今日午前のフライトで福岡出張から東京へ戻り、空港から外苑前へ直行。 アジア社会の一員たる日本としてアジアの人々の活躍の場を日本に創ろうという目的から、経済産業省が掲げる「アジア人財資金構想」の一環として催された留学生向けイベント『Career Gateway to Asia』に参加するため。 グループ会社であるヒューマネイジアも日産や楽天をはじめとする様々な企業と並んでブースを出展しており、日本に来られている留学生の方々のインターンシップ受入そして新卒採用に力を入れている。 面談を希望する留学生の方々がブースの前に並ばれ、我々が順番に個別面談を行わせて頂く形式で、一人一人とじっくりとお話させて頂ける形のフォーラム。 自分も短い時間だったがブースに入って何人かの学生の方とお話させて頂いた。 学生時代にアジア全域を放浪して旅していたので、ほぼ全員の出身国について地理や食べ物そして文化について知っており、また旅のエピソードも交えることで、即座に打ち解けて色々とお話することが出来た。 留学生の皆さんにもお話させて頂いたが、何故ヒューマネイジアを創ったかというと、アジア社会でも欧米のように多国籍化が進んで欲しいと考え、そのきっかけを作り出せればと思ったから。 何ヶ月にも及ぶ陸路(ほとんどバス。一部列車)アジア周遊で、現地の人々との交流や親切にして頂いたりなどの経験が、自分に“アジア人”としての意識が芽生えさせてくれた。 また、アメリカの大学に居た頃に台湾や韓国、中国、タイから留学してきている友達との付き合いからも、その意識を更に強めることとなった。 日本で暮らしていて、島国という地理的要因というよりも心の面での他国の人にタイする閉鎖性を日々感じる。 学生時代にアルバイト先で中国から来られている留学生の方が何人か居たが、同じアルバイトという立場ながら周りの人の自分に対する対応とは明らかに違いを感じた。 今、BRIC'sの国々において様々な国の企業が事業を展開しているが、就職先として日本企業の人気が低いことは色々なメディアに取り上げられている通りだ。 日本に進出している外資系企業が日本人を重要なポジションで活躍させるのと同様、他国の企業は上記国々を含め他国でも現地の人材が力を発揮できるようなシステムになっている。 しかしながら、まだまだ日本企業は現地採用スタッフはアシスタント的な位置づけで、重要なポジションは日本本社の海外駐在員が占めているのが実情だ。 そのため、意欲ある有能な人は日本企業で働こうとは思わないだろうし、力を発揮できるポジションに付けない以上は他社に転職することになる。 以前、ブログで米国シリコンバレーの企業の人材確保の成り立ちについて触れたが、日本企業は海外のみならず日本国内においても優秀な留学生の採用に消極的で、現実に日本での就職を希望する留学生のほとんどが日本で就職出来ず、帰国するか滞在を延期すべく大学院などへ進学している。     この現状を変えていかなければ、日本企業は国際ビジネスにおいて必ず弱体化するであろうし、日本自体が国際社会から孤立してしまう。 まずは日本の社会そして企業、次はアジア全域そして世界全体へと“人の壁”を無くしていくことが出来たら、とても素晴らしい国際社会そして沢山の国際企業が生まれるに違いない。 そのための一助になれればこの上ない。 ヒューマネイジアのブースには意外にも並んで待って頂くほど留学生の方々が来て頂き、参加された150名のうち30名も応募して頂いた。 「これから日本に来る留学生の後輩のために何かしたい」「日本と母国をつなぐ役割を果たしたい」「アジアをより発展させたい」という言葉が多く、我々とアジア出身学生の目指す方向性が少なからず一致していることが感じられた。 まずは日本に留学している(そしてこれから留学しようと考えている)学生の方々の、日本における生活サポートそして就職サポートが出来るインフラを確立していきたいと思う。     campusasia_net.jpg   留学生の方々に一番興味を持って頂いた「Campusasia(キャンパスエイジア)」     関わって頂ける人達の期待に応えられるよう尽力していきたい。  
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