レイ・ブラッドベリ『華氏四五一度』読了。
50年前の書かれたSF小説。
人は本を読むことも、所有することも禁じられていた。それを破ると、焚書係の役人によって書物も、家具も、全て焼かれてしまう。そのファイヤーショーを見る見物人。じゃあ、暮らしの中での楽しみは、巨大なテレビ画面に囲まれて、<海の貝>と名づけられた小型ラジオを耳にして、繰り返す映像、音に没頭すること。しかし、焚書官のモンターグは、そのような暮らしや仕事に疑問を抱き始める。彼が起こした行動は・・・。


巨大なテレビは、液晶テレビや、渋谷新宿の巨大なモニターを彷彿する。<海の貝>はipod などの小型の音楽再生機器そのもの。そして、携帯電話でテレビゲームに夢中になる人。キレやすくなっている現代人。
現在、多発する事件の要因が、報道されているように読書離れによるものなのか、読みながら、頭をよぎる。わたしだって、映画も観るし、音楽も聴くし(今もB2-UNITが)、テレビは、ワイドショー、昼ドラとか興味がないので、日中つけていることは少ない。でも、まったく見ない日はないですね。読書は、ムラがあるので、遠ざかっていた時期もありましたが、今は、マイペースで主に小説中心に月数冊読んで、ここに読書の記録として、キーボードから打ち込んでいる。
本書の終盤、答えがありました。
だから、わたしは、読んだもの、観たもの、聞いたもの、感じたものを、ここに打ち込んでいるのだと。そして、定期的に見てくださる方(いつもありがとう!)、検索エンジンで飛んできた方(欲しい情報はありましたか?)が、少数ながらいるからここに打ち込んでいる。パシャ、パシャ、ダッダッ、パシャシャ、ダッ!ダッ!ダッ!(CDの最後のあの曲が流れています)。
続けられる限り、続けていく。
途中、古川日出男の『アビシニアン』が重なった。これも、言語に纏わる話だから。それとも、『ベルカ』を早く読まないといけないのかしら。これ、じっくり読みたいのよね。
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