内閣府は10月23日、日本・アメリカ・ドイツの3か国で実施した「障害者の社会参加促進等に関する国際比較調査」の結果を発表しました。
調査は今年の2~3月に20歳以上の男女を対象に行なわれ(日本は面接、アメリカ・ドイツは電話で実施)、いずれも1,000人を超える回答を得ています。
特に注目すべき回答結果は、次のとおり。
国民性の違いもあるのでしょうけれども、それにしても、わが国の「障害者に対する理解不足」は目をおおうばかりのような気がします。
この結果は、国際的にも、非常に恥ずかしいことではないでしょうか?
また、日本は「健常者」「障害者」を明確に線引きして区別し、学校や職場などでは両者の交流が非常に乏しい社会環境となってしまっていますが、そのことこそが、障害者に対する理解不足や偏見・差別を生んでいるような気がしてしかたありません。
「すぐそばに障害者がいることは、あたりまえなことである」というわが国を築くためにも、障害者自身がもっともっと声をあげ続けてゆく必要があると思いますし、国の障害者施策もさらなる改革が求められるでしょう。
5年後、10年後に類似の調査が行なわれると思いますが、そのときの結果はどのように変化しているのでしょうか。
■ 障害のある人は、障害のない人と比べて「同じような生活」を送っているだろうか?
日本
そう思う 18.8%
思わない 74.8%
アメリカ
そう思う 53.7%
思わない 45.4%
ドイツ
そう思う 81.9%
思わない 16.4%
■ 障害のある人に対して、障害者だと意識せずに接しているだろうか?
日本
意識せずに接している 36.3%
意識して接してしまう 60.7%
アメリカ・ドイツ
意識せずに接している 両国とも約90%
■ 企業や飲食店などが「障害者への合理的配慮」(例:階段をスロープに改修する)を行なわないことは、障害者への差別にあたるだろうか?
日本
差別にあたると思う 42.0%
差別だとは思わない 44.6%
アメリカ
差別にあたると思う 70.0%
差別だとは思わない 28.5%
ドイツ
差別にあたると思う 64.8%
差別だとは思わない 32.5%
【ダウンロード】
[PDF]平成18年度 障害者の社会参加促進等に関する国際比較調査(報告書)
【ダウンロードの手順(Windowsの場合)】
Internet Explorer 6 を使っている場合は、次のとおりです。
なお、「名前をつけて保存」するときのファイル名は、自動的に付きます。
1.リンク([PDF])の上をマウスで右クリック(マウスの右ボタンを使う)
2.コンテキストメニュー(右クリックしたときのメニュー)が現われる
3.「対象をファイルに保存」を選択
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