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2009年09月09日

自家現像宣言(暗室作ります!)

  前回の投稿でもお伝えした通り、今カメラ業界はデジタルの最先端技術の開発にしのぎを削り合っているように思いま
 す。私は、その時代の流れに完全に逆行するようなことを、この1年間くらいずっと考えておりました。自家現像です。
  カラープリントは、今現在のデジタル機材でかなり楽しむことが出来ています。しかし、モノクロのプリントについて
 は、現在使っているEOS40DとPIXUS Pro9000(染料インク)の組み合わせでは、素人の私が生意気言
 うのもなんですが、いまひとつ作品に納得がいっていません。

  今年の1月にEOS7sを中古で購入してからは、フィルムの画像を元々家にあったEPSONのスキャナーでとって、
 Pro9000でプリントするという工程でも楽しむようになりました。この工程でも、一段進歩したように思い特に階
 調表現はEOS40D+Pro9000よりも大幅に改善されたように思っています。しかし、そうなるとモノクロフィ
 ルムから印画紙に焼く条件を色々と変えてみたら、どんな仕上がりになるのだろうかという興味がより一層湧いてきて
 暗室を自宅につくることを改めて決意。特にこの半年間は、本屋やカメラ店で手に入る暗室に関する書籍を読みまくって
 いました。そして、ついに引伸機の中古品を先日購入し、昨日自宅に引伸機が到着。モノクロ初心者には、集散光式の引
 伸機がよいと言われていたので、それに相当する機種の新品や中古を色々と調べてみました。新品での購入も検討しま
 したが、最終的に購入したのはFUJI B690という機種。

B690



  かなり以前に製造中止になった機種ですが、入門機としては十分すぎる性能と理解。写真にもある通り、超古い機種に
 も関わらず、ちゃんと発売当時の梱包のまま送られてきました。実際中身をあけてみると、支柱には錆が全くなく写真に
 は写っていませんが、台座に支柱と引伸機本体を取り付けてみたところ、全くガタつきもなく、機能上問題はないです。

B690



  そして何よりも嬉しかったのが、引伸用レンズも全く新品同様で使った形跡がほとんどありませんでした。中古品の場
 合、引伸用レンズが付属していなかったり、付いていても、汚れがひどかったり曇りがあったりと、状態がよくないケー
 スが多いようです。

FUJINON Lens


  幸いにして非常に綺麗な状態であったのは、おそらくこの引伸機を使っていた元のオーナーは、35mmフィルムでは
 なく、6X6や6X7、6X9のように、もっと大きなサイズのフィルムを中心に引き伸ばし作業をしていたのではない
 かと思います。そうでなければ、35mmフィルムの引き伸ばしに使う50mmレンズが、使った形跡なしということは
 ないでしょう。ネガキャリヤや引伸用レンズも、大きいフィルムサイズ用のものが全く付属されていませんでしたから
 あるいは、そういった備品だけ別枠で中古として売られたのかも...。いずれにしても、私の場合は35mmフィルム用の
 備品が揃っていれば、全く問題なし。35mmフィルム引伸用の備品がついて、引伸用レンズも新品同様のものが付いて
 いて、全部で1万円強で手に入りました。一番値段が安い集散光式の入門機の新品でも、この値段では手に入らないです。

  引伸機とレンズは、初心者用としては十分すぎるものがかなり安く手に入ったと思っていますが、残念ながら欠点がひ
 とつ。取扱説明書がないです。しかし、この機種は非常にシンプルな作りなので、実際に組み立てて、コンデンサーレン
 ズの取り付け方や電球の交換方法、多階調印画紙を使用する際のフィルターポケットの扱いなどもすぐに理解できまし
 た。それでも、実際に使ってみたら、操作方法に疑問点が生じることもあるかも.....とも考えたのですが、幸いな
 ことに、FUJI B690が現役で稼働しているレンタル暗室がありました。東京は半蔵門にあるJCIIフォトサロ
 ンです。いざとなったら、ここのラボを一回使用して、使い方を教えてもらおうかと。


  自宅暗室を準備するにあたり、気になることが一つありました。写真廃液の処理です。「暗室百科」という本に現像に
 使う各種配合処方が出ているのですが、化学構造を見ると、そのまま捨てると、あまり環境によろしくないのではないか
 という薬品も...。幸いにして私が住んでいる船橋には、誠和工業?という写真廃液の処理を行っている業者さんがあ
 ることが分かった。個人宅から出る写真廃液にまで対応してくれるのだろうかと疑問に思いながらも、ダメモトでメール
 を送ると、引き取ってくれるとの返事。現像廃液(廃アルカリ)と定着廃液(廃酸)を分けて保管し、20Lポリタンク
 2本を最小ロットとして対応してくれる。もちろん引き取りは無料ではない。20Lあたり1600円かかる。これを高
 いとみるか安いとみるかは、意見が分かれるところかもしれないが、個人宅にまでわざわざ引き取りにきてもらえるので
 あれば、私は安いと思う。

