貴族の末裔である双子の兄弟が、酒と女に溺れて没落していく話――と言ったら、みなさんドン退きですか。
いや、これは面白いです。著者の発想の豊かさに敬意を表したい。
「双子だ」と思ってるのは当人たちだけで、周りの人々は彼らが双子だとは少しも思っていない。彼らを心から理解しているのは、いとこのマグダレーナと、義母のベルタルダだけ。
なぜこういう状況なのか。それを知りたい方は本書を読みましょう。
しかし貴族ってのは落ちぶれていく様も実に優雅。
そして悲壮感が薄い。この兄弟、ボロを着てても顔はイケメンなので、ぎりぎりのところで救いの手をさしのべてくれる女性が登場する。それを自分でわかっているから、どうにかなるよ、と心のどこかで思っているのかも。
こういう男性とはお近づきになりたくないけれど、小説で読むのは面白い。
双子の視線と意識が絡み合うようにして話が進み、読んでいて混乱するけど、それもまたよし。
作者は書いてて混乱しないんですかね? するわけないよね、単細胞な私と違うもの……。
いや、これは面白いです。著者の発想の豊かさに敬意を表したい。
「双子だ」と思ってるのは当人たちだけで、周りの人々は彼らが双子だとは少しも思っていない。彼らを心から理解しているのは、いとこのマグダレーナと、義母のベルタルダだけ。
なぜこういう状況なのか。それを知りたい方は本書を読みましょう。
しかし貴族ってのは落ちぶれていく様も実に優雅。
そして悲壮感が薄い。この兄弟、ボロを着てても顔はイケメンなので、ぎりぎりのところで救いの手をさしのべてくれる女性が登場する。それを自分でわかっているから、どうにかなるよ、と心のどこかで思っているのかも。
こういう男性とはお近づきになりたくないけれど、小説で読むのは面白い。
双子の視線と意識が絡み合うようにして話が進み、読んでいて混乱するけど、それもまたよし。
作者は書いてて混乱しないんですかね? するわけないよね、単細胞な私と違うもの……。
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