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2009年09月28日

「銀河のワールドカップ」川端裕人

内容(「BOOK」データベースより)
元Jリーガーの花島は、失業中。ひょんなことから小学生に誘われ、公園でサッカーをすることに。しぶしぶ加わった花島だったが、不思議な三つ子のプレイに目を奪われる。三人とも同じ顔の男の子。それが絶妙なパス回しやドリブルでどんどん点を重ねていく。恐るべき才能に驚く彼は、コーチを引き受けたが…。少年たちの友情とサッカーのダイナミズムを鮮やかに描ききった新感覚青春小説。

サッカーに詳しくないので、フォーメーションのくだりなどは良く分かりませんでしたが、それ以外は面白かったです。
天才、またはかなり上手いサッカー少年少女が、身近にこんなに沢山居ることも、それが同じ学年な事も、いちいちつっこまないで読めば、楽しめます。
↑私はかなりつっこんでいましたが(笑)
何事もプロとしてやっていくのは大変だけれども、その厳しさをメンバーが痛感するところや、それに全力でぶつかるところも良かったです。
さわやかスポーツもの。

銀河のワールドカップ (集英社文庫)
銀河のワールドカップ (集英社文庫)
  • 発売元: 集英社
  • 価格: ¥ 780
  • 発売日: 2008/05/20
  • 売上ランキング: 98235

★8/10

2009年09月26日

10月のNHK「知る楽」は充実〜「池澤夏樹の世界文学ワンダーランド」と「太宰治 女(わたし)が愛した作家」

10月のNHK教育テレビの「知る楽」は充実している。

月曜日の「探求この世界」では「池澤夏樹の世界文学ワンダーランド(全8回」

【放送日】
第1回 10月5日 世界文学はおもしろい (10月12日)
第2回 10月12日 恋はサスペンス−『マイトレイ』 (10月19日)
第3回 10月19日 名作を裏返す−『サルガッソーの広い海』 (10月26日)
第4回 10月26日 野蛮の幸せ−『フライデーあるいは太平洋の冥界』 (11月2日)

かっこは再放送。
池澤夏樹の河出書房出版の世界文学全集は読みたいと思っているが、まだ読んだのは1冊だけ。

さらに水曜日の「こだわり人物伝」は「太宰治 女(わたし)が愛した作家(全4回)」

【語り手】
作家・角田光代、漫画家・コラムニスト・辛酸なめ子、作家・西加奈子、作家・田口ランディ

【放送日】
第1回 10月7日 ロックな作家 (10月14日)
第2回 10月14日 モテる作家 (10月21日)
第3回 10月21日 おもろい作家 (10月28日)
第4回 10月28日 刃を自分に向けた作家 (11月4日)

かっこは再放送。
今年は太宰治生誕100年。
記念映画も数多く製作されている。

【放送時間】
午後10時25分〜10時50分
再放送 午後5時35分〜午後6時

公式サイト
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/yokoku/index.html

どちらも録画予約決定。

探求この世界 2009年10-11月 (NHK知る楽/月)探求この世界 2009年10-11月 (NHK知る楽/月)
日本放送協会

日本放送出版協会 2009-09
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こだわり人物伝 2009年10-11月 (NHK知る楽/水)こだわり人物伝 2009年10-11月 (NHK知る楽/水)
日本放送協会

日本放送出版協会 2009-09
売り上げランキング : 466011

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2009年09月26日

10月のNHK「知る楽」は充実〜「池澤夏樹の世界文学ワンダーランド」と「太宰治 女(わたし)が愛した作家」

10月のNHK教育テレビの「知る楽」は充実している。

月曜日の「探求この世界」では「池澤夏樹の世界文学ワンダーランド(全8回」

【放送日】
第1回 10月5日 世界文学はおもしろい (10月12日)
第2回 10月12日 恋はサスペンス−『マイトレイ』 (10月19日)
第3回 10月19日 名作を裏返す−『サルガッソーの広い海』 (10月26日)
第4回 10月26日 野蛮の幸せ−『フライデーあるいは太平洋の冥界』 (11月2日)

かっこは再放送。
池澤夏樹の河出書房出版の世界文学全集は読みたいと思っているが、まだ読んだのは1冊だけ。

さらに水曜日の「こだわり人物伝」は「太宰治 女(わたし)が愛した作家(全4回)」

【語り手】
作家・角田光代、漫画家・コラムニスト・辛酸なめ子、作家・西加奈子、作家・田口ランディ

【放送日】
第1回 10月7日 ロックな作家 (10月14日)
第2回 10月14日 モテる作家 (10月21日)
第3回 10月21日 おもろい作家 (10月28日)
第4回 10月28日 刃を自分に向けた作家 (11月4日)

