桜散る女(PART 2)





でも、上の面白いお話を読んで、タノムさんがどうしてムカつかねばならないのですか?



あのねぇ〜、タノムさんは次のように信じている。

おやじ、じじいに多いのが

処女に意味を与えすぎること


処女にこだわる時代じゃないよ

初めてのセックスとは女性にとっては、

ひとつの通過点であり

それ以上の意味はないとtanomuは考える

初めてのセックスなんかいつでもえーやん

相手が誰だろうと、過去のどーでもいい話やん

そんなものを、いつまでも

大事な思い出にしてるやつってキモイ


このようなタノムさんの目線から上のエピソードを読めば、ムカつかずには居られない。レンゲさんだって僕が言おうとしていることが良〜く分けるでしょう?

つまり、デンマンさんは、めれんげさんが16歳で体験した初めての“愛の交わり”を美化しようとしている。つまり、

おやじ、じじいに多いのが

処女に意味を与えすぎること


タノムさんは、デンマンさんがこのようなじじいの一人だと断定しているのですわね?うふふふふふ。。。

レンゲさん!。。。うふふふふじゃないですよう!んも〜〜。。。どうして、レンゲさんが喜ぶのですか?

だってぇ〜。。。振り返ってみれば、確かに男性は女性の初体験にこだわる傾向がありますわ。。。上のお話も、デンマンさんがめれんげさんの初体験にこだわっているのが実によく表現されていますわ。

あのねぇ〜。。。僕は、決して処女に意味を与えすぎてはいません!僕が理想としていることは、初めての“愛の交わり”は男にとっても女にとっても、人生の中で思い出深いロマンチックなものであって欲しい。僕は、そう思っているだけに過ぎないのですよう。処女を礼賛(らいさん)しているわけではない!

つまり、現実には、初めての“愛の交わり”は男にとっても女にとっても「思い出したくないヤ〜な思い出」になっている、とデンマンさんは信じているのですか?

そうですよう。。。あのねぇ〜、例えば10代で性的な好奇心に駆られて“愛の交わり”ならぬ、“性の交わり”を体験した場合を考えてみてください。まず間違いなく“思い出深い体験”であるはずが無い。

どうしてですか?

あのねぇ〜、泳ぎのできない10代の男女が初めて海へ行って泳ぐことを考えてくださいよう。二人とも海は初めてだから、当然のことだけれど、沖へ行くわけにはいかない。溺れて死んでしまうから。。。だから、せいぜい幼稚園児のように水際でバシャバシャと水を掛け合ってオツムの足りない小学生のように遊ぶしかないのですよう。うしししし。。。

でも、それで楽しければいいではありませんか?

あのねぇ〜、水遊びの場合は、それでもいいですよう。でもねぇ、10代の男女が初めて“性の交わり”を経験する場合、まさに初めて海に入って泳ぐようなものですよう。初めから、すいすいと泳げるはずが無い。。。水を飲んだりして、吐き気を催したり、咳き込んでしまってぇ。。。、もう。涙は出るわァ、鼻水が出てくるわァ。。。ロマンチックな雰囲気じゃない。。。、初めに思い描いていた気持ちのいいシーンとは、まったく違ってしまって、うんざりして、白けてきますよう。

そうでしょうか?

あのねぇ〜、かつてぇ、めれんげさんも16歳で桜の花びらを散らした頃を振り返って次のように反省していたのですよう。




新しい遊びを知った子供のようでしたね…
恋愛自体には、おくてでしたから、
恋愛とセックスを結びつけて考えてませんでした。
…と書くと、ひどい遊び人のようですが、
若気のいたりと、受け止めてください…

 (中略)

寂しさを埋めるためにセックスしたとしても、残るのは、虚しさやらバカバカしさだけ。
そんなセックスは、愚か者の自慰みたいなもの…

by めれんげ

2007-04-22 17:10




『愛と性と脳 (2007年4月23日)』より




つまり、めれんげさんにとって、初体験はロマンチックで愛に満ち溢れた、いい思い出ではなかったのですか?



レンゲさんだって、初体験は決してロマンチックではなかったと言っていたでしょう!

そのような事は、デンマンさんはしっかりと覚えているのですわね。

タノムさんの初体験も、おそらくレンゲさんや、めれんげさんと同じように、ロマンチックな素晴らしい思い出ではなかったのですよう。

それで、デンマンさんがめれんげさんの初体験を美化しようとしたのでタノムさんはムカついたのですか?

