小野不由美『黄昏の岸 暁の天(そら)』を読了。
十二国記シリーズの七作品目で戴(たい)国の話。あちら岸の十二国は、天帝(てんてい)から十二の麒麟と選ばれた王によって、民のための治世を作っていく。戴の麒麟と王が行方不明になり、国は寒い冬を迎えようとしていた。そして、戴の麒麟と王と面識のある将軍季斎(りさい)が、命を懸けて慶王陽子(けいおうようし)に会いに行く。泰麒(たいき)と陽子は、あちら岸で命をうけるところ、誤ってこちら岸に誕生していた。300年の国を治めている雁(えん)の麒麟と王の六太(ろくた)と尚隆(しょうりゅう)もこちら岸(蓬莱)生まれ。戴、慶、雁のそれぞれ違った風土を背景に、自国のことを他国に思案し、あちら岸とこちら岸のシステムの違いを重ねながら、進んでいく。

また、出版社は違うは『魔性の子』が、こちら岸のこととして書かれいる。本作は十二国記を知っているか否かで、受け取り方が恐怖または悲劇にも写る。




読み終えて、シリーズものとして「つながり」が見えてきました。治世、個人として在り方や、使命、それぞれ逃れようのない立場など、奥が深いです。
ラストの一文を引用
「・・・まず自分からなんだ」
これは、七作品通してのテーマ。この後、会話は続くが未読の方もいらっしゃるので公開はしない。


・・・自分からなんだ


今朝の情報番組で知った「ほっとけない世界のまずしさ」。
ホワイトバンドプロジェクトを広げていくこと。このキャンペーンの趣旨を理解したので、まずは右上にバナーを貼りました。まずは一歩踏み出します。自分の意思で。
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