おなじみ毎年恒例の「宇宙船イヤーブック」。
本誌「宇宙船」休刊の今、その名は、イヤーブックのみに残っていますが、
今回も、2005-2006年の特撮系テレビ番組、日本・外国映画・ビデオ作品の
データ、キャラクター写真、敵キャラデザイン画、評論と実に盛りだくさんの内容です。
特集としては、東映テレビ版「スパイダーマン」7ページ、追悼伊福部昭氏1ページ。(両方とも白黒ページ)
さすが「宇宙船」、1500円でこの内容は非常に濃い!!
宇宙船 YEAR BOOK 2006
この幅の広さ、バラエティの豊かさが、雑誌「宇宙船」の良さでしたが、
「特撮」がCGの普及によりどんどん活躍の場を増やし作品も増えていった、
そして、通常作品との境界線がなくなった(が如き)いま、
季刊(隔月間)雑誌としての成立がだんだん難しくなっていった一因でもあったと思います。
本イヤーブックも、戦隊もの、仮面ライダー、ウルトラマンなどが中心ではありますが、
カバーする範囲が広いがゆえに見逃されがちな作品についても取り上げられています。
(キングコング、オペラ座の怪人、大河ドラマ「義経」、土曜ワイド劇場、
山田太一氏のドラマ、史上最恐Jホラードラマ、「涙そうそう・・・広島」、などなど)
反面、評論・コメントが数行もしくは、ほとんど無い作品もあり、
その点については、紙数が足らないのが非常に残念です。
「宇宙船のマインド」でもっと語ってほしい!もっと読みたい!!
雑誌の業界では「休刊」は廃刊と同義なのかもしれませんが、
同誌の休刊のことばを信じて、復活を期待します。
同じ気持ちの愛読者は多いと思います。
雑誌としての復活が無いのであれば、せめて来年のイヤーブックは、
値段が上がってもページ数を倍以上にしてほしい。
固定読者は値段に関係なく必ずいます。
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