僕は、そう思いますよう。『二人きりの世界』を読んだ時に、タノムさんがムカついた理由がすぐに分かりました。

初めてのセックスとは女性にとっては、

ひとつの通過点であり

それ以上の意味はないとtanomuは考える

初めてのセックスなんかいつでもえーやん


つまり、女性がロマンチックで愛に満ち溢れた初体験を持つには、タノムさんのように考えてはいけない、とデンマンさんはおっしゃるのですか?

その通りですよう。

ローティ−ンの女の子が好奇心に駆られて初体験を持つ場合、最悪のケースには次のように後悔することになりますよう。


存在を否定してくれ



みんなわたしを否定してくれ
わたしの存在を否定してくれ

自分ひとりじゃ間に合わないんだ
みんなでわたしを否定してくれ

石ころのように扱ってくれ
虫けらのように踏みつけてくれ

やりきれない喪失感
苛まれて生きるのはもうたくさんだ
自分のすべてを否定したいんだ
自分が存在することに吐き気がするんだ

命を断とうとしたさ
何度も何度も自分を破壊しようとしたさ
マヌケな命はそれでもこの世に
未練がましくのさばってるのさ

存在を消してしまいたい
誰からも見られたくない
 
 
めれんげ

August 28, 2009 15:19




『極私的詩集 存在を否定してくれ』より

『愛のコラボ (2009年9月29日)』に掲載




デンマンさんは、かな〜り誤解しているのではありませんか?。。。この詩は、めれんげさんが処女を喪失して詠んだ詩ではありませんわ。



もちろん。。。、もちろん、知ってますよう。。。でもねぇ、例えば15歳の無知な女の子が性的な好奇心に駆られて16歳の少年と“性の交わり”を経験した場合、最悪の場合には妊娠して、さらに最悪の場合には、いかがわしい堕胎医者に引っかかって子供の産めない体になってしまう可能性だってある。

まさかァ。。。?

実は、そのような女性の堕胎医者を主人公にした映画がフランスで作られた。


『主婦マリーがしたこと』



Story of Women

(Heroine: Isabelle Huppert)


(Une affaire de femmes)は1988(昭和63)年のフランス映画。
ナチ占領下の北フランス、ノルマンディを舞台に、フランスの女性最後のギロチン処刑になった一女性を描いた映画であり、実話を元にしたシリアスな女性映画である。
監督にクロード・シャブロル、主演はフランスを代表する演技派女優の一人イザベル・ユペール。
夫役はフランソワ・クリュゼ。
彼女と親友になるクールだが気の良い娼婦役にはマリー・トランティニャンが扮している。

物語は、一人の平凡な主婦が収入を得るために始めた仕事が原因で死を宣告され、刑場に引かれていくまでの過程を、当時のフランス社会の描写も織り込みながら展開していく。

ストーリー

第二次世界大戦中、ナチ占領下のノルマンディで、子育てしながら夫の帰りを待っている平凡な主婦マリー(ユペール)。
暮らしは当然裕福とは程遠い生活をしていたが、ある日彼女に転機が訪れる。
隣の奥さんの当時は違法とされていた堕胎を手伝った事からお礼に蓄音機を貰い、マリーは自分の隠れていた、
意外な能力を見出し仕事にしようと決める。
それからしばらくして、戦地から夫(クリュゼ)が戻って来るも夫婦仲は冷え切っていた・・・。

ある日ふとしたきっかけで娼婦であるリュシー"ルル"(トランティニャン)と知り合い、彼女曰く部屋を貸して欲しいという。
その日を境にそれまでの貧乏生活をから一変、マリーの生活は変わり、夫に一切頼ることなく収入を得て、どんどん生活力を付けていき裕福になっていく。
マリーが輝いていく一方で、夫はヒモ状態に陥る・・・。
だが、その家庭内自立がマリーを思わぬ悲劇へと招いていく・・・。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 

デンマンさんは、この映画を見たのですか?

僕はバンクーバーで観ました。現在では考えられないことだけれど、戦時下のフランスでは中絶は国家反逆罪となり死刑だった。この考え方は戦後のド・ゴール政権に受け継がれた。かつて、フランス人女性が「日本旅行をする」と言えば暗に堕胎を意味していた。

日本までやってきて子供をおろしたのですか?

そうなのですよう。日本は堕胎天国だったのですよう。そういう時代が実際にフランスにはあった。。。考えてみれば、そういう点では日本は確かに天国かも知れませんよう。いかがわしい堕胎医者に引っかかって死ぬことはまず無い。でも、上の映画では出血多量で死ぬような場面がある。

。。。で、デンマンさんは何がおっしゃりたいのですか?

