博士の愛した数式 [DVD]

テレビ放送で『博士の愛した数式』を観た。
小川洋子の『博士の愛した数式』の原作。
原作は第1回本屋大賞および第55回読売文学賞受賞している。

記憶が80分しか持たない数学研究者の博士、家政婦のわたし、わたしの息子のルート(√)を通じ、数学の理論を易しく解き、人の触れ合いの描いた作品。

原作を読んだのは5年前の春ごろ、本屋大賞を受賞する前後だったと思う。雑誌で紹介していて初めて読んだ小川洋子の作品。春の暖かい空気を感じながら、本からも温かさを感じたことを覚えている。
映画化すると聞き、当時キャスティングに違和感を覚えたけど、今日観たら原作の良さを生かした作品で、雨が降り強風で肌寒くて、身体が硬直していたのが、緩さかにほぐれて温かい気持ちになれた。
背広にメモをつけている寺尾聡、笑顔の家政婦の深津絵里、成人した息子で数学教諭の吉岡秀隆。その演技は最初の懸念は見事に消え去っていた。
観ていると優しい気持ちになっていた。
原作もすばらしいけど、映像だからこそ美しい自然、博士の眼差し、心に響く台詞が、さらにステキな作品に仕上がっていた。
映画館で観なかったのは何故だっただろう?
今日、テレビ放送で原作にも興味も持ってくれたら、是非読んで欲しい。映画に出てこなかった数式、理論のエピソードも魅力的に書かれているし、中学生でも理解できる文章なので、多くの人に読んで欲しい。
今、わたしがどんな表情で記事を書いているか、お見せできないのが残念。
『博士の愛した数式』公式サイトでは、原作者の小川洋子さんがメッセージを寄せています。

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小川 洋子

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タグ:映画 邦画 原作 小川洋子
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