和歌山県和歌山市生まれ。
明治から昭和の新聞人。随筆家、俳人。
明治5年(1872)7月25日−昭和20年(1945)10月3日 74歳
父は旧和歌山藩士の杉村庄太郎。 3歳の時、父と死別。以来、母の手で育てられる。
16歳で和歌山中学校(和歌山県立桐蔭高等学校)を中退し、法曹界入りを目指して上京。英吉利法律学校(中央大学)、国民英学会に学び、『和歌山新報』主筆。再上京し、自由神学校卒業。
駐日アメリカ公使館に通訳として勤務。すぐれた英語力を買われて、明治36年(1903)12月、東京朝日新聞社入社。編集局外電係。
明治40年3月ロンドンに特派され、その記事「大英游記」で筆名を高めた。
明治44年6月、彼の発案で編集史料として内外の新聞雑誌の切抜きを整備する調査部が新設され、その初代部長に就任。
『東京朝日新聞』の縮刷版発行や記事に対する読者の苦情受付け処理のための最初の組織である記事審査部の設置、『アサヒグラフ』の発刊なども彼の提案によるものとされている。
しばしば海外に派遣されて、大正3年ベルギーに特派、大正4年のサンフランシスコ及び大正11年のハワイの世界新聞大会にも日本代表として参加。
朝日新聞社監査役、相談役などを歴任。
軽妙な随筆、小説をも得意としたが、『最近新聞紙学』(1915)など新聞に関する著書も多い。
杉村楚人冠碑(千葉県我孫子市緑2-5・緑南作緑地公園)
杉村楚人冠墓所(八柱霊園・千葉県松戸市田中新田生松)
七花八裂―明治の青年 杉村広太郎伝

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