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2009年10月29日

「真田太平記」池波正太郎

真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)
真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 740
  • 発売日: 1987/09/30
  • 売上ランキング: 7377
  • おすすめ度 4.5


※画像は貼ってないですが全12巻です。

今年の大河ドラマは「天地人」、そのおかげかゲームのおかげか、戦国ブームだ。
私は随分前から戦国時代は好きで、数年前には山本勘助に熱くなってたクチなので、
今年の大河ドラマも楽しみにしていた、んだけど・・・
大河ドラマはホームドラマ、青春ドラマ、という趣で、戦国特有の謀略とか裏切りとかが
なんか物足りなくって、ドラマを見れば見るほど戦国に飢えていく感じだったのです。
すごく読み応えのある戦国ものが読みたい!と急に激しく思った私は、この1巻を
手に取ったのでした。そして全12巻一気に読みました。

2009年10月29日

「明治人の姿 」櫻井よしこ

「明治人の姿 」櫻井よしこ
192p小学館

目次
第1章 武家の教育―厳しい躾が人を育てる
第2章 武士の妻―主人を支え家族を守る
第3章 女性の恋愛観―家の結婚は個人を超える人生の大事
第4章 新時代への戸惑い―江戸から明治への揺らぎ
第5章 日本人の死生観―ご先祖様の供養は生涯のつとめ
第6章 男の子育て―子供への父親の無私の愛
第7章 記憶の継承―家族の看取りで完結する日本人の一生

杉本鉞子のかく「武士の娘」から 「明治人の美徳」を、鉞子と同じ長岡出身の櫻井よしこ氏が 読み解く。


杉本鉞子は、アメリカで 自伝的エッセイ『A Daughter of the Samurai』を著し、世界7か国で翻訳され、日本でも『武士の娘』として出版されたらしい。

ぜひ読みたい。

女の生き方が 凛々しくすばらしい。

2009年10月27日

「名画とファッション」深井 晃子

「名画とファッション」深井 晃子
126p小学館

名画中の人物のコスチューム、アクセサリー、インテリアは、その社会的地位、心理までも表現している。時代の、そしてその人の思いが凝縮されているファッションから、名画の魅力を鑑賞する美術ガイド。

以前読んだ、「ファッションから名画を読む 」より 本の大きさが 大きいのでより 絵が美しくわかりよい。
カラー版で絵が 豊富。
楽しめた。

2009年10月27日

「奇跡の脳」ジル・ボルト テイラー

「奇跡の脳」ジル・ボルト テイラー 、竹内 薫 訳
227p新潮社

神経解剖学者のジル・ボルトは、1996年のある日、37歳で脳卒中に襲われ、生活は一変した。左脳の機能が崩壊し、言葉や身体感覚だけでなく、世界の受け止め方までも変わったのだ。
体力の補強、言語機能を脅かす手術、8年間に及んだリハビリ。
そこで得たものとは、何だったのか。脳卒中になりうるすべての人のために。

ノンフィクションだから すごくハラハラドキドキ。
脳卒中って こういうものなのだと 内側から教えてくれる本。
体が どんな風に 不自由になってどんな症状だったとか そしてどんな風に再生していくのか。
すごい。
一読の価値あり。

2009年10月27日

「有元葉子のいちばん好きなごはん」有元葉子/「暮らしを変えたい!―衣食住50のヒント」有元 葉子

「有元葉子のいちばん好きなごはん」有元葉子
123p幻冬舎
いわし、れんこん、豆、玄米、など ヘルシーな素材を使ったメニューを紹介。


「暮らしを変えたい!―衣食住50のヒント」有元 葉子
191p集英社

有元流センスがいっぱいのライフスタイル読本。

読んだからと言って できるわけじゃないけど、気分だけは、すっかり有元流。

文庫版だけど 写真も 豊富で きれい。


2009年10月27日

「おいしいくふうたのしいくふう―山本さんの愉快な家事手帖〈2〉 」山本 ふみこ

「おいしいくふうたのしいくふう―山本さんの愉快な家事手帖〈2〉 」山本 ふみこ
174pオレンジページ

読んだけど、特に感想なし



「きれいに歩いてもっと素敵に―美しいウォーキングスタイル」
93p旬報社


2009年10月25日

「袋小路の男」絲山秋子

内容(「BOOK」データベースより)
高校の先輩、小田切孝に出会ったその時から、大谷日向子の思いは募っていった。大学に進学して、社会人になっても、指さえ触れることもなく、ただ思い続けた12年。それでも日向子の気持ちが、離れることはなかった。川端康成文学賞を受賞した表題作の他、「小田切孝の言い分」「アーリオオーリオ」を収録。

