TOP>2008年01月
業界のプラットフォーム間共通のソリューションとしてMicrosoft(マイクロソフト)が新アクセシビリティモデルを「Windows 95」依頼12年ぶりに提供する。Microsoft Windows User Interface Automation(マイクロソフト・ウィンドウズ・ユーザーインターフェイス・オートメーション)、すなわち"UI Automation(ユーザーインターフェイス・オートメーション)"は身体障害者のインターネット・アクセシビリティを向上させる製品作りに役立つ開発者向けのツール。UI Automationで開発されたアプリケーションはWindowsやLinuxなど全てのプラットフォーム内で機能するように設計され、ユーザーはOS(Operating System;オペレーティング・システム)環境を選ばずに作動させることができるのだ。
UI Automationは、支援技術開発者に対しグラフィック・ユーザーインターフェイス要素、ドキュメント・コンテンツ、そして情報テーブルの情報を共有するためのモデル一式を提供する。この取り組みはマイクロソフトの4年以上にわたる調査と開発に示されているという。
Microsoftはアクセシブル・テクノロジーの要求の拡大を認識し、この新モデルを業界に提供していくことで、障害を持つコンピューター・ユーザーにとって必要不可欠な製品のために最新技術を今後もより発展させていくという。Microsoftが行なったアクセシビリティ調査によると、ユーザーのおよそ57パーセントが軽度または重度の障害を抱えているという。そして米国では5,700万人のユーザーが何らかの形でアクセシブル・テクノロジーを利用し、3年以内には利用者は1億人を突破すると見られている。アクセシビリティの革新を促進させることはますます重要になりつつあるということを、改めて認識させられる。
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MarkeZine(マーケジン)
「ネット上でクチコミを起こして」と上司から当然の指令。さて、どうする!?
CSSを使って開発中のHTMLのデバッグを行ってしまうという考え方の紹介とそのサンプルコードをメモしておきます。
まず、サンプルのコードを示してみます。
img[alt=""] {border: 3px dotted red;} img[title=""] {outline: 3px dotted fuchsia;}
img要素に続くのは属性セレクタ(属性セレクタについてはCSS セレクタに関するおさらい | WWW WATCHが詳しいので、そちらを参考に)。>alt=""<と>title=""<の属性と値を持つimg要素にマッチし、それぞれのスタイルを与えます。こうしておくと、HTML内に空白のalt属性やtitle属性があれば、指定されたスタイルが適用されるになり、空白であることが分かるわけです。
もう1つサンプルとして、こんなのはどうでしょうか。
a[href="#"] {background: lime;} a[href=""] {background: fuchsia;}
a要素の中にhref属性。#、もしくは空白時に背景色を与えます。
サイト制作時にサイト構造がまだ決まっていなくて、各ページへのリンク先が分からない場合は空白や#にすることってありますよね。でも、それをそのまま忘れてしまっていると、イタイことになってしまいます。そのためにこんなコードを仕込んでおくと、コードの書き忘れの備忘録にはなりそうです。
上記のサンプルとデバッグ用CSS - Diagnostic StylingはEric Meyer氏が提唱しているものです。詳しくは、
を参考にしてください。
確かにこれと同じようなことはFirefoxのWeb Developer Toolbarなどでも可能です。ただし、Eric氏によると、このCSSのメリットは2点あるとのこと。
確かに、それは一理あります。これらのデバッグはほかのツールでも同様に可能なのですが、自分のCSSセットの中に入れておくことにより、簡易的なチェックツールとしての用途は果たせそうな気がします。
あとは何を書くか、ですね。属性セレクタについてのよい勉強にもなりそうに思います。
しばらくバイト先に顔を出せていなかったので、今週は約1ヶ月ぶりの出勤となった。年末年始に溜まっていた雑誌を整理している間に記事を読みあさっていると、ふと気になる記事を発見。「日経エレクトロニクス」2007年12月17日号の表紙にデカデカと書かれてあった本誌の特集は「Androidの野望」。

丁度2ヶ月前にも書いたが、米Google(グーグル)が携帯電話向けプラットフォーム"Android(アンドロイド)"を発表してからしばらく経つ。同社の目的はただ一つ。それは、携帯電話機向けのソフトウェア一色を無償で一般公開し、自由に利用してもらうというもの。
Google といえばサービスの無償提供。Googleはこれまで、各種のサービスをユーザーに対して無償で提供してきた。本事業である"検索"はもちろんのこと、電子メールや動画コンテンツの配信、そしてSaaS(サーズ;Software As A Service)などが挙げられる。そして今回、携帯電話機の開発者向けに携帯電話機のソフトウェア・プラットフォームを無償で提供した。
