日本人には哲学がないと言われます。
果たしてそうでしょうか?
稲作民俗であった日本人は、もっとも重要な時間の単位は一年です。
その一年を4つに分けてそれぞれ春夏秋冬という四季の中で日本の気候風土に合わせ、色々と祭りや年中行事を配置してきました。
その四季の中の最初の季節である「春」が今日から本格的になってきます。
四季の推移は、「五行循環」です。
一年の五行循環とは、木・火・土・金・水の五気を春・夏・秋・冬の四季に配置して、この季節の中間に土気を置くことにより四季の廻りを促してきました。本来は四季ではなく五季ですね。
この5番目の季節である「土気」の作用する期間を「土用」と言います。
よく「土用の丑の日には、うなぎを食べる。」の土用です。
土用の期間は2週間であり、日本の季節の基準は2週間を基本にまわっています。
同じ時間に同じ行動をして、同じ食物をとることが日本人は非常に多いのですが、これも「五行循環」の法則にのっとっていますし、呪術ともいえます。
地球温暖化のせいか季節の移り変わりが、目に見えて判りにくくなりました。
動物や植物もおかしな行動をとるようになってきたようです。
やはり、寒い時には寒く。暑い時には暑いという四季の移り変わりがあってこそ日本人が昔から大事にしてきた「五行循環」の哲学が生きてくると思うのです。
どんなに生活のスタイルが変化しても昔から受け継いできた文化や習慣は大事にしたいものです。
そして、今日から新しい一年の始まりです。
気分も新たに頑張ります。








