- ツィス (集英社文庫)
- 発売元: 集英社
- 価格: ¥ 750
- 発売日: 2008/08
- 売上ランキング: 243609
- おすすめ度

昨年、次々と復刊された広瀬正さんの作品。復刊順に読んでいます。
今回は、音をテーマにしたパニック小説。
ドのシャープの音、ツィス音が突然鳴り始めた世界。
原因不明のその音がどんどん大きくなり、東京がパニックに陥るという物語。
私は一応絶対音感の持ち主(ここに出てくる逸見のり子さんほどではないですが)で、
ドのシャープの音がどんな音かはだいたいわかります。いやな音です。
基本の音になるドの半音上。だいたいの音楽は、聞いてるときに
一緒にツィス音が鳴ってたら、やな気分になると思います。
ジャズだと、いろんな音を取り込める素養があるので、まだましですが・・・。
たぶん考えられる中で、ずっと鳴ってたら一番いやな音だと思います。
あえてこの高さを選んで題材にするあたり、ジャズも演奏していた
広瀬さんのこだわりを感じました。音に関する考察も演奏家ならではだったと思います。








「犬の力 上」ドン・ウィンズロウ
「犬の力 下」ドン・ウィンズロウ
「植物図鑑」有川 浩
「鉄の骨」池井戸 潤
「龍神の雨」道尾 秀介
「あるキング」伊坂 幸太郎