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2006年09月23日

「モリー先生との火曜日」ミッチ・アルボム 訳 / 別宮貞徳

凄く良かった映画『モリー先生との火曜日』を観て、ずっと読みたかった原作。
映画化のときに取り上げられなかった部分も読んでみたかったんです。

・ 死
・ 恐れ
・ 老い
・ 欲望
・ 結婚
・ 家族
・ 社会
・ 許し
・ 人生の意味

誰もが悩み苦しむ事について人生のコーチが死の前に教えてくれる。
映画でも、モリー先生の講義は凄く興味深くて、私自身の助けにもなってくれました。
悩む事は当然の事だし、もちろん悪い事じゃないけれど、自分をそこに陥れてはダメなんだ。
それを受け入れて、楽しみ、突き放す。
なかなかこんな風に考えるのは難しいけれど、そうする事で自分がどれだけ解放されるのだろうか。

いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかも学べる。
老化はただの衰弱じゃない。成長なんだ。

普及版 モリー先生との火曜日
普及版 モリー先生との火曜日
  • 発売元: NHK出版
  • 価格: ¥ 998
  • 発売日: 2004/11/21
  • 売上ランキング: 2363
  • おすすめ度 5.0

本★8/10

2006年09月22日

京極夏彦朗読『邪魅の雫』

発売カウントダウンしている京極夏彦『邪魅の雫』。
ご本人がこちらで、一部を朗読しています。
映像付きとダイジェストがあります。
京極氏の声は、雑誌の付録CDで聞いたことがあって、渋くて素敵な声を思っていました。
今回もプロみたいな語り口です。
声に惚れる事はありますね。
低音で響く声が好きですね。
高い声はどちらというと苦手。
ってわたしの声は目立つらしいです。

『邪魅の雫』は装丁が2種類あり、事件が起きる大磯で地域限定版が発売になるようです。

追記)
読み終えました。感想はここに。

2006年09月18日

理系ミステリーと再確認

森博嗣『六人の超音波科学者』読了。
Vシリーズ7作目。
超音波研究の第一人者の土井先生。土井先生から重大発表があるとテレビ局や、関係者、阿漕荘の面々がパーティー会場に居た。警察には爆破予告があり、刑事の七夏が橋を渡り終えると、橋が大破。七夏は仕方なく坂道を上っていくと、そこはパーティー会場である超音波研究所。阿漕荘の面々や七夏を待ち受けていたものは・・・。


円形の研究所。わたしにはちょっと理解できない専門用語。でも、なぜか読んでしまう森ミステリー。この本を読みながら、未読の恩田陸の『チョコレートコスモス』や本屋大賞を受賞した『夜のピクニック』ってどんな感じかなと脳裏をかすめながら、やはり本屋大賞受賞した小川洋子の『博士の愛した数式』を思い出していた。『博士・・・』を読んだ後、前シリーズのS&Mシリーズの1作目『すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER』が分りやすかったことも、思い出していたら、またまた繋がった。些細なことだけだね。
それと森ミステリーの殺人の動機が憎悪じゃないのが、読み続けている理由のひとつかもしれない。

S&MシリーズとVシリーズが繋がる『四季』の文庫は11月ごろ発売みたい

2006年09月09日

「愛の工面」辻仁成

人と上手く接する事ができない彼女は、父親から買ってもらったカメラを覗く事で世の中と接する事ができるようになる。
写真論に重ねられた恋愛小説。

読んでいて、肌のぬくもりについての描写が、特に良く伝わってきました。
特に変わった言葉は使っていないのに。
恋人をカメラを通じて見つめ、見つめられる。
別れた後も、それを続けてしまう。

ページの途中で作者が写した南果歩の写真が一緒に収録されている。
これが結構良かったです。

愛の工面
  • 発売元: 幻冬舎
  • 発売日: 1997/04
  • 売上ランキング: 681725
  • おすすめ度 4.5

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