TOP>全般

2009年07月22日

皆既日食すんげぇ!

みらいかん(日本科学未来館)に日食を見に行ってきました。みらいかん1階の吹き抜け(シンボルゾーン)に浮かんだ巨大な地球、Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)です。 直径は6.5m(地球の200万分の1)あるそうです。 表面に951,040個のLEDが貼りつけられています。今朝6時だったかの月影が映し出されています。奄美大島あたりが暗くなっているのがわかります。東京はあいにくの曇り空でしたが、日 . . . 本文を読む

2008年01月14日

入社3年未満のモニター(CRC)の皆さんへ

あなたなら、どんな人材が欲しいですか?

新卒で入社した3年未満のモニターの皆さん(もちろん、CRCの皆さんも)、来年の4月に入社して欲しい人材はどんな人ですか?
ご自分が人事部採用課の担当者になったつもりで考えてみてください。


「熱意のあるひと」

「コミュニケーションスキルに長けているひと」

「しっかりしたひと」

「自分の考えを持っているひと」

「積極的なひと」

「真面目なひと」


どうです?
ところで、あなたはあなたが欲しい人材に該当しますか?


次に、あなたが考えた「欲しい人材」を集める方法を考えてみましょう。

どうすれば、あなたが欲しい人材を集めることができるでしょうか?
どこで、どのように学生を集めたら、効率良く欲しい人材が集まるでしょうか?
どんなうたい文句で学生を集めますか?
どんなコピーで自社を売り込みますか?


さて、その次に、今度は就職の面接試験に応募してきた学生たちを面接しましょう。

あなたが責任を持って面接してください。

どのような質問をしますか?
どのような答えを期待しますか?
あなたが欲しい人材かどうかを、どのように見抜きますか?


どうでしょう?
もし、あなたが学生なら、あなたの面接に合格するでしょうか?


ところで、なんだかんだと言っても、自分を高める方法は自分の意志でしか、決められません。
会社に入って3年もたつと、それぞれに個性が出てきます。みなさんの「素」が出てきます。

会社が用意してくれる研修にいやいや出る人もいますし、「そんなの関係ねー」とばかりに参加すらしない人もいます。
いずれも、結構。

僕たちが刈り取ることができるのは、自分が蒔いた種だけです。

人間として成長したいと思ったら、自分でそうなるよう努力するしかありません。

研修部が用意してくれるのは「機会」だけです。
人材育成などと言っていますが、「育成」なんて、おこがましい限りです。
育成なんてできません。
人間は自分で伸びるしかないんですね。

成長の道を切り開くのはあくまでもあなた自身です。



2007年10月28日

合併なんてラララララララ

最近、ある2社の合併が話題になりました。

僕は過去に合併で吸収する側になったこともありますし、吸収される側にもなったことがあります。

そんな時の僕の体験では、どんなことが起こったかを振り返ってみましょう。

まず、吸収する側になった場合は、それほど大きな問題は有りませんでした。

新しい人を受け入れるためのスペースを用意するくらいでしたね。(それほど大きな規模の吸収合併でもなかったものですから。でも、吸収された相手のほうは転勤が発生して大変だったことでしょう。)


吸収される側になった時のケースは大変でした。

まず、治験に関連するSOPをどうするか、ということが大きな問題でした。

合併するにあたり新しいSOPを作成するのか、それともどちらかのSOPを踏襲するのか、という問題です。

両者のSOPの良い点、悪い点を考慮してより素晴らしいSOPを作る、という考えもありましたが、それはそれで大変なので、結局、相手の会社のSOPに一本化する、という形で話がまとまりました。

ただし、合併する前から進んでいた治験については、基本は開発当時の(前の会社の)SOPで進めることとし、可能なところから、随時、相手の会社のSOPに従って治験を進めるということに。

そこで、僕がやった仕事としては、どの治験が前の会社のSOPでどこまでやり、どこから新しい会社のSOPで行う予定なのかを一覧表にすることでした。


次に大問題なのは、「ひと」の問題でした。

これは、僕が直接関わるような話ではないので、僕は間接的に大変だっただけでしたが、どの組織の長をどちらの会社の人間がそのポストを取るのか、という社内政治的な問題です。

例えば開発部長のポストはA社の人間がなり、薬事部長のポストはB社の人間が取った、というようなことですね。

となると、必然的にB社の開発部長だったひとはどうなるのか? あるいはA社の薬事部長だったひとはどうなるのか? となります。

また、それが下のひとたちにも波及して・・・・・・。

人間だけの問題ではなく、それぞれの社風や人事制度などにも「異文化交流」が起こり、合併してしばらくは「ドタバタ」しました。

やがて、「ひと」も「治験」も「SOP」も「モノ」も落ち着く先に落ち着いて、やっと一段落したころに、また合併の話が、というのが僕が以前、勤めていた会社の話でした。


さて、ここで一般的な話になるのですが、合併・再編成時代を生き残る方法は?

