中国のMTVを見ていたら
新垣結衣のPVが流れていた。
そのちょっと前にはニルバーナが流れ、
そのちょっと後にはレニー・クラヴィッツ。
中国の若者にとっては、
いけてる外国とは日本とアメリカなんだろう。
それにしても、世界的なロックの大御所と
日本のジャリタレを並べないでよ。恥ずかしいから。
泊まっているホテルがすっかり正月の装いで福々しい。
クリスマスの飾りを売っていた店は、
こぞって正月の飾りを売っている。
見るからにめでたい文句が書いてあって、
めでたい色、赤一色である。
昼、水餃子食べに外に出たら胡弓の音がした。
盲人が歩きながら胡弓を弾いていた。
これも物乞いである。
スペインではクリスマス前になると
クリスマスソングを歌う物乞いが増える。
そんな感じで、中国では正月前になると
胡弓を弾く物乞いが増えるのだろうか。
日本では正月といえば、琴で奏でる「春の海」だが、
中国では胡弓で奏でる典型的な正月の曲があるのだろう。
それはともかく韮の水餃子うまい。
おまけできくらげ餃子も入っていたがそれもうまい。
しばらくは、広州でのお昼は水餃子にしよう。
夜は焼き牡蠣と鍋を食べに行く。
牡蠣は身が大きく、ジューシーで
にんにくのみじん切りがたっぷりのっていてうまい。
鍋は狗を頼んだらなかったので羊鍋にした。
今となっては「羊頭狗肉」は逆なのかもしれない。
羊よりも狗のほうがもしかして高い、あるいは人気があるのかも。
実は、狗の横に猫とも書かれていた。
スペイン留学中、
住んでいたアパートに、アフリカの旧スペイン領
赤道ギニアからの留学生がよく遊びに来ていた。
彼女ホセフィーナが言っていた。
「赤道ギニアでは猫を食べるけれど、すんごいまずい」
アフリカ人がまずいと断言するならばそれはよっぽどである。
だから、さすがに猫鍋は見送ったが、
どんなものだか食べてみるべきだったかもと早くも後悔している。



