ここ数日、日本を代表する大企業の巨額赤字発表が相次いでいます。
ホント大変なことになってきたなぁと言う感じです。
あわせてリストラ策なども発表されてはいるものの、
もう内部をどう調整最適化したところで、インカム部分の戦略を
ガラッと変えないとどうしようもないだろうという感じが否めません。
でもそれがだれにも見えないんだろうね。


昔、Zという車を乗っていました。大学の頃です。
僕が大学の頃はすでに旧車(ひとつはほぼ同年齢)になっていましたが
日本が上り調子の頃に作られたとてもかっこよい車でした。
単一車種では世界で一番売れた車で、安くて性能がよくて早くてと
申し分のないまさに MADE IN JAPAN を体現したような車。

130z


思えばその頃(車ができた頃ね)の日本製品は
プロダクトはイノベーション/製造は改良改善最適化、
だから他にない革新的な製品が安く作れた理想の状態。

それがいつのまにか、現状の改善とか費用対効果とか、
競合製品の動向とか理屈が先走りしすぎて、
売れ筋の統計把握とか数字ばかりが先行して
面白くもない類似品に新機能をつけただけの
つまらないものばかりになってしまった。

中小不動産会社をコンサルしていて一番思うのは
最適化は社内の見えない「業務」に対して行うべきで
最終消費者に見える部分関しては「差別化」という
最も大事な部分を阻害する要因でしかないということ。
ひょっとしたら商売において分析などはしてはいけないのかもしれない。
「他とは違う何か」を追求していかなくてはならないのは
現代ではもはや企業規模の大小に限らずどこも同じだと思うけど、
効率化だとか費用対効果だとか、需要予測だとか、リスク予測とか、、
そんなこと考え出したら結果的に周りと同じことしかできなくなってしまう。
考えることはみんな同じだし、同じ経済環境化で生きてるわけだから。
で、結局にたようなつまんないものばかりになってしまうと。
よくありますね、いらない機能ばかりついて似たような製品。
同じようなものばかりになってしまうと結局シェア1位が勝つ理屈になるから
それ以下は全員負け組みになる理屈。

売れる商品って「これは他にない」とか「これはあたらしい」とかだから、
最終的に消費者の心を掴もうと思ったら、
やっぱり「他とは違う何か」を追求していかざるを得ないと思うんだよね。
もうバッサリとよけいな前提条件切り捨てて。
今の延長上にない突然変異だから。

いろいろ大変な世の中ですけど、
これだけモノとサービスに囲まれて、必要に差し迫られた需要もない世界で
それでも人は何かを売って利ざやを得て生きていかなくてはいけないので
世界経済が厳しかろうと中国経済が破綻しようと、
一生懸命知恵をめぐらして生きていかねばなりません。
政治もあてにならんしね。

ことしはスタートからこんなニュースばっかりだけど、
世間の逆風にもまけずがんばってきましょう。



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