The Beatlesファン必見。The Beatlesの楽曲がブロードウェイ・ミュージカル調にアレンジされている映像作品「Across the Universe"(アクロス・ザ・ユニバース)」がニュージーランドからの機内で上映されていたので鑑賞した。同作は、ベトナム反戦運動が盛り上がる60年代のアメリカを舞台に、イギリス人青年とアメリカ人女性の恋がビートルズのヒットナンバーに乗せて描かれゆく注目のミュージカル・ラブストーリー。主演は今後の躍進が期待される新進女優Evan Rachel Wood(エヴァン・レイチェル・ウッド)とイギリス人俳優Jim Sturgess(ジム・スタージェス)。米国では昨年に公開され、2007年度のアカデミー賞候補に挙げられた程、注目された作品。
映画タイトルの"Across the Universe"は、1970年に発表されたThe Beatlesのラストアルバム「Let it Be(レット・イット・ビー)」他に収録された同名曲で、この作品はジョン・レノンの精神世界や価値観を表した様な曲でもちろんストリーの一部として構成されている。2001年に公開されたアメリカ映画で知的障害を持つ父親と、幼い娘との純粋な愛をビートルズの曲とともに描いた感動作の「I Am Sam(アイ・アム・サム)」を思い出す。厳密にはオリジナル楽曲ではなく、登場人物がビートルズの楽曲をカバーしたものが使用されている。登場人物も
- ジュード(Hey Jude; ヘイ・ジュード)
- ルーシー(Lucy in the Sky with Diamonds; ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ)
- マックス(Maxwell's Silver Hammer; マックスウェルズ・シルバー・ハンマー)
- セディ(Sexy Sadie; セクシー・セディ)
- ジョジョ(Get Back; ゲット・バック)
と、ビートルズの楽曲に挙がる名前が実際につけられている。注目すべきなのは、凝って奇抜な映像表現。画像編集や彼らの音と映像のコラボレーションは純粋で生き生きとしていた。まさにホンモノのミュージカル舞台を鑑賞しているかのようだった。日本での上映は未定だが、もし公開されるのであればDVDではなく、映画館の大画面と良質なサウンドシステムで楽しんで頂きたいと思う。The Beatlesはやはり偉大だなと改めて感じた。
「誰であろうと僕の世界を変えることなどできない
何であろうと僕の世界を変えることなどできない
今年こそ世界に平和が訪れますように。願いを込めて。」 - Across the Universeの歌詞より