Google は1998年の9月に創業され、ウェブサイトの検索に力をいれてきた。それから2003年には"Blogger(ブロッガー)"を開発した企業を買収し、ブログ業界に参入。翌年には"Gmail(ジーメール)"を開始し、電子メールの整理及び検索を実行。2005年に"Google Maps(グーグル・マップス)"を公開し、地図情報コンテンツを無償で提供した。そして話題となった動画コンテンツを提供する"YouTube(ユーチューブ)"を翌年に買収し、本社がある米カルフォルニア洲マウンテンビューにおいて、無料の無線LANサービスを開始。ワードやエクセルをオンラインで使用することができる"Google Docs&Spreadsheets(グーグル・ドックス&スプレッドシート)"を開始したのもこの年だ。このように、Googleはこの10年でウェブサイトの検索・ブログ・電子メール・地図情報コンテンツ・無線LANサービス・動画コンテンツ・ワープロ/表計算ソフト・携帯電話の開発ソフトウェアを無償で提供してきたのだ。
Androidの推進団体「Open Handset Alliance(以下OHA;オープン・ハンドセット・アライアンス)」によれば、将来的にはデジタル家電関連のソフトウェアにも参入する意向を示しており、そのプラットフォームとしても、Androidの利用を促すつもりだとか。
Android を使えば、インターネットに接続して各種のサービスを利用できる携帯電話機を安価に開発することが可能になる。インターネットにつながる端末が増えれば、同社が提供するサービスの潜在ユーザーが増大する。無償のサービスでユーザーを引き付け、広告によって収益をあげれば、事業の拡大に直結する。 Googleは数年前から少しずつ、携帯電話サービスに関連した事業に取り組む布石を打っていたのだ。携帯電話機向けソフトウェア開発企業の Android社を買収した2005年から始まり、世界各国の携帯電話関連会社と提携し、着々と携帯電話分野に侵食していった。Motorola(モトローラ)社のウェブ・ブラウザーからGoogleにアクセスする機能を搭載し、 "Gmail"をVerizon Wireless(ベライゾン・ワイヤレス)社に提供。そして昨年話題になったApple社の「iPhone(アイフォン)」が"YouTube"や"Google Maps"のアプリケーション・ソフトウェアを搭載した。収入源となる広告に関しても昨年9月に携帯電話向けウェブサイトに広告を提供する"Adsense for Mobile(アドセンス・フォー・モバイル)"を発表した。
国内では「iPod touch(アイポッド・タッチ)」の発売に合わせるかのように、NTTコミュニケーションズが提供する無線LANサービス"ホットスポット"が普及し始めた。それにより、空港・地下鉄・カフェ・ホテルなど様々なエリアからブロードバンド・インターネットを利用することができるのだ。NTTコミュニケーションズが提供するサービス以外のウェブサイトへのアクセスは有料だが、Androidを搭載した携帯電話機が発売されるとなればホットスポット内でなくても電波が届けば自由にインターネットにアクセスすることができる。ただ、Googleが目指すのはユーザーがネットワーク上のサービスにアクセスするのに要するコストを極限まで下げること(だと思われる)。当面はインターネット接続が可能な携帯電話機を安価に開発したいという携帯電話業界の思いと合致して、日本国内でもじわじわと浸透しそうだ。OHAによると、早ければAndroidを利用する携帯電話機は2008年後半にも登場するという。
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生物学者・長沼毅氏が取り上げられた「プロフェッショナル仕事の流儀」の録画DVDをid:dansから頂いたので、拝見した。

今回のプロフェッショナルは"科学界のインディ・ジョーンズ"と呼ばれている長沼毅氏。地球上にどうやって生物が誕生したのか、そのヒントになるであろう最初の生命体である微生物の研究を行っている生物学者だ。辺境生物学の研究手法は驚くことに、火山や深海、砂漠や北極圏に足を運ぶことから始まる。微生物の可能性の限界を知るためには、そういった過酷な環境に足を運ぶ必要性があるのだ。地の果てにこそ真実があり、その当時の地球環境に近い環境に生きる微生物を調べれば、明らかにできるのではないかという考えだ。
こんな環境に生物などいる訳がない、という思い込みが研究の始まり。それが長沼氏が研究に対して掲げる流儀である。思い込みこそが、「ひらめき」の原点であり、思いつきにこそ、意味がある。
「思いこみすると、何かを得るチャンスを減らしちゃう。直観が支えているのに、最初に決めた事しかやらないと、大事な事を見落としちゃう。これがもったいない。」
長沼氏が仕事を楽しむために心掛けている流儀。力が入っていると仕事は決して長続きはしない。長いスパンで仕事を行うためには力むよりも、力を抜いている方が良い。そうすれば、高みに辿り着けることが出来る。長沼氏が挑むのは、「生命の起源」という壮大な謎。その研究結果は世界からも注目されているということもあり、一生かけても解けないかもしれない科学界最大の謎の一つでもある。力を抜いている状態だからこそ、見えるものがあり、それは前述の「ひらめき」と直結している。
博打みたいに、博打をするだけの価値があるものを狙っているのならば、一か八かの勝負に挑まなければならない。
「結局人間、後悔するわけだよね。しなかった後悔と、した後悔。だったら、した後悔のがいいかなってね。」
プロフェッショナルとは
「やはり仕事をしていくと、行き詰まったり方向を失ったりするんですよ。そのときに原点に返る、そういう原点を持っている人がプロだと思います。」 - 長沼毅
心の底から溢れ出るような笑顔が素敵な人だった。「仕事は楽しいですか」と聞かれて「楽しいです」と笑みを浮かべながら話す人は沢山いるけど、その笑みにはどこか確信がない人もいる。生物学者の研究を行っている長沼氏は、「これぞ研究者!」という科学という営みが本来もっていた大らかさ、楽しさを身をもって伝えてくれた。
番組内で紹介された長沼氏の原点。
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