だから、女性は特に気をつけねばならないのですよう。

初めてのセックスなんかいつでもえーやん

タノムさんは、このように言った。日本では、いかがわしい堕胎医者に引っかかって死ぬことはまず無いけれど、子供が産めないような体になって悲観して自殺することは充分に考えられる。

どうして、そのようなくらい話題を持ち出してきたのですか?

実はねぇ、夕べ行田市の市民意識調査の結果を見ていたのですよう。次のような事が書いてあった。


市民意識調査



公開日:2009年11月27日

市では、市民の皆さんが必要としていることなどを把握し、各種行政施策の基礎資料とするため、市民意識調査を実施しました。
調査にご協力いただいた皆さん、どうもありがとうございました。

調査の概要

調査対象 市内に在住する満20歳以上の男女
調査人数 3,000人(無作為抽出)
有効票数 1,675票(55.83%)
調査方法 調査票を郵送のうえ、記入後に返送(郵送法)
調査期間 2009(平成21)年7月8日〜7月22日




どのような教育を望むか (複数回答可)

豊かな人間性や個性を育てる心の教育 61.7%
いじめや虐待を防止する道徳教育 46.8%

環境や自然を大切にする教育 30.2%




部署名:総合政策部広報広聴課 広報広聴担当
電話:048-556-1111(内線318)
ファクス:048-550-2116

『行田市 市民意識調査』より




どうしてまた、フランス映画から行田市民の意識調査になるのですか?飛躍していると思いませんか?



あのねぇ〜、行田市では、前市長の横田さんが自殺してしまったのですよう。

ええ。。。あたしも次の記事を読みましたわ。

『黒い霧に包まれて(2009年12月21日)』

だから、僕は自殺しない行田市民が育つことを願っているのですよう。

夢と希望を持ち

生き甲斐を感じながら

愛に溢れる行田市民


どうしてこの事と『桜散る女』が関係あるのですか?

だから、好奇心に駆られて10代の女の子が“性の交わり”を体験して妊娠してしまったとか。。。、あるいは、性的虐待を受けて妊娠してしまったとか。。。それで、悲観して自殺でもしたら、目も当てられない。。。そういう意味で、上の市民意識調査の結果を見てねぇ、行田市民の教育に対する考え方を知って、行田市の未来に希望を持つことができましたよう。

でも、それってぇ〜、かなり飛躍していると思いませんか?

そんな事はありませんよう。

初めてのセックスなんかいつでもえーやん

タノムさんは、このように言ったけれど、やっぱり、豊かな人間性や個性を育てる心の教育を受けてからロマンチックな素晴らしい思い出になるような初体験を持って欲しいのですよう。
 

【レンゲの独り言】



ですってぇ〜。。。
なんだかァ、NHK教育テレビの番組を見ているような気がしてきましたわ。
あなたは、どう思いますか?

とにかく、デンマンさんは一生懸命になって、ご自分の考え方をあなたに伝えようとしているのですわ。
多分、まだ他にあなたにも興味が湧くような話題があると思いますので、
あなたもどうか、また、あさって読みに戻ってきてくださいね。
では、また。。。




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こんにちはジューンです。

わたしもデンマンさんとご一緒に

Pacific Cinematheque で

『主婦マリーがしたこと』を観ましたわ。

英語では“Story of Women”という

タイトルでした。

編み棒を使って、まったくの素人の女性が

堕胎手術をするのです。

この話は実話で

女性の実名は

Marie-Louise Giraud です。

1943年7月30日に

実際にギロチンにかけられて処刑されたのです。

27人の女性に堕胎手術を施したそうです。

映画の中でも、手術に失敗して

出血多量で大変な場面も出てきます。

アメリカでも、つい最近まで

堕胎はできなかったので

堕胎天国の日本へ子供をおろしに行った

映画女優が居ました。

そういう噂がカナダまで流れてきたものです。

ギロチンにかけられて処刑されるシーンは

映画には出てきませんでしたけれど、

驚いたことに1981年9月までギロチンが

フランスでは死刑に使われていたのですって。

ちょっとビックリですよね。



ところで、デンマンさんがレンゲさんの記事を集めて

一つにまとめました。

もし、レンゲさんの記事をまとめて読みたいならば、

次のリンクをクリックしてくださいね。

■ 『最近のレンゲ物語 特集』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。






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