吸収先の会社に残るかどうか、という意思はもちろん、その当人の意思になります。

しかし、場合によっては、早期退職優遇制度などが発令され、暗に「あなたはこの会社では不要です」などと言われることも。

そんなとき、どうすればいいのでしょうか?

思い切って転職することです(なお、『思い切り』が必要なのは、最初の転職だけです。2回目からはそれほどの『思い切り』は多分、必要ありません。)

合併・再編成時代を「生き残る」というのは、何もそのまま会社に残ることではなく、「生物的に」生き残ればいいのです。


『ひと、いたるところに青山あり』とはよくいったもので、死に場所はどこにでもあります。

大切なのは、どれだけ「楽しんで」仕事ができたか、ということ。

それが僕たちの基本路線だと思いませんか?


2007年09月30日

初めての仕事で不安を払拭する方法

先日、今年の新入社員に対して導入研修のインタビューをやったが、その中で「今の不安は?」と聞くと「初めて自分ひとりで施設を担当し、うまくやっていけるどうか不安」という声が多かった。

誰でも(どんなベテラン社員でも)、初めての仕事をやる場合、どうしても「不安」はある。


例えば、先日も僕は自分にとっても初めての「研修」の講師をやった。
当然だが、その研修の前は不安だ。
しかし、これまでも僕は数え切れないくらい「初めて」の研修の講師を経験してきた。
その過去の経験では、必ずしも全戦全勝ではないが、それでも「勝ち越し」くらいの経験を持っている。
そうなると、先日の研修でも不安はあるが、「なんとなるさ」という安心感もわずかだがある。

この「なんとかなるさ」という希望(と言うか開き直りと言うか)は、新人モニターや新人CRCにも必要だ。
たとえ「勘違い」でもいいから「自分はやれる、できるはず」と思うことは「初めて」の仕事をやる場合、とても重要で欠かせないものだ。

そのためにも、日頃からできるだけたくさんの経験、それも未経験な分野へチャレンジするという経験が欠かせない。

人間は普段、やり慣れたことを永遠とやっているほうが、そりゃ、楽でいい。
ただし、この場合、「成長」や「新たな達成感」は味わえない。

新しいことにチャレンジするコツは(心構えは)「駄目でもともと、失敗してもともと」という気持ちを持つことだ。
もちろん、だからと言って準備や練習をさぼってもいいことにはならない。
できるだけの準備と訓練、練習をして、その上で、「ダメモト」でやっちまえ!という勢いが必要なのだ。

この開き直りが無いと、「計画」だけはあるが、誰も「実行しない」プロジェクトが生まれる。

「完璧な準備ができないとやれない」「全ての素晴らしいアイディアを盛り込まないとやっても意味が無い」と考えてしまうと、誰も何もできないことだろう。

「完璧な予定」よりも「不完全な実行」のほうが、この世の中では意義がある、と僕は思っている。

「実行力」のある人と無い人との違いは、この辺にあるのかもしれない。

僕のように最初に実行日を公表し、それから準備を始めるという荒技もたまにはいいと思うよ。




治験専門書店(サイト版)

治験関係者におすすめの役立つ本

架空の製薬会社「ホーライ製薬」

臨床試験、治験を考える「医薬品ができるまで」

モニターの勉強方法、教育方法「モニターへの道」




2007年07月04日

cut off

一に早期entry、
二に早期entry、
三、四も早期entry、
五に早期entry
なのです。

やまちゃんは、早期entry大賛成…むしろ、「当たり前」だと思います。
依頼者が、SMOに高いお金を払っている理由を考えれば一目瞭然なのです。

「cut offという事は、予定症例数が予定より早く集まったという事だよね。
じゃ、良かったね〜」
…他人事ならね。
SMOが契約している施設、ましてや自分が担当させていただいている施設が、未だ契約症例数満了になる前にcut off…良かったね〜なんて言っていられません。
更にやまちゃんは、ぶかの担当施設の責任があります。
未達でcut offの何が困るって、
「予定していたお金がかいしゃに入らなくなる」
事です。
勿論、医療機関にも入りませんよね。
そして、損失分は今期中に 補填しないと、会社の予算も未達成になってしまいます。

