こんにちは。
いつも当サイトをごらんいただきまして、ほんとうにありがとうございまーす!
まもなく早13万アクセス。とってもうれしく思ってます。やりがいがあるなー、うん。
さてさて。
ブロードバンド環境がここまで普及してくると、インターネットの持つ役割って、ますます大きなものになりますよネ。
で、もちろん、いろんなとらえ方があるとは思うんですけど、私は「たとえインターネットであっても、基本的には“人”と“人”とのつながりから始まる」って思ってます。
っていうことで、今回は、障害者の利用に絞って、それに関することをちょっと書いてみたいなぁ、って思いました。
現時点での私なりの考えなんですけど、まずは読んでみて下さいネ。
◆ 中途障害者への「有効なツール」として期待する
突然「障害」を持っちゃった場合、「どこに、どうやって相談したらいいのか」とか、ほんとうに手探りの状態になりますよねぇ…。
もちろん、最寄りの市町村の福祉事務所などに行けば、行政として、それなりの対応はしてくれます。
けれども、同じような障害を持ってる「先輩」からのアドバイスをきいてみたかったり、あるいは、実際にいろんな手続きをしてきた当事者の「生の声」をきいてみたかったり。
そんなことも、しょっちゅうありますよね?
自分の経験からすると、少なくとも、インターネットはこういうときにかなりの力を発揮してくれる、って思います。
いわば「中途障害者への有効なツール」って言ったらいいかなぁ?
なので、メリット&デメリットが相半ばするもんだとしても、インターネット上のBBSなどが持つ力には大いに期待してます。
◆「ピア・カウンセリングの場」として期待する
障害を持ってる当事者自身が、同じような障害で悩んでる人に対してアドバイスや励ましを行なうこと。
これを「ピア・カウンセリング」って言います。精神的なサポートですネ。
インターネットが普及する以前は、この役割をニフティのフォーラムが担ってました。障害者フォーラム(既に廃止)や障害児教育フォーラム(リニューアルして、いまも活動中)なんかがそうですねぇ。
もっとも、JIL(全国自立生活センター協議会)っていう障害者自立支援団体が推進してる本格的なピア・カウンセリングなんかとくらべたら、ほんとうに微々たる力しか持てないかもしれないけど。
でも、それでもフォーラムが持ってる潜在力はすごく大きなものがあるんでは?、って思います。
まぁ、幸いなんだか不幸なんだか、近頃はフォーラムに頼らなくても良い時代になってますよね?
たとえば、個人が持ってるBBSを通じてアドバイスを受けることもできる…。
あるいは、Yahoo!のユーザーチャットルームには障害者たちのチャットルームがあって、以前の障害者フォーラムのチャットを彷彿させるような、意外と真剣なコミュニケーションが行なわれてるんだけど、そういった場の利用も可。
つまり、自分の目的に合ったところを探そうと思えば、時間はかかるかもしれないけど、ちゃんと見つかって、そこで精神的なサポートを受けられるわけですよねぇ。
こういうことって、障害者にとっては、すごくありがたいことだと思います。
やっぱり、いろんな人が自分のために働きかけてくれる、ってうれしいことですよネ。
◆ デメリットも承知した上で利用することが必要
とっても残念に思うんですけど、ここまで書いてきたメリットと並行して、デメリットも目立ってきてますよネ。
たとえば、よく取り上げられる「2ちゃんねる」(断わっておきますけど、2ちゃんねるは決してデメリットだけの場ではない、っていうのが私の考えです。)とか、あるいは、一般のBBSやチャットサイトなどでの誹謗・中傷などなど。
数え上げたらきりがない、っていうのも事実ですよねぇ…。
私の場合、ネット歴は、ニフティがまだパソコン通信だった頃から始まってて。
もう、かれこれ10年以上のネット歴になるんですけど、いまと以前とでは「コミュニケーションの質にずいぶん差があるなぁ…。」とは感じてます。
まぁ、ある意味で「その人の人間関係や性格なんかが、実生活よりもさらに剥き出しで出ちゃう」のがインターネットだと思ってますんで、感情が激昂しちゃったり、匿名性を悪用してしまったりするのは、考えようによっちゃ、不思議でも何でもないことなのかも。
結局のところ、良い面も悪い面も、実生活と大して変わらない部分が多いのかもしれないですよねぇ。
言い替えると、インターネット、っていう場ではそれらが強調されちゃうから、ことさら問題になっちゃうのでは?、って思います。
とすれば、何のことはない(苦笑)。
実生活と同じで、「君子、危うきに近寄らず」とでもいうか、デメリットも十分承知した上で、節度を持った利用が求められることになりますねぇ。
期待できるものは大きいんだけど、でも、インターネットに対して過大な期待はかけるな。そういったところかなぁ?