 
  実際に、自家現像ができるようになるのには、まだ時間がかかりそうだ。揃えなければならない機材がまだかなりある。
 それらをすこしづつ買い揃えていく必要がある。まぁ、揃えていく作業そのものも楽しいことではあります。


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2009年09月07日

Canon EOS 7D : APS−Cとしては驚きのスペック



  キャノンフォトサークル誌の9月号が届いた。
  9月号の技術レポートは、10月上旬発売予定のEOS7D。EOS50Dのワンランク上を目指して開発されたとい
 うEOS7D。その主な特徴は

  * 約1800万画素CMOSセンサー(撮像素子:APS−Cサイズ)
  * デュアル DIGIC4による高画質・高性能の両立
  * 最速で約8コマ/秒の高速連写と約94枚(JPEG・ラージ/ファイン)の連続撮影機能
  * 通常の設定ではISO100〜6400。さらに、拡張設定でISO12800に対応
  * 視野率約100%で視野角29.4°、尚且つ倍率約1.0倍の高性能な光学ファインダー
  * 測距は「オールクロス19点AF」
  * AF情報と色情報を利用して安定した露出を実現する「iFCL測光」
  * ライブビュー撮影機能とフルHD動画撮影機能
  * 耐久約15万回の作動耐久を実現した高性能な新開発シャッター駆動系
  * 水平方向とアオリの傾斜量を測定可能なデュアルアクシス電子水準器


  いままで私のイメージでは、EOSのAPS−C搭載機は初心者・中級者向け。しかし、ここまでくると、これはもう
 完全にプロ及びハイ・アマチュア向けではないでしょうか。EOS5DMarkIIをすでにお持ちのプロの写真家の皆
 さんやハイ・アマチュアの皆さんは、EOS7Dをお買いになりたいでしょうね。広角レンズや50mm、80mmくら
 いまで、あるいはより高精細な画像が欲しいときにはEOS5D MarkIIで、それ以上の望遠領域はEOS7Dを
 使用するという使い分けができたら、写真の作法の幅が広がるのでは。

 特に私が注目しているのは

 デュアルDIGIC4
   DIGIC4を二つ搭載することで、約8コマ/秒を実現しているのでしょう。私が使用しているEOS40Dの場
   合、高輝度側階調優先モードや高感度時ノイズ低減モードを併用して連写を行うと、連写速度が最大スペックよりも
   かなり落ちます。DIGIC4が2つ付いていても、こういった撮影モードを適用すると、最大スペックよりも多
   少は連写速度が落ちてくる可能性があると思いますが、EOS40Dと比べると、おそらく段違いの性能を発揮する
   のではないでしょうか。野鳥が飛び立つ瞬間とか、カワセミが獲物をとらえる瞬間とか、レーシングシーンでの撮影
   とか、連写や流し撮りを得意とする皆さんにとっては非常に楽しみな機種ではないでしょうか。


 視野率100%
   現在私が使っているEOS40DやEOS7sは、視野率100%ではなく、撮影後にトリミングが必要になるケー
   スはやはりあります。見たまま通り写せるというのは、特に構図を細かくチェックしている時間が確保できない流し
   撮りやその他の連写の際にかなり有効なのでは。私の好きな風景撮影やスナップ撮影のときなどにももちろん威力を
   発揮するでしょうねぇ。お買いになる方がちょっと羨ましいです。
   また、最近では一眼の光学ファインダーをとってしまう機種も出ていますが、それではそもそも一眼と呼べないので
   はという気もしますし、一眼の醍醐味が薄れてしまうような気もします。そのような流れもできつつある中で、コ
   ストがより掛る視野率100%の光学ファインダーをキャノンさんがあえてこの時期にAPS−C機ために出してき
   たとには、そういった新しい流れに対する意地のようなものも、個人的には感じます。

