伊太利亜


意味としては支離滅裂な漢字の羅列であるが、

いわずとしれた国名である。


ちなみに

当て字外来語では、

猪口令糖なんて、

今年の干支にちなんでいて良い感じである。



さて、その伊太利亜に卒業を記して、行ってみた。

飛行機に乗っての旅であった。
ところが
成田空港に到着した時点で、
3つの稀有な出来事があったので報告させていただく。


1 手持ちカバン自体が破損

行き先は、
スリがいなくもない・・
どころか、注意を要する国である。
ということで
貴重品は、首から提げるなりポシェットに入れるが安し。

ところが
貴重品を入れて提げていたカバンの御口が
いつの間にか、だらしなく開いていた。
常日頃だらしない私は慌ててチャックを閉めたが、
チャックが通過したそばから
再びカバンはだらしなく開いているではないか。
だらしないのは私だけでなくカバンもだった。
・・ではなく、
こんな時にこんな場所でチャックが壊れたのだった。


2 社会の窓が破損

空港のトイレに入る。
個室扉を閉めて最初の手順は、チャックを下げること。
これまで何億回と繰り返してきた、なにげない手順だ。
下げた。

途端

物々しい手ごたえがして、何か飛んでいった。

チャックは下がっていた。
ただし二度と上がることはなかった。
チャック地の、平行に幾重にも並んだ金具の数本分が
便座脇へ墜落していた。

こんな時にこんな場所でチャックが壊れたのだった。

着替え用のパンツ(非下着)は、
その時に身に付けていたものと
もう一着のGパンと部屋着しかなかった。


3 母の飛行機の席がない

普段滅多に壊れることのないチャックを
私が二つも壊していた一方で、
母は航空券がエラーを食らっていた。
こうしたeチケットによるエラーも、

滅多にない


発射!


わけではなく


異なる航空会社の合同便・提携マイレージにおいては

やや稀に、

謙遜せずに申すなら、

しばしば起こらなくもないそうなので

注意されたい。

 


*伊太利亜旅行記は、今後不定期連載の予定(←予定になってない)


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