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2005年11月20日

イサム・ノグチ展

芸術なんてテーマを作ってみましたが
いくつ書けるかはなぞです。
年に数えるくらいしか美術展にいけないので。
でも、いっぱい書きたいな、と思います。
ま、言い訳はさておき。

イサム・ノグチ展 に行ってきました。
場所は東京都現代美術館(Mo+)。 東京駅からバスで30分近く東へ。深川のほうです。
以前に訪れたことがある美術館で。とても美しい建物です。外のオブジェや広場スペースは抜けがよくて気持ちよく。図書館もあり、設備がとても充実しています。

休日の割にはそれほど混み合っておらず、比較的ゆっくり自分のペースや自分の好きな角度、距離で作品を楽しめました。それぞれの作品に想像力や遊び心を刺激され、とても楽しい時間でした。

イサム・ノグチはすごいです。なかなか、言葉で表現するのは難しいのですが、自然や鳥や人を抽象的に大きく表現して、彫刻作品を数多く創り出しています。それぞれの作品がいろんな物に見え、タイトルを改めて見ると「ほほう」とうなるようなものばかりです。

私が生まれた年に創作された作品もあり、とても感慨深かかったです。
11月27日(日)まで開催されいているので、絶対、時間を作って寒さに負けずに出掛けてください。私はあと何回でも行きたいくらいです。

2005年11月05日

スウィングガールズ

東宝
スウィングガールズ スタンダード・エディション


んー。やっぱり映画館で観たかったかな。
私は中学時代、ブラスバンドでトロンボーンを吹いていました。
だから、金管楽器が登場すると、無条件に体がムズムズしてしまいます。
(演奏の腕前はかなり下手っぴだったのですが)

さて。スウィングガールズ
もはや説明はいらんのでしょう。
ウォーターボーイズ 』の監督さん、矢口史靖が手掛けた“女の子”が活躍する映画。
一部、男の子が奮闘しますが、基本的には女の子がのびのび・溌剌してる映画です。

楽器とは無縁な夏休みの補習組み女の子たち。各クラスから補習で集められて、勉強よりも化粧とか、外で練習している野球部の先輩チェックとか、そんなことに興味のある普通の高校生。

想像では、結構すぐに楽器を手にしてあっという間にジャズをやるのかな、と思ってたのだけど、ジャズらしい演奏をするのはもうだいぶ後半で、それまでかなりハラハラ・ドキドキさせられます。

どうやら舞台になった高校の吹奏楽部は名門吹奏楽部らしく、毎回、演奏会には観光バスを借り切って出発。お弁当も超上級。ところがこの吹奏楽部。お弁当に食中りして病院にかづきこまれ、野球部の試合がまだまだあるというのに演奏できなくなってしまう。

いつも補習をサボることを一生懸命考えているらしい補習組み。ある日、お弁当屋さんが間に合わず、吹奏楽部は出発。補習組みは吹奏楽部にお弁当を届に行くことにして、道中、寄り道しながらお弁当を届けるわけ。で、このお弁当に食中りし、退部しようとしていた男の子だけがそのお弁当を食べれなくて害がなく、倒れた吹奏楽部の代わりに野球部の応援用に急場しのぎで補習組みをメンバーにするわけだ。

補習組みも勉強しなくていいかも路線で吹奏楽部の手伝いをすることにして、まーでも、ランニングとか腹筋背筋といった体力トレーニングからやらされてしまうわけで。退部しようとしていた小心者の中村くん。ひとりで頑張ってるんだけど、内気な関口ちゃんのおかげじゃないかと。

みんなが体力トレーニングに飽きてきてこんなことしても楽器なんて吹けるわけないよーって文句を言い出したときに、ひとりマウスピースを吹いて見せたり。Swing Girlsが結成できたのは実は彼女が一番ポイントだったんじゃないかと。

