TOP>2006年12月

2006年12月29日

2006年殿堂入り本、一挙公開。

もうすぐ終わりですね、今年も。早いなあ。 年賀状を印刷しながら、この記事を書いております。 今年もたくさんの素晴らしい本との出会いがありました。 2006年のベスト10を毎月更新していて、今月分を考え合わせれば ベスト10は決定するはずだったんですが、10作品にどう...

2006年12月28日

「野ブタ。をプロデュース」白岩玄

第41回文藝賞受賞、第132回芥川賞候補にもなる。

ドラマ化していたけれど、見ていません。
でも原作とだいぶ違う話になっているみたいです。

学年でも人気者でみんなの中心人物の修二と、嫌われ者の典型のような外見をした転校生の信太。
予想通り、いじめに遭い始める信太は、修二に人気者になるべくプロデュースしてもらう。

人生を上手くやり過ごすことに長けた修二の考え方にも驚きました。
薄っぺらい人との付き合い方。
そして今、問題になっている「いじめ」は、やっぱりこんな風に始まり、こんな風に終わるんだろうか。
何がきっかけでどう転ぶのか。
たったひとつの出来事だけで、180度変わってしまう。

初めて読む表現の仕方が沢山ありました。
分かりやすいと言えば分かりやすい表現だけど、度肝を抜かれるような描写。
読みやすい文章で話の展開もスピード感があっていい。
でも最後は、なんというか…複雑。
こんな風に淡々と書かれていることが、修二らしいのかな。

野ブタ。をプロデュース
野ブタ。をプロデュース
  • 発売元: 河出書房新社
  • 価格: ¥ 1,050
  • 発売日: 2004/11/20
  • 売上ランキング: 29448
  • おすすめ度 3.5

本★7/10

2006年12月28日

名もなき毒(宮部みゆき)

生きている限り、何かの毒から逃れることは難しい。それは、本来的な意味の毒、というものももちろん含んではいる。わかりやすく、フグの毒や毒キノコなんてものに毒されることもあれば、薬物などに溺れることもあるだろうし、あるいは病気なども一種の毒と言ってしまっていいだろう。突然襲ってきては避けようもない毒が世の中には多く、またその被害に遭う人間は殊の外多い。しかし、さらに厄介な毒がある。やはりそれは、人間の悪意だろう。生きていれば、様々な人間と出会いもするし、意図しなくても何らかの関わ...

2006年12月28日

2006年読了本 リスト

一月読了 「毛糸よさらば」 ジル チャーチル 「ごみすて場の原始人」 C・キング 「るきさん」高野 文子 「黄金の羅針盤」フィリップ・プルマン 「白鳥異伝」荻原 規子 「τになるまで待って」森 博嗣 「獣たちの庭園 」ジェフリー・ディーヴァー 「沙高楼綺...

2006年12月27日

2006年12月のマイ・ベスト本

ちょっと早いけど、2006年12月のマイベストは……もうこれしかない。 中山可穂【ケッヘル】。 ケッヘル〈上〉中山 可穂 (2006/06)文藝春秋 この商品の詳細を見る ケッヘル〈下〉中山 可穂 (2006/06)文藝春秋 この商品の詳細を見る 圧倒されっぱなしで、ブログ記事では感想というより、ほとんど粗筋ばっかり書いてました。 すみません。筆力ひく

2006年12月26日

キャットシッターの君に。(喜多嶋隆)

ペットとは、ほとんど縁のない人生だったな、と思う。基本的に、僕はペットはあまり好きではない。むかしむかし、まだ僕が実家にいる頃の話。我が家にはウサギが一匹いた。一体どこから手に入れたのかわからないけど(まあたぶん、学校からもらってきたんだろうけど。誰がもらってきたか不明)、とにかくいた。少なくとも、僕がもらってきたわけではないと思う。妹か、弟か、どっちかだろう。妹も弟も飽きっぽい人間なので、ウサギの世話をすぐ放棄し、結局母親が面倒を見ることになった。鳥籠みたいな狭い中にずっと...

2006年12月26日

「ひかりをすくう」橋本紡

ひかりをすくう発売元: 光文社価格: ¥ 1,575発売日: 2006/07/21売上ランキング: 31133おすすめ度 posted with Socialtunes at 2006/12/26 一生懸命仕事をしてきたけど、一生懸命すぎて病気になってしまった智子。 仕事を辞めようかというと同居人の専業主夫、哲ちゃんは賛...

2006年12月25日

えがおのつくりかた

えがおのつくりかた all about 矢野顕子えがおのつくりかた all about 矢野顕子
矢野 顕子

オレンジページ 2006-11-25
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先日、本屋さんから入荷の連絡があってようやく購入できた矢野顕子『えがおのつくりかた』。
マッキーとは伊勢丹でお買い物。ふたりのお気に入りの場所は地下2階。ここはわたしも好きです。一緒で嬉しい。
愛娘の美雨さんのインタビュー。母として、矢野顕子として、彼女ならでの回答。
飼い猫の紹介。たびちゃんの写真に目頭が熱くなる。先日、天国に行った猫。
アッコちゃんとゆかりのあるあの方、この方のメッセージも満載。
読むところも、見るところもいっぱいな一冊。
この本を読んでいると、笑みがこぼれる。

2006年12月25日

「入門!論理学 」野矢 茂樹

「入門!論理学 」野矢 茂樹 250p中央公論新社 論理学の入門書。 分かりやすいからといって 簡単に理解が出来るというわけではない。 読めるけど よくわからない というのが正直な感想。 もっといえば、なんだかわかった気に させられただけかも と...

2006年12月24日

老師と少年

著:南 直哉出版社:新潮社定価:998円(税込み)老師と少年livedoor BOOKSで購入書評データ 迷える少年と老師の問答、七夜の物語。 生きるとはなにか、死ぬこととはなにか、自分は誰か、本当の自分とは… 誰もが生きているうちに自分自身に問いかけること。 老師は決して正しい答えを教えてはくれない。 だけど少年は老師に導かれ、自分がこれからどうすべきなのかどうあるべきなのか見

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