「会社人間が会社をつぶす ワーク・ライフ・バランスの提案」
ワーク・ライフ・コンサルタントとして活躍する
パク・ジョアン・スックチャさんが
働く人々に、仕事でも私生活でも自分の人生を
充実させることのできる方法を分かりやすく教えてくれます。
この『ワーク・ライフ・バランス』という言葉は、どうやらアメリカで生まれたらしいです。
1980年代後半、不景気だったアメリカでは
夫婦とも働かなければ今まで通りの生活水準を維持できない‥
という理由から女性の職場進出が進み、
スキルのある”働く母親たち”が急激に増加しました。
その女性たちをサポートすべく、多数の企業で自然発生的に生まれたのが、
「ワーク・ファミリー・バランス」という女性が仕事と家庭の両立を目指すためのものでした。
ところが!?独身や子どものいない人、あるいは男性からも要求があり、
全従業員が私生活と仕事のバランスを取り、最大限能力を発揮できるよう形を変え、
この「ワーク・ライフ・バランス」という考え方が生まれたようです。
そのことが返って、これまでの凝り固まった男性の意識改革を生み、
結果的に企業にとってはと言えば‥
【有能な人材の確保→社員のモラルと生産性の向上→顧客満足度の向上→業績の向上】という、
理想的なサイクルをもたらしたということは、多数の企業が実証しています。
現在のアメリカでは、個人に対しても企業に対しても多大なメリットをもたらすとされ、
企業活動の欠かせない要素として定着したこの「ワーク・ライフ・バランス」という考え方。
これを日本に置き換えたとき、賛否両論あるとは思いますが‥
未だに”仕事と私生活は別物”と考える日本で、
■果たして急激に加速する少子化に歯止めはかかるのでしょうか?
■先進諸国の中で、知的産業を要に存続できるのでしょうか?
いずれにしても、今後の日本の鍵となるであろう女性労働力を
どのようにうまく活用していけるかのヒントは学べるのではないかと感じました。
私自身にとっても、とっても大切にしたい考え方です。



