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2011年08月31日

兵庫県赤穂市シンポジウムご報告

兵庫県赤穂市でシンポジウム
いじめ概論~いじめの現状と解決策~


◆赤穂市教育委員会と共催
熱気あふれる満席の会場◆


8月24日、兵庫県赤穂市で、「いじめから子供を守ろう!ネットワーク シンポジウムが開催されました!
明星大学教授の高橋史朗先生から基調講演をいただき、その後、参加された方々から事前に寄せられた質問をもとに、パネルトークが行われました。


赤穂1                 ご来賓の赤穂市 教育長にご挨拶をいただきました。
赤穂2
              井澤一明いじめから子供を守ろう! ネットワーク代表・挨拶

高橋先生は時折ホワイトボードも使いながら、家庭内での親のあり方、現代のいじめの実態、、いじめ対処法などについて、熱心にお話されました。参加された方々は、8割が学校関係者の方々とのことで、皆さん熱心にメモなど取りながら聞いておられました。

赤穂3 
高橋史朗先生(明星大学教授)から基調講演をいただきました。
赤穂4

高橋先生のお話では、現代の子供達は、人の心を理解する「共感力」が減っており、それは家庭内での親子間の「共感力」が薄くなっている為だと伺いました。子供に対して限りなく「共感」の想いを持って見つめると同時に、「ならぬものは、ならぬ」と導く強さが必要であるとお教え頂きました。

ネットワーク代表、井澤一明氏の報告によると、いじめは、実際の認知件数以上に、実は発生しているとのこと・・
子供達は、いじめを受けた、いじめをしてしまった上に、それを自分の中で「封印」してしまい、外に出すことができなくなっている。それは、聞く側の大人達、教師、家庭内の親の責任であり、「子供を守る」という大人側の気概を、問われているのだと感じました。


赤穂5
                 パネルトーク

パネルトークでは、会社経営をされているパネリストの方のお話が印象的でした。この方は、不登校、非行によって社会からはみ出してしまった若者達を、ご自身の会社で雇い、社会のルール(挨拶、時間厳守などの礼儀)を一から教育されているそうですが、まず社長自らが「模範」となり、率先垂範することで、その姿を見せておられるそうで、子供達に愛情を持って「修行の場」を提供されているとのことでした。
大人達が子供の鑑となることが大切であると、学ばせていただきました。

シンポジウムに参加して、まず現状を知ることがすべての出発点であると思いました。
明るい未来社会を創っていくために、現在いじめに悩む方も、そうでない方も、全ての方にこのシンポジウムに参加していただきたいと、強く感じました!


 

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2011年08月31日

校長ら記者会見、中2自殺、前日、友人に「死にたい」 【札幌市】

札幌の中2自殺
前日、友人に「死にたい」
校長ら記者会見


■学校、陰口「収まった」
相談後、周囲の生徒指導


110831 朝日新聞 2学期が始まったばかりの30日朝、札幌市立前田北中学校2年の男子生徒(13)がマンション屋上から飛び降りて死亡した。自殺とみられる。
 生徒は夏休み前の三者面談で「陰口をたたかれている」と悩みを話していたという。生徒に何があったのか。同校や市教育委員会は慎重に調べている。
   ◇
 札幌手稲署によると、生徒は同日午前8時半ごろ、「友人の家に寄ってから学校に行く」と言って自宅を出た。登校しなかったため心配した母親が担任教師らと捜し、マンションの屋上に立っているところを見つけたが、呼びかけに応じないまま飛び降りた。
 遺書は見つかっていない。前日早朝に自宅を抜け出して友人宅を訪れた際には、友人に「死にたい」と漏らしていたとされる。

 30日夕に記者会見した荒沢与志男校長らによると、生徒は5月から休みがちになり、1学期は計9日間欠席した。7月8日の三者面談で担任にその理由を聞かれ、「友達に陰口をたたかれている」と打ち明けた。「学校に行きたくない」とも話していたという。
 陰口を言ったとされる生徒から聞き取りをしたところ、人を傷つけるような言葉もあったといい、同校は「いじめの可能性があるとして担任が対応していた」と説明している。こうした指導によって夏休み前に収まったと判断したという。

 同校は30日午後、ホームルームで各学級の担任が生徒の死亡を伝えた。31日からはスクールカウンセラーが常駐し、生徒たちの心のケアにあたる。

■第三者委員会の立ち上げ検討
 会見した荒沢校長らとの主なやりとりは次の通り。

――亡くなった生徒から相談を受けたことは。
「本人と保護者、担任教師による(7月8日の)三者面談で、陰口をたたかれるなど人間関係について相談があった。クラスだけでなく、かつて所属していた部活動の生徒からもあったと聞いている」
「陰口は『なんでそこにいるの』など。意識せずに出た言葉を本人が陰口と捉えたケースもあるが、相手の生徒が『嫌な気持ちにさせてやろう』と意図して発したこともある」

――それに対する対応は。
「担任教師がいじめの可能性があるということで指導した。本人には『心を強く持つこと』、周りの生徒には『命の大切さ、いじめの卑劣さ』を伝えた」
指導を受けた生徒は数人で、みんな彼の友人。指導で『いじめは改善された』と本人や保護者から聞いていたので驚いている」

――生徒の印象は。
学級活動に熱心に取り組み、おとなしくてまじめな子という認識だった。休みがちだったが、不登校という認識はなかった」
「2学期が始まった25日、26日は元気に登校していたので安心していた。だが、夏休み中の変化などを家庭訪問で見るなどすればよかった。学校としての対応を怠っていたかもしれないという反省はある」

――今後の対応は。
「市教委と学校とで調査していく。状況を見て、第三者調査委員会を立ち上げるかなどを決める」
【2011年8月31日 朝日新聞】
【写真】記者会見する札幌市立前田北中学校の荒沢与志男校長(中央)。奥は柿崎雅夫教頭、手前は札幌市教委の横山学・指導担当課長=札幌市手稲区、杉本康弘撮影

 

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