昨日、知人とメッセンジャーで話していて、相手がこんな風なこと言ってました。
ブログをみんなが使うようになって、世の中の人はかんたんに情報発信できるようになったら、いろいろと自分がもってる知識などを他の人に伝えるために結構ちゃんとした記事を書いている、と。
実際、いろんな人が自分のもっている知識なりをブログを使って、他の人にも伝えようとしているのがいまのネット環境だと僕も思います。
これはある意味では、今まではそうした知識が完全に陽の目を見ずに埋もれてしまっていたということだとも理解できます。
確かにかつては情報を発信する手段が一部に独占されてしまっていたがゆえに、その力をもつ一部の組織が自分達の言いたいことだけを情報として発信していました。そのために本当は多くの人がもっている様々な知識が埋もれて、あたかもそんなもの存在しなかったかのように、専門家などが必要以上にもてはやされてしまっていたのではないかと感じます。
しかし、一方、今日では誰もが情報を発信できる手段を持ちえています。
それを利用するかどうかは人それぞれですので、ここでは何も言いませんが、ただ、そうした変化をメディアも企業もきちんと理解できていないのではないかと疑問を感じます。
それは昔からあるメディアや企業だけでなく、IT系やWeb系の企業でもそうではないかと感じます。
いまだに一握りの専門家や個人の知識にたよる傾向があり、それ以外の人が持っている知識を生かそうとしない。
それは企業やメディア側の問題というだけでなく、
自分で毎日積極的にブログを書いているブロガー以外の人は、自分と専門家とのあいだに大きな隔たりがあるかのようにいまだに誤解しているような気がします。
でも、そんな差は実は程度の差でしかない。
もちろん、プロとアマの差というのはあるのでしょうが、それは知識の差ではなく、コンスタントにお金を稼げるようなアウトプットを出せるかという別のスキルの差です。
逆にいえば、一方では、情報をアウトプットする際のコストや報酬も低くなりつつある傾向もあり、果たしてプロとアマの差は、そういう意味でもどう維持していくのかという課題はあると思います。
そういう意味で、いまだにコンテンツの独占、情報の独占のほうこうで動いているテレビ局や大手の広告代理店やそれに
影響を与える大手メーカーって、すごくオールド・エコノミーの時代を生きてるなって感じがしてならない。
それで経済がこのまま停滞するようであれば、まったくどう責任とってくれるの?とでも言いたくなります。
とはいえ、そんな風に責任転嫁してても仕方がないので、
新しいビジネスモデルを見つけ、そこで経済的なインパクトもある形にしていくのが、僕らの側の責任なんだと思います。
というわけで、研究員の皆さん、ちゃんとブログ書いてくださいね。
P.S.このあたりの話は、レッシグの著作権の既得権益のクリエイティブをめぐる話とも重なってきますよね。
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