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2009年01月31日

『博士の愛した数式』を観た

博士の愛した数式 [DVD]

テレビ放送で『博士の愛した数式』を観た。
小川洋子の『博士の愛した数式』の原作。
原作は第1回本屋大賞および第55回読売文学賞受賞している。

記憶が80分しか持たない数学研究者の博士、家政婦のわたし、わたしの息子のルート(√)を通じ、数学の理論を易しく解き、人の触れ合いの描いた作品。

原作を読んだのは5年前の春ごろ、本屋大賞を受賞する前後だったと思う。雑誌で紹介していて初めて読んだ小川洋子の作品。春の暖かい空気を感じながら、本からも温かさを感じたことを覚えている。
映画化すると聞き、当時キャスティングに違和感を覚えたけど、今日観たら原作の良さを生かした作品で、雨が降り強風で肌寒くて、身体が硬直していたのが、緩さかにほぐれて温かい気持ちになれた。
背広にメモをつけている寺尾聡、笑顔の家政婦の深津絵里、成人した息子で数学教諭の吉岡秀隆。その演技は最初の懸念は見事に消え去っていた。
観ていると優しい気持ちになっていた。
原作もすばらしいけど、映像だからこそ美しい自然、博士の眼差し、心に響く台詞が、さらにステキな作品に仕上がっていた。
映画館で観なかったのは何故だっただろう?
今日、テレビ放送で原作にも興味も持ってくれたら、是非読んで欲しい。映画に出てこなかった数式、理論のエピソードも魅力的に書かれているし、中学生でも理解できる文章なので、多くの人に読んで欲しい。
今、わたしがどんな表情で記事を書いているか、お見せできないのが残念。
『博士の愛した数式』公式サイトでは、原作者の小川洋子さんがメッセージを寄せています。

博士の愛した数式 (新潮文庫)博士の愛した数式 (新潮文庫)
小川 洋子

新潮社 2005-11-26
売り上げランキング : 1098

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2009年01月31日

『博士の愛した数式』を観た

博士の愛した数式 [DVD]

テレビ放送で『博士の愛した数式』を観た。
小川洋子の『博士の愛した数式』の原作。
原作は第1回本屋大賞および第55回読売文学賞受賞している。

記憶が80分しか持たない数学研究者の博士、家政婦のわたし、わたしの息子のルート(√)を通じ、数学の理論を易しく解き、人の触れ合いの描いた作品。

原作を読んだのは5年前の春ごろ、本屋大賞を受賞する前後だったと思う。雑誌で紹介していて初めて読んだ小川洋子の作品。春の暖かい空気を感じながら、本からも温かさを感じたことを覚えている。
映画化すると聞き、当時キャスティングに違和感を覚えたけど、今日観たら原作の良さを生かした作品で、雨が降り強風で肌寒くて、身体が硬直していたのが、緩さかにほぐれて温かい気持ちになれた。
背広にメモをつけている寺尾聡、笑顔の家政婦の深津絵里、成人した息子で数学教諭の吉岡秀隆。その演技は最初の懸念は見事に消え去っていた。
観ていると優しい気持ちになっていた。
原作もすばらしいけど、映像だからこそ美しい自然、博士の眼差し、心に響く台詞が、さらにステキな作品に仕上がっていた。
映画館で観なかったのは何故だっただろう?
今日、テレビ放送で原作にも興味も持ってくれたら、是非読んで欲しい。映画に出てこなかった数式、理論のエピソードも魅力的に書かれているし、中学生でも理解できる文章なので、多くの人に読んで欲しい。
今、わたしがどんな表情で記事を書いているか、お見せできないのが残念。
『博士の愛した数式』公式サイトでは、原作者の小川洋子さんがメッセージを寄せています。

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2009年01月30日

「赤めだか」立川 談春

評価:
立川 談春
扶桑社
「赤めだか」立川 談春
283p扶桑社
目次

第1話 「これはやめとくか」と談志は云った。
第2話 新聞配達少年と修業のカタチ
第3話 談志の初稽古、師弟の想い
第4話 青天の霹靂、築地魚河岸修業
第5話 己の嫉妬と一門の元旦
第6話 弟子の食欲とハワイの夜
第7話 高田文夫と雪夜の牛丼
第8話 生涯一度の寿限無と五万円の大勝負
特別篇その1 揺らぐ談志と弟子の罪―立川流後輩達に告ぐ
特別篇その2 誰も知らない小さんと談志―小さん、米朝、ふたりの人間国宝

佐々木少年が 談志の門をたたき、修業の時期を 過ごす。ある時 ひょんなことから、魚河岸で修業を することになってしまう。


読みながら 笑ってしまう事 度々。
面白過ぎ。
しかし 最後は ホロリと…

2009年01月30日

「流れ行く者」上橋 菜穂子

評価:
上橋 菜穂子
偕成社
「流れ行く者」上橋 菜穂子
275p偕成社

目次
浮き籾
ラフラ<賭事師>
流れ行く者
寒のふるまい

守り人シリーズ「番外編」

「ラフラ」が 面白かった。
アズノという賭事師のおばあさんが かっこいいんだよね。

2009年01月30日

【償い】 矢口敦子

ホームレスの男が流れ着いた街で連続殺人事件が発生した。男はある刑事から捜査協力を依頼され、期せずして「探偵」となる。


償い (幻冬舎文庫)償い (幻冬舎文庫)
(2003/06)
矢口 敦子

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評価【?】


「ボノボ(チンパンジーの一種)と人間ではどちらが幸せか」と、主人公と少年が議論する場面があったりして、ちゃんと読み込めばそれなりに楽しめそうな作品……かもしれませんが、断言はできかねます。

