ウェブサイトと通話サービスの統合用プラットフォームを構築し、提供している自称「シリコンバレー初の電話会社」の米Ribbit(リビット)社が、消費者向けにウェブベースの電話サービスを1月28日に発表した。コードネーム"Amphibian(アンフィビアン)"と称されたこのサービスは、ウェブ上で携帯電話やIP電話での通話やボイスメールの一元管理が可能で、従来型の電話サービスとウェブを結びつけるものだという。
ユーザーはウェブページを経由して電話による双方向の会話を楽しむことができる。着信した通話はボイスメールに送信して自動でテキストに起こし、それを読み上げさせたり、コンピュータや携帯電話の電子メールのように転送したりすることもできる。
ユーザーは自分の携帯電話の番号をRibbitに通知するだけで良く、Ribbitは一連の統合された通信機能を提供するパーソナライズされたAmphibianウェブページにユーザーあての通話を配信する。

コミュニケーションの具体的な方法論としては、Amphibianはウェブベースの電話で、ユーザーが自宅やオフィス、携帯電話はもちろんのこと、"Skype(スカイプ)"や"MSN Messenger(エム・エス・エヌ・メッセンジャー"向けにかけた電話でも、登録したAmphibianで通話するか、通常の電話に転送して通話をすることができる。着信があったユーザーまたは通話したユーザー同士の情報を共有する事が可能で、様々なウェブ上のサービスと同期させれば相手の"Flickr(フリッカー)"や"YouTube(ユーチューブ)"、ブログの更新状況までも見ることが可能になるそうだ。ウェブの外でも中でもサービスを利用することができることから、"Amphibian(両生類)"というコードネームが生まれたそうだ。
更に驚いたのが、Ribbitは"Amphibian"の活用事例として、以前ブログでもご紹介した Adobe Systems(アドビ・システムズ)社の"AIR(エアー)"ソフトウェアを使用して、ウェブページ上で動作するApple社のiPhoneのフル機能版を構築したことだ。"Amphibian"経由でiPhoneで通話が可能になるのであれば、着信した通話を自動でテキストに起こし、"Gmail(ジーメール)"のように管理し、検索・閲覧することができるのではないだろうか。まさにボイスメール。ウェブと通話の双方が可能なiPhoneの特徴を上手く活かしたアイディアであると思った。
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