ビビる事も心配する事もない日が、また送れる日が来るなんて夢にも思わなかった。
この先、永遠と縁を切ることが出来ずズルズルと関係を続けていくんだろうなぁ〜と思っていた。
良いように使われて・・・
干渉される事もなく、自由に過ごしたのは久しぶりだ。
Sさんと会う前だから・・・約4年ぶり・・・
4年・・・本当に長かった。
4年の間いろんな事があったし、いろんな変化もあった。
結婚した子もいれば、子供が増えた子もいる。
ほんの少し前まで赤ちゃんだった子が、幼稚園に通うようになり・・・
確実に時間は流れ、過ぎていた。
でも私は・・・・
私は事故に遭った19歳で止まったまま・・
【○○←(私)は、ずっと変わらないねぇ〜】と23歳になっても周りからよく言われた。
プラスに考えれば若いという事だが・・・
実際は成長していない!!という事。
15歳の頃、シンナーをみんなで吸ってると必ずいた先輩がいた。
20歳の男の先輩で、子供がいるのにも関わらずシンナーを止められない人。
年下の私達から、名前を呼び捨てにされバカにされていた。
こんな風にはなりたくないな!!と思った。
でも・・・・同じ年を迎えた頃の私も似たようなものだった。
シャブが止められずにいたのだから・・・
私にシャブを最初に売った先輩。
私が19歳のとき、飲んでいる席に大勢のおまわりが来て指名手配中だったYさんと共に捕まった。
その先輩は、地元で名前を知らない奴がいないくらい有名だった。
勝手に単車を乗っていったり、後輩のものだろうが何だろうが、関係なく単車を盗んでは売りさばいて金にしていた。
喧嘩も強くタチの悪い人だった。
【あいつは更生とか無理だな〜】と他の先輩も言っていた。
その先輩が出所してヤクザを辞めた事を聞いた。
簡単には辞められず、組から逃げているという噂も聞いたが、そのうち彼女と一緒に地元を出た事を聞いた。
元彼(売人)も、シャブを止めるためシャブが出来ない環境へと・・・
組長の元へと行く事を決めた。
組長の身の回りの事や勝手に外出できない事・・規則正しい生活しシャブを止めるには良い環境だと言って地元を出て行った。
車を売ってくれた先輩も出所したらカタギになると言うのを彼女から聞いた。
先輩が捕まり名義変更をするのに、彼女とは連絡を取るようになった。
そのうち話をするほど仲良くさせてもらい、先輩がそう言ってると言っていた。
私にシャブを教えてくれた友達は、好きな男を追いかけ東京へ行った。
一緒にやっていた奴らは、ほとんどが結婚した。
4年の間いろんな人が、自分の人生を歩きだした。
みんなまともな生活を送りだしているのに・・・
私は何も変わっていない。
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