子どもの通う小学校で絵本の読み聞かせを始めて早4年。今年から下の子(1年生)でも読み聞かせをしています♪
下の子のクラスは、始まったころは、もしや
学級崩壊か!?と思ってしまうほど落着きがなく、子どもたちはしたい放題だったのですが、波乱の2学期を終え、3学期になってようやく少し落ち着いてきました。
読み聞かせの方も、はじめは子どもたちの無表情・無感情が気になったものですが、最近では面白いところでは歓声をあげたり、笑ったりと、とてもよい反応が返ってくるようになりました。
一年生はかわいいなぁ〜

そこで3学期の最後には、お母さんたちが結集して「ペープサート」「大型紙芝居」「パネルシアター」に挑戦。一年間の総まとめをしようと張り切って計画した矢先、私たちは「絵本の著作権問題」にぶち当たってしまいました。
絵本の著作権問題はナツさんの「
厳しいんだねぇ」にもありますが、本当に厳しい。特にここ1、2年で厳しくなり、絵本を元に「ペープサート」「大型紙芝居」「パネルシアター」にする場合は必ず許諾を取らなければならないようです。
詳しくはこちら ↓
児童書四者懇談会作成
「お話会・読み聞かせ団体等による著作物の利用について」(2007年4月2日改訂版)
例えば会場が広いため、子どもたちに見えやすいようにと絵本を引き伸ばしたり、OHPで映し出したり、動きがあって子どもたちが喜ぶペープサート、紙芝居、エプロンシアターその他の形態で演じようと思うと、出版社を通じて絵本の作家と画家の両方の許諾を得ないといけないとあります。
著作人格権の侵害になるそうです。
許諾申請をしたとしても、許可はいつ降りるのか、許可が下りない場合もあります。
また、ペープサートやパネルシアターを作ったら、いろいろなところで上演したいと思うものですが、「一度限り」「一年以内」などの条件がついて許可になる場合もあります。
私が気になったのは、ボランティアでこのような読み聞かせをしている団体と、絵本作画家さんとの、絵本は一体誰のためにある?の
とらえ方の違い=温度差です。
読み聞かせをしている団体のほとんどはボランティアで、
子どもたちに絵本の世界を広げてあげたいと手弁当で活動をしています。絵本作家・画家の方も、きっとその思いは一緒であろうと思っています。
ところがお話を聞いてみると、絵本画家の方によっては、絵本はあくまで「自分の作品」であり、それに手を加えられるのはもってのほかだ・・・・・・と拒否反応を見せる方も多くいらっしゃるのです。
たぶん、ここに違いがあるんだろう、と。
私たちは、
絵本は子どもたちのためにあるものだと思い、広めることを絵本作家・画家の方は喜んで下さっていると思う。
絵本画家さんにとって、絵本はまず
「自分の作品」であり、本を買って読んでくれるならうれしい。でも、ペープサートやパネルシアターにされたらかえって迷惑だ、と。(絵本の)大きさが違うだけで「それは私の作品ではない」と思うそうです。
ボランティアの人たちは作品を使ってあげるのだから「無償は当たり前」という態度を取るが、それも気に入らない、本来は使用料を払うべきなのよ、と言われました。
ボランティアの立場から言うと、本当にお金がないので困ってしまいます。
そしてやっぱり、少しくらい引き伸ばしても、形態を変えても、絵本を広めてくれる方がいいから「どうぞどうぞ」と言ってくれる作家・画家の方の絵本を使いたいと思ってしまいます。
これからは、ボランティアで取り組んでいるとしても、「タダで使用は当たり前」といった態度を改め、謙虚に、作家・画家の方に敬意を表して使用許可を取っていくことになるのでしょう。
著作権については、確かにそのとおりなんでしょうけど、
そこまでがんじがらめにしてどうする!?
本来の目的を縛ってしまっているのでは!?
などなど、疑問に思う点がいっぱいです。
今回は、絵本画家の方を知っていたので直接お願い申し上げ、1年限りの期限付きで許諾申請を行いました。がんばってペープサートを仕上げます。
絵本の著作権についてはこちらの記事も参考にどうぞ
絵本の「読み聞かせ会」にも許諾が必要(読売新聞)
「読み聞かせ」と著作権
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