第30回川端康成文学賞受賞。
なんて言ったら良いのか、困るくらい不思議な感じです。
ずっと想い続けることは、辛いことだけじゃない。二人で気持ちがより添えられれば充分。
ただの純愛ではない、微妙な距離感が、とても静かに書かれています。
これは何度も読み返したい。

袋小路の男
袋小路の男
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2004/10/28
  • 売上ランキング: 228333
  • おすすめ度 4.0

★10/10

2009年10月25日

「ヘヴン」

奥ゆきのない、あいかわらず平板な風景だった。そしていつもそうするように目のまえの景色を紙芝居の絵のように四角く切りとって、まばたきをするごとに一枚一枚を足もとにめくり捨てていった。

「ヘヴン」川上未映子著(講談社) ISBN: 9784062157728

1991年、14歳。学校でいじめを受けていた「僕」はある日、同じように理不尽な暴力にさらされている級友、コジマから手紙を受け取った。そして、ひそやかな交流が始まる。

なんとなく食わず嫌いだったのだけど、知人から「必読」と言われて手にとってみた。正直、中盤までは執拗ないじめの描写とか、少年の自意識とかが痛々しくて、ちょっと閉口。けれど、重いテーマの割に敷居が低くて読みやすい。余分な説明が少なく、文章に潔い印象があるせいか。

すべてを受け入れる者・コジマと、傍観者・百瀬という登場人物が、強烈な存在感を示している。それぞれの立場の論理を饒舌に語り、被害と加害、あるいは善と悪というものを象徴するかのようだ。この二人に比べると、間に立つ主人公の僕はなんだか頼りなく、受け身にみえる。
けれど、彼が目にしている独特の「視界」というエピソードが終盤に至って、とてもドラマチックに説得力を帯びてくる。このあたりの展開には、見事に不意をつかれましたね。非常に映像的でありながら、たぶん文字でしかうまく表現できない。上手だなぁ。

誰でも等しく幸せを望んでいるはずなのに、物事はなぜ歪んでしまうのかという問いに向き合った時、人はしょせん頼りなく、受け身でしかいられない存在なのかもしれない。それでもどうにかして、世界の実態、生きている実感というものを掴みとろうとする。そんな切望の、愛おしいまでのきらめき。著者の真面目さ、誠意が感じられる。(2009・10)

ヘヴン*川上未映子  本の国星

2009年10月22日

「緋(あか)い記憶」高橋克彦

第106回直木賞受賞。

内容(「BOOK」データベースより)
古い住宅地図に閉じ込められた思い出の町、あの少女の家は空き地とだけ記されていた…。凍りついた時のゆるやかな復讐が始まる―。表題作ほか7篇。

「直木賞受賞」の帯に惹かれて買った本なので、まさかこんな話だと思いませんでした。
ミステリーなのかホラーなのか、とにかく背筋がぞっと寒くなる短編ばかり。
どの話も「記憶」をテーマに書かれていて、日常生活からかけ離れていないので、より一層リアルな感じ。
幼少期・東北・母親・死なども共通している為、短編の中にはなんとなく話が似ているような感じのもあったけれど、充分楽しめました。

目次
緋〈あか〉い記憶 / ねじれた記憶 / 言えない記憶
遠い記憶 / 膚の記憶 / 霧の記憶 / 冥〈くら〉い記憶

緋(あか)い記憶 (文春文庫)
緋(あか)い記憶 (文春文庫)
  • 発売元: 文芸春秋
  • 価格: ¥ 540
  • 発売日: 1994/10
  • 売上ランキング: 125523
  • おすすめ度 4.0

★8/10

2009年10月21日

「神の守り人 来訪編、帰還編」上橋菜穂子

神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)

文庫になるのを楽しみに待っている「守り人」シリーズ。
今回は、前回「虚空の旅人」では出てこなかったバルサとタンダに久しぶりに会えて嬉しい。
そういえばタンダは「花の守り人」で負傷してたな、と
随分前に読んだ本を思い出したりしていた。

草市に行ったバルサとタンダは、人買いに連れられた美しい兄妹を見かける。
彼らに注意を払っていたバルサは、ある時すさまじい力が人買いを襲い、
彼ら兄妹だけが助かるのを目撃する。「タルの民」としてひっそり暮らしていた彼ら兄妹の、
妹アスラの方は、恐ろしい神に魅入られて、人を軽々と殺戮できる力を持つようになっていた。
兄妹が呪術師のスファルとその娘シハナに狙われていると知ったバルサは、
とっさにアスラを助けて逃げる。しかしタンダとチキサはとらわれの身になってしまう・・・

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