日経スペシャル「ガイアの夜明け」 9月18日放送 第281回

3週連続企画 “激動 流通サバイバル”
第2回 地元密着スーパーの逆襲
昨日、仕事が終わって帰宅してから、夜中にも関わらず、録画しておいた上記の番組を見た。
ビジネスのヒントになることがあったので、忘れないようにという気持ちと読者の皆様のお役に立てればと思いながら書き留めておく。
印象に残ったキーワードは、「オネスト(正直)カード」「サプライズ」「貴方だけ」という3語である。
「オネストカード」は、東京近郊に展開する「オーケーストア」が行っている手法だが、「明日までこの商品は高いです」「今は旬でないので味は落ちます」など、店側にとっては不利になるようなことを正直に書いて、お店の商品棚に置いている。しかし、それが逆に信頼を勝ち得て、売上を伸ばしているそうである。
なかなか出来ないことである。この手法の本質と言うか、感謝の理念が透けて見える。
お客様本位と簡単に言うが、ここまで不利なところをさらけだすことが出来ること、本当にお客様のことを考え、商売を営んでいるのだという理念にお客様は信頼するのだろう。
このことから、手法だけでなく、理念を大切にすることの重要性を教えていただいた。
次に、「サプライズ」だが、イトーヨーカ堂の社長も視察に来るほどのスーパーである高知県に展開する「サンシャインチェーン」では、地元農家が自分で創った野菜などを自ら陳列させたり、試食販売に力をいれ、お祭りのような賑わいを見せておりました。
「お客様を喜ばせてナンボ」という考え方で、お客様を楽しませる→良い意味でサプライズするような工夫を凝らしている。
この中で、不調な店舗も紹介されていた。原因は、理念からの逸脱で、新鮮な野菜が売り物のはずなのに、売れ残った物を売上欲しさから半額で販売していた。売上不振から来る社員のモチベーションの低下から、このような結果を招いていた。コンサルタントに指摘され、気がつき、次の日から改善を始めたようである。
「初心、忘るべからず」「お客様第一」「他利の心」と簡単にいうが、短絡的な利益に走ってしまう弱さを人間は持っているものだが、長期的に見ると、結果的に良くならないことを教えてくれた事例である。
最後に、「貴方だけ」という大切にされているという自己重要感を刺激する手法である。山梨県を中心に展開する老舗スーパー「オギノ」は、FSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)というポイントカードとレシートを利用して、優良顧客に照準を定めた販促や優待を行う戦略で成功をしている。
これは、情報システム(POS)が発展したからこそなせる業であり、お客様の趣味趣向に合った割引提案(お客様の購買履歴からよく買うものなどをシステムに分析させ、購入時に次回来店提案)をレシートに印刷し、次回の来店を促す方法である。
優良顧客の囲い込み戦略として、情報システムを提案する会社として大変参考になった。
すべてに共通して言えるのは、お客様の目線に立っているということである。
現代は、物やサービスが溢れているので、お客様満足を追及している姿勢が問われている。
生き残りをかけて各社がサバイバルしている中で、最後に残るのは、お客様を大切に思い、それを実行に移し、お客様の満足を提供し続ける会社が残っていくのだろうと思われる。
私も勉強になりましたが、皆様のお役に立てれば幸いです。
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