◆ ニフティのフォーラムが持ってた「良さ」をもう1度
さっきも書きましたけど、私にとっては、ニフティの障害者フォーラムや障害児教育フォーラムから受けた影響っていうのは、すごく大きなもんがあります。
ノロケになっちゃいますけど、カミさん(しゃろおむ)と出逢ったのも障害者フォーラムですし(笑)。
自分の中途障害を受容してゆく過程で、フォーラムのみんなからは、ほんとうにいろんなアドバイスや励ましを受けました。
時には、真剣になって、口角泡を飛ばしながら議論し合ったこともあったっけ。たとえば、虹父さんなんかとは、それ以来のお友達です(笑)。
チャット(ニフティのフォーラムでは「RT」って呼びます。)もそうだし、BBS(同じく「電子会議室」)にしてもオフ会(ニフティのフォーラムでは、どこでもかなり活発。)にしてもそうだったんだけど、ひとりひとりのメンバーが「ネット」っていう「バーチャル」な場を超えて、とっても真剣に向き合ってくれました。
まあ、このあたりの事情は、いまのインターネットしか知らない人たちには、ちょっと理解しにくいかもしれないなぁ…。
残念ながら、こういった「フォーラムの特性」「フォーラムの密度の濃さ」って、最近は、かなり敬遠されることが多いみたいですねぇ。
フォーラムっていう場は会員制による一種の「サークル」でもあるんで、縛られたくないとか、あるいは、あんまり濃密な関係を築きたくないとか、いろんな事情はあるんでしょうけど。
でも、「なーんかもったいないなぁ…。」って思っちゃいます。
もちろん、時代がどんどん進んじゃって、もはやフォーラムの出番じゃあない、っていう部分もあるかもしれません。
けれども、さっきも書いたように、ネットではあっても、基本的には“人”と“人”とのつながりの場であるわけで。まずは「コミュニケーション」から始まるんですよねぇ。
だとしたら、より「コミュニケーション」を深め合うことができる「フォーラム」っていう場を、もう1度見つめ直してみてもいいんじゃないかと。そう思ってます。
◆ 障害の「垣根」を越えて
インターネット、特にチャットを利用してて思うんですけど、ネットを利用すると、その人が「障害者」かどうかなんて、ほんとうに些細なことになってゆきます。
もちろん、その人が、たとえば視覚障害や上肢の運動障害なんかを持ってて、PCを使うときに一定の配慮が必要になってくる、なんてことはあります。
けれども、いざネットでコミュニケーションを図ったときは、チャットにしろBBSにしろメールにしろ、ほんとうに「障害」はバックグラウンドでしかなくなる…。言い方は適切じゃあないかもしれないけれど、その人が持ってる1つの個性にしか過ぎなくなる、って言っても良いかもしれません。
っていうことは、インターネットはバリアフリー推進の手段としても使える、っていうことになりますよねぇ。
バリアフリー。
これは、健常者と障害者・高齢者などの社会的弱者との間に横たわる障壁をなくすこと。
物理的に、障害者用エレベータを新設したり、車イス利用者用の駐車スペースを設けたり、そんなことももちろん大事なんだけど、心のバリアフリーを進めてゆくこともすごく大事なことです。
とすれば、インターネットが障害の「垣根」を超えられる以上、バリアフリーの考え方を広めてゆくためにもとても有効だ、って考えられますよね。
もっともっと障害者のことを知ってほしいな、って思いますし、障害者自身もどんどん自分を表に出していってほしい、って思ってます。
◆ ネチケット(ネットでの礼儀作法)を忘れずに
最後に。
何度も繰り返して書きましたけど、結局のところ、ネットだって言っても、実生活と大して変わらない部分も大きいですよね。
なので、ネット特有のものはあるにしても、ちゃーんと礼儀作法っていうのがあるんですよねぇ。
一般にはそれらを「ネチケット(ネット上のエチケット、っていう意味の造語)」って言いますけど、たとえば、チャットに出入りする際のあいさつ・声かけだったりとか、BBSやメールなどで回答をもらったときの一言だとか…。
こういったものは、最低限の礼儀だと思うんです。
残念なことに、ネチケットをわきまえない人も多くなってきました。
たとえば、相手のことを心配するからこそ、できるだけ詳しく回答したとき。
1度質問したらそれっきりで、うんともすんとも返してこない。どこかわからない部分はなかったのか、あるいは、もっと知りたいことはないのか、そんなことすら伝えてこない…。
にもかかわらず、私が忘れかけた頃に、再び、突然質問を寄こしてくるんですよねぇ。
申し訳なく、心苦しい言い方になっちゃいますけど、そういう人(不思議なことに、いわゆる「常習犯」ばっかし)に対しては、もう回答したくないです。
こんな人たちは、ネットは実生活と切り離された特別な場なんだ、って錯覚してる…。
そんなことはないですよぉ、はっきり言って。
ネットできちっとふるまえない人は、実生活でもきちっとふるまえないと思いますねぇ。鼻つまみ者になりかねないですよ、ほんとうに。
それじゃあ、恥ずかしいことはもちろんですけど、同時に、すごくもったいないことだと思います。
っていうことで。
つれづれなるままに長々と書いちゃいましたけど(苦笑)、もしよかったら、ぜひぜひコメントをお寄せ下さいネ。
皆さんのインターネット生活はいかがでしょうか?

