(あーあ、自分のやっている事なんて、所詮は・・・。)

がっくりしていても、
ぱっとしなくても。
そして土日祝祭日でも。
すっかり習慣化してしまっている、お仕事用の携帯電話の画面チェック。
(あ、着歴ありだ・・・あー、やだやだ)
10分位前か・・・。全然、気がつかなかったな。
携帯の番号ですが、未登録の番号です。
プライベートならそのままですが、創薬ボランティアさんがご家族の携帯電話でかけてくる場合があるので、掛け直さないわけにはいきません。
(やだなー。大体さ、やまちゃん本当は電話とか苦手なんだよ・・・。)
思い切りテンションをあげてコールバックしてみると・・・
ななななんと、1年以上前に終了した治験に参加いただいていた創薬ボランティアさん(50半ば・男性・U氏)でした。
いやー、覚えてますとも。
ところで、ある程度CRC業務を続けていますと。
選択・除外基準以外の部分で、
“あー、この人を参加させると後々大変だなー・・・。”
という人がわかってきます。
本当は、同意説明補助の感じで組入れをしたくなかったのですが、広告を打ってもイマイチhitしていなかったのでやむをえず・・・だったのです。
想像していた通り大変でしたが、何とか最終VISITを迎えたのでした。
今頃どうしたのだろうと思い、お話をお伺いすると、
“治験終了後、1年以上過ぎて久しぶりに検査を受けた。
癌の腫瘍マーカーの結果も基準範囲内であり、病理検査の結果も問題なかった。”
“あの時やまちゃんと出会っていなかったら、仕事の忙しさにかこつけて病院に定期的に通院する事など絶対になかった。薬だって貰っても飲まなかったと思う。
でも、治験に参加したお陰で定期的に検査を受ける事が出来たり、やまちゃんから色々と教えて貰って本当に良かった。”
“正直、販売前の薬という事で不安もあって、(やまちゃんの)気分が悪くなるような事も言ってしまい、あの時は申し訳なかった。でも最後まで付き合ってくれて本当にありがとうございました。”
はい、治験終了後の、その後の報告と御礼の電話だったのでした。
何かねー、もう、やまちゃんは自分が恥ずかしくなりました。
だってやまちゃんは、U氏が思っているような立派な人間では無いからです。
一年前の自分と比べて今の自分は、確かに知識も技術も向上している自信はあります。
でも、仕事に対する意識姿勢はどうでしょう。
はぁー、だめだめだよね、やまちゃんてば。
と、言うわけで。
過去の自分から、思いがけないプレゼントを貰いました。
色々あるけどね、続けていると嫌な事の方が断然多いけれどもね、
でも、イイコトもやっぱりあるよ。
ものすごく、少ないけれど、都会の夜空で流れ星に遭遇するよりは、多いよ。

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