かっこは再放送。
今年は太宰治生誕100年。
記念映画も数多く製作されている。

【放送時間】
午後10時25分〜10時50分
再放送 午後5時35分〜午後6時

公式サイト
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/yokoku/index.html

どちらも録画予約決定。

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2009年09月26日

「わたしたちが孤児だったころ」

門をくぐったとたんにーー明らかにそうだと告げるものは何もなかったのにーー遅すぎたということが、すべてはとっくの昔に終わってしまっていたのだということがわかった。

「わたしたちが孤児だったころ」カズオ・イシグロ著(ハヤカワepi文庫) ISBN: 9784151200342

20世紀初頭、上海・租界で暮らしていたころ、クリストファー少年の両親は相次いで行方不明となってしまう。孤児として両親の故郷、イギリスで成人したクリストファーは1937年、両親の探索に乗り出す決心をし、日本軍との戦闘で混乱を極める上海へと戻っていく。

クリストファーの回想として語られる長い物語のなかで、繰り返される印象的なシーンがある。自分の記憶と、知人の記憶とが食い違っていることに気づいて、知人の誤りに苛立つのだ。誰にでも覚えがあるような、自身が経験したはずのことの、意外な不確かさ。多くの読者が指摘していることだけれど、クリストファーの目を通じて読む者が観る世界は、とてもぐらぐらしている。

この著者の小説を読むのは、「わたしを離さないで」「日の名残り」に続いて3作目。圧倒的に面白かった2作と比べると、正直ちょっと、入り込みづらかった。それは、クリストファーが今やロンドン社交界でもてはやされる名探偵だという設定や、失踪から10数年もたって両親を救出に行く展開が、やけにファンタスティックなせいかと思っていた。けれど、どうもそうではない。世界がぐらぐらしているせいだと、途中から思い始めたら、どんどん引き込まれた。

クリストファーは、なんとかして自分の世界を確かなものに戻そうと、精一杯努力する。でも、どうしようもなく遅すぎるのだ。ついに絶望的な状況まで辿り着いたとき、彼が愛用の大仰な天眼鏡を取り出して、見えない何かを見極めようとする姿の、なんと壮絶で、切ないことか。そこからは一気読み。ラストに、深く静かな感動がこみ上げる。

全編を貫くのは、アクロバティックな虚構を独りよがりに陥らせない精緻さだ。偏屈で付き合いづらそうなクリストファーと、彼を取り巻く二人の女、サラとジェニファーのきっぱりした感じとの対比も鮮やか。文庫カバーの、バンドらしきモノクロ写真が格好いい。入江真佐子訳。(2009・9)

2009年09月24日

「ポトスライムの舟」津村記久子

ポトスライムの舟発売元: 講談社価格: ¥ 1,365発売日: 2009/02/05売上ランキング: 28714おすすめ度 posted with Socialtunes at 2009/08/04 津村さん芥川賞おめでとうございます。って前にも書いたけど、 この受賞作を今更読む私でした。これを読んだので津村作品は...

2009年09月21日

「SPEED (The zombies series)」金城一紀

内容(「MARC」データベースより)
私の憧れの女性だった家庭教師の彩子さんが自殺!? 後悔なんかするもんか。岡本佳奈子、16歳、真面目で平凡な女子高生。そして-。家庭教師の謎の死+ザ・ゾンビーズ+憎むべき敵+赤い車=初めての冒険!

ゾンビーズシリーズ第3弾。
第1弾の「レヴォリューションNo.3」を読んで面白かったので、第2弾の
「フライ、ダディ、フライ」を急いで読み返し、やっとこさ第3弾にたどり着けました。

やっぱり面白かったです。
勉強が苦手なだけで人を評価できない、オチコボレ高校に通っていたってやる時はやる。
ゾンビーズの活躍が楽しいったらないです。
題名通り、スピード感たっぷりであっという間に読み終わりました。
青春って良いですね。
岡本佳奈子の活躍にも拍手。

SPEED (The zombies series)
SPEED (The zombies series)
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 1,155
  • 発売日: 2005/07/01
  • 売上ランキング: 13474
  • おすすめ度 4.0

★9/10

2009年09月20日

「レヴォリューションNo.3」金城一紀

出版社 / 著者からの内容紹介
君たち、世界を変えてみたくないか?
オチコボレ高校に通う「僕」たちは、三年生を迎えた今年、とある作戦に頭を悩ませていた。厳重な監視のうえ強面のヤツらまでもががっちりガードするお嬢様女子高の文化祭への突入が、その課題だ。

ゾンビーズシリーズ第1弾。
第2弾の「フライ、ダディ、フライ」を先に読んでしまっていて、しかも印象が薄く内容をほとんど覚えていませんでした。

いやー、面白い!
新宿の高校が舞台。昔、私は新宿に住んでいた事もあって、親近感たっぷり。いくつか学校が出てきますが、おそらくこれはあの学校の事だろうなと想像しながら読みました。
男子高校生ならではの勢いで突っ走る内容はとても面白いです。
こういう仲間、すごく羨ましい。
イケナイ事をしても、ちゃんと裏で上手くやってるところとかも爽快。
このまま大人になっても、このメンバーは繋がっていられるんだろうな。

凄く読みやすく、あっという間に読み終わり。これは「フライ、ダディ、フライ」も読み返さないと。(後日談:すぐ読み返して、★を7/10から9/10に変更です。第3弾も続けて読みました。)

レヴォリューション No.3
レヴォリューション No.3
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 1,155
  • 発売日: 2005/04/28
  • 売上ランキング: 45304
  • おすすめ度 4.5

★10/10

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