メインのお話にあまり心ひかれず、目が文字の上を滑りっぱなしでございました。

たいへん恐縮です。


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2009年01月29日

「ママの狙撃銃」荻原 浩

「ママの狙撃銃」荻原 浩
388p双葉社

曜子の元に 突然届いた 25年ぶりの仕事の依頼。

タイトル通りで、暗殺依頼。

ハードボイルド・サスペンスかと思いきや 平凡な主婦なんだよね。
そのギャップが 面白いというか ハラハラする。

面白かった 一気読み。

2009年01月29日

佐野洋子の自伝『シズコさん』

シズコさんシズコさん
佐野 洋子

新潮社 2008-04
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佐野洋子『シズコさん』
ベストセラー絵本『100万回生きたねこ』の著書の自伝。
帯には
ずっと母さんを好きでなかった娘が、はじめて書いた母と愛憎。


母と娘、家族のこと、戦後の暮らし、介護など、読んでいると、思考回路が別に場所に接続し、休み休み読み終えた。
以前、『100万生きたねこ』の原画展を観にいったことがる。この絵本を創作したとき、佐野さんはどんな気持ちだったのだろうか? あぁやはり、苦悩して相談されていたと推測される。戦後生きることが大変だった時代、戦争で家族や愛する人が亡くなり、その後も赤ちゃんが亡くなることが多かった。佐野さんと同世代の父も年の差がない弟が幼い命で旅立ってしまったと、何度も聞くことがある。親族でも幼い命で世を去っている。母を好き慣れない、と赤裸々に語っているが嫌味を感じない。母を客観的見つめ、妻である部分、主観的に子ども時代の苦い思い出、大人になっても脱ぐ切れないわだかまりを端的に記す。佐野さんは母に愛されたかったんだろう、と勝手に思う。年老い呆けていった母を施設預ける思いを包み隠さず語る。終盤、ふたつの言葉がわたしの心を揺さぶり涙した。
親子関係に悩む、中学生、高校生には生々しい内容な気がするけど、20歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳と読んだ年齢や経験で感想が変わりそうな自伝。すでに母を見送ってしまったわたしは、元気でいることが親子孝行だと思っている。
『100万回生きたねこ』同様に末永く読まれて欲しい本です。

100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))
佐野 洋子

講談社 1977-01
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2009年01月29日

佐野洋子の自伝『シズコさん』

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佐野洋子『シズコさん』
ベストセラー絵本『100万回生きたねこ』の著書の自伝。
帯には
ずっと母さんを好きでなかった娘が、はじめて書いた母と愛憎。


母と娘、家族のこと、戦後の暮らし、介護など、読んでいると、思考回路が別に場所に接続し、休み休み読み終えた。
以前、『100万生きたねこ』の原画展を観にいったことがる。この絵本を創作したとき、佐野さんはどんな気持ちだったのだろうか? あぁやはり、苦悩して相談されていたと推測される。戦後生きることが大変だった時代、戦争で家族や愛する人が亡くなり、その後も赤ちゃんが亡くなることが多かった。佐野さんと同世代の父も年の差がない弟が幼い命で旅立ってしまったと、何度も聞くことがある。親族でも幼い命で世を去っている。母を好き慣れない、と赤裸々に語っているが嫌味を感じない。母を客観的見つめ、妻である部分、主観的に子ども時代の苦い思い出、大人になっても脱ぐ切れないわだかまりを端的に記す。佐野さんは母に愛されたかったんだろう、と勝手に思う。年老い呆けていった母を施設預ける思いを包み隠さず語る。終盤、ふたつの言葉がわたしの心を揺さぶり涙した。
親子関係に悩む、中学生、高校生には生々しい内容な気がするけど、20歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳と読んだ年齢や経験で感想が変わりそうな自伝。すでに母を見送ってしまったわたしは、元気でいることが親子孝行だと思っている。
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2009年01月28日

「ヴィヨンの妻」太宰治

ヴィヨンの妻 (新潮文庫)
ヴィヨンの妻 (新潮文庫)
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 380
  • 発売日: 1950/12
  • 売上ランキング: 56566
  • おすすめ度 4.5


2009年は太宰治生誕100年らしいですね。これを読んだのは2008年なんだけど、
感想は2009年に書いています。遅くなったらたまたま100周年だった、ので、
いろいろネットとかで生誕100周年の関連記事を見ています。
太宰作品については映画化が相次いでいるようで、この作品の表題作「ヴィヨンの妻」も、
松たか子と浅野忠信で映画化が決まっているようですね。
なかなかいいキャスティングじゃないかなあと思います。
それに本読みとしては、川上未映子が女優デビューするらしい「パンドラの匣」も気になりますわ。

そして、今年生誕100年経ったのは太宰治と、それから松本清張もらしくて、
この二人が同年生まれってすごいびっくりしました。なんか松本清張は現代の作家で、
太宰治は明治の作家みたいな気がするんですよ勝手に。でもこの作品とか「津軽」とか読んでると、
太宰治も戦争と終戦を経ていることはわかるんだけど・・・。なんでだろうなあ。
生年は一緒でも、太宰の死後に松本清張は作家デビューしたそうで、
作家人生はかぶってないようです。

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