でも、早期エントリーを達成した医療機関SIDEであれば、前述の内容と180度に位置します。

と、いうわけで。
cut offについては、まだまだ別の角度から語る事が出来ます。
続編を予定しているやまちゃんなのです。

2007年04月07日

企業倫理と治験の倫理

治験と言えば、まず真っ先に新入社員が習うのは「倫理」についてだろう。

そもそもGCPにこうある。「1) 治験は、ヘルシンキ宣言に基づく倫理的原則及び本基準を遵守して行われなければならない。」

治験は「倫理的原則」を遵守しないといけないのだ。

ところで「企業倫理」という概念もある。
日本経済団体連合会が「企業倫理徹底のお願い」等というのも出している。
   ↓
http://www.keidanren.or.jp/japanese/news/announce/20060919.html


この上のページを見ると分かるのだが「企業倫理」というと「コンプライアンスの浸透と徹底」というように「コンプライアンス」という言葉が必ず出てくる。

通常、この「コンプライアンス」とは「法律・規制の遵守」という意味で使われる。(医薬品業界、特に医療の現場で「コンプライアンス」という言葉を使うと「薬の服用率」を指す事があるので、新入社員は、この際、覚えておこう。)


では、法律を守っていれば、それで「倫理的」と言えるか、というとそうでもない。
例えば、麻薬に指定されていないが、それに類似する作用を発揮するモノを販売したら、それは直ちに法律違反ではないが、「倫理的ではない」だろう。
逆に、例えば「人種」によって仕事を差別する法律が仮にあったとして、それを守らずに「人種」による差別を無くし、公平に扱うマネジャーがいたら、それは法律違反だが、「倫理的」と言えるだろう。


もし、企業が起こした事故を隠蔽したり虚偽報告をするというのが仮に法律違反にあたらないとしても、それは「倫理的」と言えるだろうか?
もちろん、言えない。

会社ぐるみでそういうことをやっていたら、その会社は信用を失墜し、社会的に制裁される、と思っているが、最近はそれもどうかな?と思い始めている。


ところで「治験」の場合だが、治験で倫理の話になると「インフォームド・コンセント」とか文書による同意とか自発的意思による治験への参加、ということが思い浮かべるが、もちろん、治験における倫理的基準はそれだけではない。

例えば、副作用が発生したら、それを必ず創薬ボランティアに伝えないといけない。
また、治験全体で言えば、有効性だけでなく、有害事象のデータも全て集めて、そのデータをもって、新薬の承認審査を受ける。


人間の命に直接関わる薬のことだから当たり前と言えば当たり前だが、製薬会社から見たら「不都合」な「有害事象」(薬との因果関係を問わない)のデータを全て集めて、それを報告するというのは、とてもいいシステムだと思う。
だけど、そのシステムがどこかで壊れていたら、とても残念な話だ。


一般消費者から見て、「倫理的」というのは、こちらが考えて、やりすぎくらいが丁度いいのかもしれない。
間違っても、「認識が甘かった」とテレビの前でシャチョーが謝らなくて済む。と言うか、謝る、謝らないに関係なく、その事実が広く知れ渡る、渡らないに関係なく消費者の安全を守るのにやりすぎはないのだ。

企業の中で「倫理的」行動の見本、手本を新入社員に見せるのがマネジャーの仕事だ。それも、最も重要な仕事だろう。


「機体の点検・整備に対して認識が甘かった」という飛行機が有ったら、僕ならそれには絶対に乗りたくない、と思うのだ。(違うかな?)


2007年02月12日

治験の活性化に欠かせないひと

それはもちろん「創薬ボランティア」だ。

僕たちは治験の活性化というとつい「治験を依頼する会社」と「治験を実施する医療機関(病院・クリニックなど)」を考える。

ここで関連するひとたちと言うとモニター、CRC、治験責任医師、治験分担医師、治験事務局、IRB委員会などなど。


しかし、どんなに治験を実施する体制を作ったとしても治験に参加する「創薬ボランティア」がいないとなんら意味を成さない。


治験の活性化政策を考えるときに忘れていけないひとたち、それは「創薬ボランティア」。


どうやって『潜在的』な創薬ボランティアの皆さんにご協力頂けるか、これが最も重要な課題だ。