 オールクロス19点AF
   APS−C機で、これだけの高性能なAF機能を持った機種、かつてあったでしょうか?これまた連写を好まれる皆
   さんにとっては、非常に魅力的な機能でしょう。もし私がEOS7Dを手にすることができるのであれば、まずは自
   宅から近い谷津干潟に行きます。そして、野鳥の流し撮りをイの一番にやってみたいです。月日に撮影した谷津干潟
   の鳥たちの写真は、AIサーボAFで撮影。キャノンフォトサークルの解説通りに日の丸構図で撮影してあとでトリ
   ミング。この後も流し撮りは自分なりに研究して、EOS40Dでも、日の丸構図にしなくても中央以外の測距点を
   生かして、最初から日の丸構図にしないで撮ることがある程度できるようになりました。しかし、オールクロス19
   点AFがあると、流し撮りを行う現場での構図の撮り方の自由度は段違いで上がるのではないかと予測します。

 電子水準器
   これは、ライブビューでじっくり構図を考えながら風景撮影を行うときとか便利そうですね。私の場合は外付けの水
   準器をEOS40DやEOS7sと合わせて使っています。一度なくしたことがあって、カミさんに無駄な金ばかり
   使ってと怒られたことあります。これならなくす心配もないですね(笑)。



  動画撮影が好きな皆さんにとっては、EFレンズ群、シグマ、タムロン、その他サードパーティの各レンズの特徴を生
 かした動画が撮れるますから、EOS7DのフルHD動画撮影機能にはきっと興味を惹かれるでしょうね。しかし、私
 の場合は、なぜか動画撮影というものには、全く興味が湧かないです。そういう私からキャノンさんに是非お願いしたい
 のは、EOS5DMarkIIやEOS7Dから動画撮影機能を取り去った商品を是非発売してもらいたいです。そ
 うすれば、貧乏サラリーマンの私でもEOS40Dの買い替えとか検討するかもしれないです(値段に寄りますが..)。
 












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2009年09月02日

シグマさんにAF合焦性の調整を依頼

  今年の春からSigma 50mm F1.4 EX DGを使っているのですが、使い始め当初から、気がついていることがありました。
 オートフォーカス(AF)で撮影すると、どうもピントボケが起きやすい。AFで合わせた位置よりも手前にピントが
 ピッタリ合う傾向があるのです。
  77mmという大口径の50mm単焦点レンズで、絞り開放F1.4。アサヒカメラの解説にある言葉を借りれば、
 「紙のように薄いピント」というくらい絞り開放やF1.8だと、ピントが合う範囲が非常に狭い。購入してから、こ
 のレンズを使って撮影するときは、マニュアルフォーカス(MF)を適用することが多かったので、AFでピントが手
 前にくる傾向はあまり気にしていなかったのですが、先月鬼子母神近くで猫君の写真を撮影したときには、MFで連写を
 行ない、ピントが合わずに猫君のよい表情を撮り逃してしまった写真が結構ありました。よって、今回初めてシグマのサー
 ビスに問い合わせを入れてみました。ご担当の方から
  「AFの合焦性は、ご使用になるカメラとレンズに若干の個体差がある場合がありますので、被写界深度の関係でレン
 ズの絞りを開放近くにされた状態では、この差の影響でご連絡頂きましたようなことが起こる場合がございます」
  とのことでした。サービスの方の勧めで、EOS40D本体とこのシグマレンズをセットにしてシグマさんに昨日発送
 しました。EOS40D側を調整するのではなく、レンズ側を調整してAFの合焦性改善を行うそうである。そりゃそう
 だ。EOS40D側でAF合焦性を調整されてしまっては、AF合焦性がちゃんと合っている他の手持ちレンズに影響が
 出てしまう。EOS7sにこのレンズを合わせたときのAF合焦性に影響がでる可能性もあるが、このフィルムカメラで
 撮影するときには、連写を行う機会は非常に少ないので、EOS40D使用時のAF合焦性を優先することにした。
  サービスの方によると、AF合焦性を調整して、私の手元にEOS40Dとレンズが戻ってくるのに、2週間くらいか
 かるとのことでありました。という訳で、今度の週末はEOS7sでの撮影を中心に行います。先週までにEOS7sで
 撮りためた写真の整理もしたいし、ちょうどよい機会かも。
  愛しのEOS40Dとシグマの単焦点レンズには、シルバーウィークが始まるまでには戻ってきて欲しいものであります。


Camera: Canon EOS7s
Lens: Sigma 50mm F1.4 EX DG HSM
Film: FUJICHROME Velvia50


  この写真は、先日柴又に行ったときに、EOS7sで撮影。このときモノクロフィルムでの撮影も行ったので、まずはこ
 のあたりからこの週末に整理しようかと。


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