わざわざモノクロ専用のデジタルカメラを作ろうという真相は不可解ですが、モノクロ写真の味わいなら少し理解ができる気がします。
自分の子供の頃のアルバムを見ると、5歳くらいを境にモノクロからカラーに切り替わっている
コダックがアマチュア向けカラーフィルムの製造を始めたのが1942(昭和17)年、日本では1941(昭和16)年に小西六(現・コニカミノルタ)が発売した「さくら天然色フヰルム」が最初と言われていますが、1965(昭和40)年に富士フィルムがカラーフィルムを現像する「フジカラー現像所」の操業を始め、白黒写真がカラー写真に主役の座を明け渡すようになるのが、ちょうど1970(昭和45)年と言われているので、まさに自分が5歳の頃というわけです
言わずもがなフィルムがデジタルに主役の座を譲って、随分と時間が経つわけだけれど、とりわけモノクロフィルムで撮影した写真の現像は、普段利用している「カメラのキタムラ」でも外注となり、1週間~10日を要する。(ちなみにカラーなら30分~1時間)小さなカメラ店になると、既にモノクロフィルムの販売さえも行っていない店も少なくない
もしかしたらライカが、この時代にわざわざモノクロ専用のデジタルカメラを作る意図は、近い将来、消え行く運命にあるモノクロフィルムに対する警鐘なのだろうか
















