
新年を迎え、これからも自分たちが、子供たちが、その子供たちが、この地球で暮らしていけるために温暖化対策について考えてみました。
地球温暖化対策を考える時、環境と調和した建築家ビル・ダンスター氏が設計した、イギリス最大の環境にやさしい建築「Bed ZED」が注目を集めています。
約300人が暮らし働くこの建物には、屋上緑化、住民共有の電気自動車、太陽光や風力利用のクリーンなエネルギーを使った生活設備が整えられています。建物の材料には、古い駅舎の鉄骨や、地元の建築現場からの再生建材が使われ、新品の材料に関しては、輸送トラックからの排ガス減量の為、半径50キロ以内で購入したものを利用したそうです。
大気汚染の主要な原因となるエアコンの使用を抑えるために、壁を通常の建物の二倍にしたり、窓をトリプルガラスにしたりと断熱の工夫もされています。しかし、建築デザインは非常に高い標準にあって、環境局面を強化するのに用いられています。
このエコ住宅ベッドゼッドの3分の1は低所得者用の福祉住宅、もう3分の1は中所得者向けの賃貸住宅、残りの3分の1が分譲住宅として売り出されました。ですから、ここに住む人々の職種もさまざまです。何かを我慢したり、不自由な生活をしたりしなくても、今までと変わらない環境の中でエコロジカルな暮らしができることを実証したのがこのベッドゼッドです。
ここに住むようになってから、自然と環境に気を使うようになった人が多いそうです。たとえば、赤ちゃんのオムツを、紙おむつから布オムツに変えたというように、生物学的に分解可能な製品を使う人が増えているという現象が起こっているのだそうです。
現在、ベッドゼッドは世界中から注目され、2009年までに世界各地に5か所、ベッドゼッドよりももっと大きなエコ住宅地を建設する計画があるそうです。温暖化対策の理想は、一人ひとりが出来る事から実行することです。しかし、実際には自分から動くというより、ある程度の環境が整えられて初めて行動に移す人が大半だと思います。この日本でも、このような環境が増えていくことが温暖化対策の大きな効率を生むことになるのではないでしょうか。世界中で、そういった計画が、手遅れにならないように順調に進んでいくことを願ってやみません。
http://www.peabody.org.uk/pages/GetPage.aspx?id=179

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