関口ちゃんは何かにつけてすごく重要な鍵的役割を担っていて。何とかならないかな…というシーンで意外な突破力を発揮してくれます。

野球部の試合が翌日に迫ったある日。とりあえず曲を吹き切ることができるようになった補習組み女の子たち。えー。こんなんで明日野球部の試合の演奏に行ったら、野球部打てないだろう~って心配になった瞬間に。本家本元の吹奏楽部が復活。楽器の演奏が実は好きになってた補習組みはあっさり音楽室を後にしたのだけど、そのあと号泣。あー、ほんとに好きになっちゃってたんだなって。

冒頭の化粧シーンといった怠惰な姿が記憶に残っているだけに、この悔し泣きシーンのギャップは印象的。

で。あれー。ジャズバンドどうなっちゃうの?
と思っていると、2学期になって補習組みはそれぞれのクラスへ。
廊下ですれ違っても、眼帯をしていたからようやく相手が誰だかわかるようなレベルまで付き合いは途絶えてしまい、またまた、えー?どうなっちゃうの?

そんなある日、補習組み友子は吹奏楽部が練習している音楽室を訪ねる。既に中村は退部していて、そこには関口がやはり見学にきていた。友子は町の楽器屋をのぞいてその値段に驚き、パソコンとゲーム機を打って中古のサックスを手に入れる。川原で気持ちよくジャズを吹いているとどこからかピアノの音が。中村がひとり、川原で電子ピアノを弾いていた。

もういちどジャズバンドをやる気になった2人は補習組みを集めて、バンドをやろうと相談を持ちかけ。どうやって楽器を買うかで悩み、スーパーでバイトをし、騒動になり、結局ほとんどの女子たちはバイト代でバンドではなくブランド物を手に入れて野球部を引退した先輩たちと遊びに行く。

この辺、女子高生の移り気な行動がよく描写されていて妙に納得してしまった。スーパーでバイトをしているのだが、バンドのことなんてどうでもよくなってしまって、とりあえず今の楽しいことを消費していく子たち。この子たちを目立たせたて、でもその一方で純粋にジャズバンドやりたいっていう5人の男女をトーンダウンして描く。うまいです。

ひょんなことから現金を手にした、友子と中村たち5人は中古で楽器を買うのだけど、使おうとした瞬間に壊れてしまう始末。後から文句を言う小心者中村に、友子は「そんなの最初に言ってよ!知ってるのはあんただけなんだから」って一喝されてしまう。

えー。楽器ダメじゃんと思っていると、以外にもロッカー風おねえちゃん2人がその楽器直せるかもって自動車工場に行く。まじかよ?って思ってるといきなり痴話げんか。これはかなり唐突だったけど、バンドを解散させられて未練がましい男2人がデュオを組んだのには爆笑。駆け引きがうまいです。

そんなこんなで下手っぴな演奏が再開。大丈夫かよ?いつ、ビッグバンドになるんだよ?と思ってると、竹中さん扮する小澤先生が実はジャズ好きだというのがばれ、彼に指導をお願いする5人。5人の生徒に頼まれて断れないまま巻き込まれ、仕方なくジャズ教室に通う小澤先生。習ってきたことをオウム返し的に生徒たちに教えて…

そりゃあ、ジャズは裏拍だけど。裏拍に気づくのも関口ちゃんだったな。横断歩道で流れる音楽をヒントに、ジャズのリズムに気が付いた5人。スーパーの店先で見事な演奏!お~ようやっとジャズバンドらしくなってきたじゃん。あとは、バイト&遊びに明け暮れていた女の子たちが合流して。ブランド物を売って新品楽器を手に入れるところが突発的行動でまた彼女たちらしい。

この子たちはいつどこで活躍できるんだ?と思っていると、すったもんだの上、東北市の演奏会に出場して会場を湧かして終わり、なのだ。

やー。爽やかですごく良かった。実は何となく一生懸命な主人公たち。ちょっとカッコ悪いけど、青春てそんなもんだよな。たまにはそういうがむしゃらも悪くないなって思いました。

http://www.swinggirls.jp/