燃えるスカートの少女 (角川文庫 ヘ 14-1)
燃えるスカートの少女 (角川文庫 ヘ 14-1)
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 580
  • 発売日: 2007/12
  • 売上ランキング: 117442


恋人が逆進化していく。ある日いきなり猿になり、今日は亀になっている。
そんな彼を淡々と見つめる恋人。           

人間だった彼を見た最後の日、彼は世界はさびしいと思っていた。

・・・・・・・・・・・・・・・「思い出す人」

スティーブンが戦争から戻ってきたとき、唇をなくしていた。
(略)唇はあるものだと思ってたのに。生きて帰るか死んで帰るかそれはわからないけれど、唇はあるものだと。

そして妻のメアリーは、食料品店で若い店員の唇をじっと見つめるのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・「溝への忘れもの」

他、幻想とも現実ともつかない不思議な日常が淡々と綴られる、
官能的で、とても美しい短編集。
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