スキンケアにオイルが使える話を以前に書きましたが、それじゃあ何がいいの?という方の参考になればと思い、リストアップしてみます。
その前に、オイルの使い方のお話をば。
・フェイスケア
顔に化粧水をなじませておく。手に1〜2滴のオイルを取り、両手のひらをすり合わせてオイルを温めたら、その手のひらを顔にそっとあてるだけ。
・フェイスマッサージ 洗顔後などに行う。片手にちょっと多めかな?と思うくらいのオイルを取り、両手のひらをすり合わせてオイルを温めたら顔へ。両手のすべりが悪くなると肌に負担になるので、オイルは多めに。マッサージ後は洗い流すか、余分なオイルを拭き取る。
・ボディケア
入浴後、まだ水滴が肌についている状態でオイルを手に取り、乾燥の気になる部分に伸ばす。その後タオルで水滴を拭き取る。※足(特にかかと)のケア後はすべるので要注意。
・ボディマッサージ
肌が乾いた状態で行う。最初必ず手にオイルを取り、両手をすり合わせて温めてから体の当該部分へ。両手のすべりが悪くなると肌に負担になるので、オイルは多めに。マッサージ後は洗い流すか、余分なオイルを拭き取る。
・精油(エッセンシャルオイル)を混ぜる場合
必ず「精油(エッセンシャルオイル)」を使うこと。市販の「アロマオイル」には合成香料が含まれているものもある為、
購入の際には表示をちゃんと見ましょう(エタノールが含まれていたりするものはダメです!)。
なお、アロマテラピーでは、基材になる方のオイルを「キャリアオイル」と呼びます。
希釈倍率は、
顔に使用するなら1%以下、体に使うなら2%以下が適しています。
例:キャリアオイル30mlの場合、顔用なら精油6滴以内、体用なら精油12滴以内
精油1滴は0.05mlです。
ボトルを振らないで自然に滴下するのを待ちましょう。
※精油は天然物ですが、採集・精製段階で成分が濃縮されている為、原液を人体に直接使ってはいけません!必ず希釈して、早めに使うようにして下さい。
今回は植物由来のオイルを集めてみました。
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スイートアーモンドオイル
美肌づくりに有効なオレイン酸が豊富で保湿に優れており、乾燥による痒みを抑えます。扱いやすいオイルで、ほとんどの肌質に使えます。ボディマッサージにお勧めです。
小麦胚芽オイル
ウィートジャムオイルとも呼ばれます。抗酸化作用を持つビタミンEが豊富なので、他のオイルに加えると酸化防止剤の役割をしますが、小麦アレルギーの方には使えません。冷え性対策のマッサージにお勧めです。
グレープシードオイル
のびが良く、軽くさっぱりとした使用感のオイルです。刺激が少なく、ほとんどの肌質に使えます。リネン類に付着して乾燥すると匂いが取れなくなってしまうので、こぼさないよう扱いに注意が必要です。
カメリアオイル(椿油)
栄養が豊富なオイルで、酸化しにくいと言われています。ヘアケアに使うと髪が綺麗になると昔から言われています。
アプリコットカーネルオイル
ビタミンやミネラルを多く含むさらっとしたオイルで、浸透力が優れているので、乾燥肌や加齢肌、敏感肌にお勧めです。
ボリジオイル
γ-リノレン酸を多く含み、女性ホルモン作用や抗アレルギー作用があると言われていますが、酸化しやすいオイルなので注意が必要です。さらっとした使用感で、新陳代謝を活発にする働きがあり、シワや湿疹、乾癬などにいいと言われています。
オリーブ・エキストラバージンオイル
ビタミンEを多く含む為、酸化しにくく、保湿効果が高くて浸透に優れているので炎症や痒みを抑えると言われています。やや重たい感触のオイルなので、他のオイルとのブレンドがお勧めです。低温で固まってしまうので、寒い季節には注意が必要です。
一部で食用オリーブオイルをメイククレンジングやスキンケアに使用する方が居ますが、一方で「食用オリーブ油のうまみ成分が肌には良くない」とする意見もあるので、肌に使うなら「化粧用」のオリーブ油をお勧め致します。
ココナッツオイル
飽和脂肪酸が多い為に常温では固体(体温で温めれば液体になります)で、クリームのベース(基材)によく使われるオイルです。UV対策効果があり、育毛効果や白髪予防効果がある為、ヘアケアにも向いています。さらっとした使用感でお肌を柔らかくする為、脂性肌や普通肌に使えますが、人によっては発疹やアレルギー症状が出ることもあるので注意が必要です。
ククイナッツオイル
ククイナッツオイルは、ハワイの州木であるククイの木の実から抽出されるオイルで、ハワイ原住民が昔から乳児の敏感な肌を強い太陽光から守るために、ベビ−オイルとして使用してきた優しいオイルです。さらっとした質感で肌なじみが良く、敏感肌の方や赤ちゃんにも使用できる低刺激なオイルです。ビタミンを豊富に含んでおり、浸透力も高いことから、日焼け前後のケアにお勧めです。また、保湿力が高い為、乾燥肌や肌荒れのケアにも適しています。
マカデミアナッツオイル
人の皮脂、特に赤ちゃんの肌に多いパルミトレイン酸を多く含み、皮膚への浸透に優れている為、アンチエイジング用スキンケアや乾燥肌にお勧めです。酸化しにくく扱いやすいオイルと言われています。
ローズヒップオイル(クリア・精製)
ローズヒップオイル(ナチュラル・未精製)
酸化しやすいオイルです。リノール酸を多く含むので、加齢によるシミやシワのケアにお勧めです。また、皮膚の再生作用があることから、日焼け跡やニキビ跡のケアに使うのも良いでしょう。他のオイルに10%ほど混ぜて使うのに適しています。
ホホバオイル・ゴールデン(未精製)
ホホバオイル・クリア(精製)
ホホバオイルは厳密に言うと、オイル(油)ではなくワックス(蝋)の仲間です。人間の皮脂に良く似た構造で、ほとんどの肌質に向いています。低温で固まりますが加熱してもあまり変質しないので、そのまま肌に使うも良し、手作りコスメの材料にするのもお勧めです。特に乾燥肌と脂性肌に有効で、ヘアケアにも向いていますが、人によってはアレルギーを起こすことがあるので注意が必要です。
アボカドオイル
ビタミンやミネラルを多く含む、粘性のあるオイルで、低温で固まります。保湿力に優れているので乾燥肌にお勧めです。また、痒みや炎症を鎮めるとも言われています。
月見草オイル
イブニングプリムローズ油とも言われ、γ-リノレン酸を多く含みます。γ-リノレン酸は女性ホルモン作用や抗アレルギー作用がある為、ホルモンバランスを整えたり、アレルギー肌のケアに良いと言われています。また、肌の再生や抗炎症作用があるとされているので、加齢肌や乾燥肌、敏感肌のケアにお勧めです。
オリーブスクワラン
オリーブ油に含まれるスクワレンが元になっていて、人の皮脂に近く、さらっとしていて浸透性があります。
スクワランというと深海鮫が原料のイメージを持つ方も居られますが、貴重動物保護と安定供給の面から、オリーブ由来のものが使われることが増えているそうです。
私こと筆者が書き漏らしているものもまだあると思いますので、ご興味を持たれた方は探してみて下さいね。
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