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2010年05月19日

経済連携協定(EPA)に基づく事業そのものに「懸念」厚労省

厚生労働省は5月18日、経済連携協定(EPA)に基づきインドネシア人・フィリピン人看護師・介護福祉士候補者の受け入れ事業を行う「社団法人国際厚生事業団」を対象に事業仕分けを行った。



仕分け人の高橋進氏(日本総合研究所副理事長)は、「EPA協定に沿った事業そのものが、体制と実績との間、成果と言うか、そこの差がいずれ大きな問題になってくるのではないかという懸念を抱く」と指摘。



「法人の問題というよりも厚労省全体として、この問題について改めて当事者意識を持った取り組みが必要ではないか」と問題提起した。同事業団は1983年に、国際的な保健・福祉の発展に貢献することを目的に設立された。アジア地域を中心とした開発途上国の保健・福祉分野の行政官の人材育成研修事業や、水道をはじめとする保健・福祉分野の調査などのほか、「外国人看護師・介護福祉士受入事業」や「外国人看護師・介護福祉士受入れ施設支援事業(あっせん事業)」を実施している。



同事業団は改革案として、▽候補者が協定により許可されている滞在期間を最大限受け入れ施設内での就労・研修に充てられるよう、候補者の就労開始時期の早期化を図る▽より多くの候補者にマッチングの機会を提供するとともに、受入れ機関の選択肢を増やし、マッチング成立者数を増加させるよう、マッチングリストに登録する候補者を増加させる―などを提示した。



議論では、田代雄倬氏(元川崎製鉄環境エンジニアリング部長)が外国人候補者の国家試験合格率について、「どれぐらいを前提に入れて考えているか」と質問したのに対し、同事業団の角田隆専務理事は「分からない」とし、今年3人の看護師候補者が国家試験に合格したことを踏まえ、「とにかく3人受かったということで、皆さんまたやろうかという気になってくださったと思っている」との認識を示した。



仕分け人の「外国人看護師・介護福祉士受入事業」についての仕分け結果は、全員一致で「改革案では不十分」だった。省内事業仕分け事務局が示した資料によると、同事業団の実施する事業以外にもEPA関係事業として今年度は、経済産業省の「経済連携人材育成支援研修事業」や厚労省の「外国人看護師候補者就労研修支援事業」などがある。



これについて、高橋氏は「政府全体では非常に多額の日本語教育のためのお金を使っている。これだけのお金に見合う日本語教育の効果が上がっているのか」と指摘。費用対効果も含めて、どこでどういう体制で日本語を教えるのが結果的に合格者数を増やすことにつながるのか検討を急ぐべきと主張した。




EPAに基づく受験者の合格へのハードルの高さがたびたび指摘されており、本当の意味で実効性のある制度とするためには、外国人労働者をどのように受け入れていくかを具体的に踏まえた制度設計が求められるのではないでしょうか。

2010年04月07日

3回目のインドネシアとの経済連携協定(EPA)面接開始

今年で3回目になる日本とインドネシアの経済連携協定(EPA)に基づく候補者の面接が
現地で始まった。日本に派遣されるインドネシア人看護師と介護福祉士候補者への面接は、
日本側窓口機関の国際厚生事業団により行われる。



面接には、インドネシア側の選考を通過した看護師候補者121名と介護福祉士候補者179名の
合計300名が参加する。



これまでに日本の看護師国家試験では、EPAに基づいて来日している候補者の合格率は
看護師国家試験の合格率は、3名合格のほぼ1%になります。難解な医療用語などの日本語
の壁が問題化している。




今年は日本側の受入希望は看護師と介護福祉士を合わせて合計149名の65法人になりま
す。受け入れる日本側の法人側での研修教育コストの高さが受け入れが伸び悩んでいる

要因のひとつと言えるかもしれません。3年経ち国家試験に合格できなければ、帰国を余儀なく

される現状も影響しているでしょう。


これらの制度上の課題をいかに改善していくかが同制度の問題といえるでしょう。


2010年03月29日

経済連携協定(EPA)狭き門に批判も

前回、厚生労働省発表がありました経済連携協定(EPA)に基づき来日しているフィリピン人・

インドネシア人から看護師国家試験の合格者が初めてでたことをご紹介しました。



合格者は、インドネシア人男女各1名とフィリピン人女性1名の合計3名が合格しました。

しかし、ハードルの高さが今後問題となりそうな状況なのです。




現在、日本は経済連携協定(EPA)に基づき来日しているのは、インドネシア・フィリピンから

約360名(看護師候補のみ)になります。合格者が3名ということは、合格率約0.83%と1%

未満となっている。



一般から見ると「看護師という命に関わる専門的な仕事なのだから仕方ないんじゃないの?」
との意見もあるかもしれません。では、通常に日本で看護師試験の合格率は何パーセントだ
と思われますでしょうか。




きっと難易度の高い試験なのではと思われるのではないでしょうか?



実は、全国の平均合格率は(EPA含む)89.5%です。



この数値をみるといかにEPA受験者にとって狭き門であるかがお分かりいただけると思います。

昨年2月の国家試験の受験者は82名で全員不合格という結果に。来日して3年以内に合格でき

なければ強制帰国となるため、第1陣として来日した人たちにとって、次がラストチャンスとなるの

です。




因みに、介護福祉士候補者は約480名が来日しており、半年間の日本語研修の後、病院や介護

施設で働きながら国家資格取得を目指している。介護福祉士候補者は、受験に実務経験3年が

必要なため1回の試験で合格できなければ帰国となるのです。




EPA来日者の多くが不合格で帰国することになると国内外で現在の制度への批判が高まるのは間

違いないでしょう。

2008年07月29日

昨日のこと…。

話は、1日ずれてしまいましたが、昨日、ピー・ター・パンへ行ってきました。

あまりないのですが、月曜に運営会議でした。
議題は、この間のTシャツフェスティバルの反省やら、12月にやる予定の「ピー・ター・パン設立10周年記念イベント」のこと、それにもうすぐある監査のこと、実際の運営に合わせるための規定の見直し、などなどでした。

それにしても、会議長かったなぁ。
午後2時から始まり、5時半までありました。
予定では、午後4時半に終わるはずだったのに…。


ユーキャンの介護福祉士速習レッスン 2009年版 上 (2009)

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