
マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長と奥さんのメリンダさんが運営する慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ基金」は、財団の資産319億ドル(約3兆7000億円、8月末時点)を夫妻の死後50年以内に全額寄付し、活動を終えるそうです。
同基金は、途上国のエイズ、マラリア、結核の根絶や教育水準の改善などに尽力しています、今後は、もっと寄付を拡大する方針だそうです。
同基金は「我々が取り組んでいる問題を今世紀中にめざましく進展させるため」と、存続期間を限定した理由を説明しています。
慈善団体は通常、寄付した残りの資産を運用しながら、永続的な活動を目指すのが通例ですが、同基金の決断は今後の慈善活動というものへ一石をとうじそうです。
ビル・ゲイツ氏の活動は、企業のCSRという考えにも合致します。
CSRとは「Corporate Social Responsibility」の略語で、「企業の社会的責任」を意味します。
少し前に「企業メセナ」と言われるものが日本でも、取り入れられ例えば、Jリーグなどで企業名をチーム名につけず地方名にする事などがありました。
ロハス的に言うならば、CSRという企業活動も、「企業の持続的発展」です。
企業もまた「宇宙船地球号」の一員である以上、宇宙船自体が沈んでしまっては企業も持続できないという考えがあります。
取引先・社員さん・株主・地域社会にせよ、あるいは利害関係の有無に関わらず、誰かに何らかの不利益を与えて不満をもたれること自体が、企業の持続的発展を妨げる経営上のリスクであるという考えが基本にあります。
日本には、昔から「家訓」のようなものがありました。
土壌として、CSRは受け入れられやすいのではないでしょうか。
日本の企業の90%が中小企業です。
多くの雇用人口を抱える中小企業でのCSRの取り組みは、まだそれ程目立っていないのが実情です。
CSRは一般的に誤解されがちな寄付や援助による単なる「利益の還元」ではなく、「企業の持続的発展」という考えの元、私達にできうる実現する社会的活動です。
企業規模に関係なく、全ての企業が身の丈に合ったレベルからCSRに取り組むことは可能だと思います。
そして、このブログやホームページなどから自由に企業は自社の思いを発信する事ができます。
インターネットを利用して中小企業はこれから自社の発展を考えて活動できうるチャンスを手にいれたのではないでしょうか。
まだまだ、自社でもCSRのレベルは追いついていませんが、今後は、どんどん発信していきたいと思います。







