>
こちら 〜〜
※2008年2月28日時点の情報です。
ID:0007438047
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